プラーカ新潟
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プラーカ新潟（プラーカにいがた）は、新潟県新潟市中央区にあるビル。
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[編集] 概要
JR新潟駅周辺は、1982年11月の上越新幹線開通を機に中心部の再開発を行う事が検討されていた。
特にこれまで駅のエントランスがなく、すぐ傍に気動車の基地があり、ほとんどが住宅地として使われていた「駅裏」側は未開発のまま。新幹線開通前の5月に南口が新たに開設されたが、都市基盤の整備の遅れが課題となっていた。そこで新潟市は第三セクターを設立し、再開発を目的とした商業ビル群を建設する事を決定した。
新幹線開業には間に合わなかったものの、3棟は1985年に同時オープン。愛称は「プラーカ新潟」と名付けられた。ギリシャ語で「広場」を表すPlakaに由来する。
第三セクターなどが策定した計画には当初、プラーカ3西側にももう1棟ビルを建設し、西友を誘致する事も盛り込まれていた。
プラーカは当初は順調な滑り出しを見せたものの、周辺の商業地区から若干遠く回遊性が乏しかった事、専門店のみでキーテナントが存在しなかった事などが仇となり、徐々に業績が悪化。セゾングループ（当時）の業績不振から、1991年に西友の出店計画が取り止めとなったことや、南口側には長らく気動車の基地が残ったため駅舎から遠いという周辺施設の構造上の問題も響いた。その後市内には古町・西堀十字路角のNEXT21内にラフォーレ原宿が進出（1994年）、万代シテイにもビルボードプレイスがオープン（1996年）するなど、プラーカと同様の専門店主体の商業施設が次々とオープンした事でプラーカの存在意義は希薄となり、来館者数の減少から徐々にテナントも減少。結局市などは慢性的な赤字経営から抜け出せないことを理由に、商業フロアの閉鎖を決断。2004年2月28日を以って3棟のうち三セクが保有していたプラーカ1・2の2棟の店舗部分が営業を終了。1のワシントンホテル入居部分を除いて閉鎖され、2棟とも民間に売却された。現在は、低層部は大型書店や100円ショップなどの商業施設、高層部は企業のオフィス等として利用されている。
[編集] 施設概要
- プラーカ1
- プラーカ2
- プラーカ3
[編集] 予定・構想
- 医院などが進出構想あり。
[編集] 所在地
新潟県新潟市中央区笹口・天神地内
- プラーカ1：笹口1-1
- プラーカ2：笹口1-2
- プラーカ3：天神1-1
