ファーギー
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Fergie ファーギー |
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基本情報 | |
出生名 | Stacy Ann Ferguson |
出生日 | 1975年3月27日(33歳) |
出身地 | アメリカ合衆国・カリフォルニア州 |
ジャンル | ポップ、R&B、ヒップホップ |
職業 | 歌手、シンガーソングライター、ダンサー、俳優 |
レーベル | A&M、インタースコープ、will.i.am ミュージック・グループ |
共同作業者 | ウィル・アイ・アム、ブラック・アイド・ピーズ |
公式サイト | www.fergie.com |
ファーギー(Fergie、本名:ステイシー・アン・ファーガソン、Stacy Ann Ferguson、1975年3月27日 - )は、アメリカの歌手、元子役。人気ヒップホップグループのブラック・アイド・ピーズ(以下BEP)の紅一点として、またおしゃれセレブとして注目を集めている。恋人は俳優のジョシュ・デュアメル(Josh Duhamel)。
目次 |
[編集] 人物
[編集] プロフィール
- 誕生日:1975年3月27日
- 星座:おひつじ座
- 出身:アメリカ、カリフォルニア州アシエンダ・ハイツ(Hacienda Heights, California)
- 身長:162.5cm
- 瞳の色:薄いグリーン
- エスニシティ:メキシカン/アイリッシュ/スコティッシュ
[編集] 好きなもの
[編集] 家族構成
父パット(Pat)、母テリー(Terri)、妹ダナ(Dana)
パットはファーギーのソロ・アルバム『プリンセス・ファーギー(The Dutchess)』からの3rdシングルの“グラマラス feat.リュダクリス(Ludacris)”のミュージック・ビデオに出演したり、テリーがファーギーに対して電話でインタビューするラジオ番組にドッキリで出演したりしている。また、ファーギー自身は「学校の成績が良くないと両親からサポートしてもらえなかったから、高校時代の私の成績はオールAよ」、「ママは私の歌声は何もしなくてもすごくいいと思っていたから、私が歌のレッスンをして私の歌い方がダメなものになってしまわないように、私にはダンスのレッスンだけをさせたの」と両親のことを語っている。
[編集] 経歴
[編集] 幼年・子役時代
1975年3月27日、アメリカのカリフォルニア州アシエンダ・ハイツに生まれる。
1983年から1986年にかけて、アニメ『スヌーピー(The Charlie Brown and Snoopy Show)』のサリー・ブラウン役を2年、ルーシー役を1年務める。
1984年から1989年まで子供番組『キッズ・インコーポレイティッド(Kids Incorporated)』にレギュラー出演。
[編集] ワイルド・オーキッド時代
1995年に子供の頃からの友人であるステファニー・ライドルとレニー・サンドストームと共にポップ、R&B系グループワイルド・オーキッド(Wild Orchid)を結成。
1998年頃、ロサンゼルスでブラック・アイド・ピーズのライブを見てファンになる。また、この頃に人気ポップ・グループイン・シンク('N Sync)のリードヴォーカルを務めていたジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)と付き合っていた。当時ファーギーは23歳、ジャスティンは16歳で、二人ともヒップホップが好きで「BEPってクールだよね」とよく話し合っていたという。
1999年頃にはワイルド・オーキッドのメンバーと『グレイト・プリテンターズ(The Great Pretenders)』というテレビ番組にレギュラー出演を果たしている。
子役として幼い頃から仕事をしていたため、常に自分の気持ちを抑えるようにしていたファーギーはこの頃からエクスタシーをやり始め、その後メタンフェタミン(覚醒剤)に手を出し、中毒になってしまう。体重は41kgにまで減少し、友達には拒食症だと嘘をつき、そのことを隠していたという。このため子役時代に稼いだお金をすべて使い果たし、実家に帰っている。
その後、催眠療法やセラピーによってかの薬物を克服してままならないときにワイルド・オーキッドのメンバーに自分の今までやっていたことを告白し、3rdアルバムの先行シングルには参加することを約束した上で活動停止状態だったワイルド・オーキッドから正式に脱退する。(しかし、先行シングルリリース後、3rdアルバムは発売中止になってしまい、ファーギーはショックを受ける。)
[編集] BEP時代・現在
気持ちを新たにしたファーギーは、無一文となってしまったため仕事を探し、コンサートやクラブでバック・シンガーやダンサーの仕事をし始めた。そうした中で、以前から大ファンであったBEPがパフォーマンスする会場と仕事先が重なり、パフォーマンスを終えたウィル・アイ・アム(will.i.am)に思い切って自分の連絡先を書いたメモを渡したのだという。当時ファーギーはBEPといつか一緒に仕事をしたいと思っていて、自分のソロアルバムを出すという夢があり、それに参加してもらいたいと思っていたそうだ。
こうしてファーギーはBEPと交流し始め、友達になる。3rdアルバム制作中のウィルが“シャット・アップ(Shut Up)”のフィーチャリング・アーティストを探しているときに友人から「ステイシーを使えば?」と薦められ、最初はファーギーの歌唱力を疑っていたものの、いざレコーディングを始めるとすぐに曲は完成したらしい。その上、幾つかの曲でもバック・ヴォーカルを努めたことで、「ツアーをするのに女性バック・ヴォーカルも必要になるから一緒に来てくれないか」と誘われ、さらに話が発展して周囲の人々からメンバーとして加わるよう勧められる。
2003年より正式にBEPに加わり、グループ名がBlack Eyed PeasからThe Black Eyed Peasになる。BEPの3rdアルバム『エレファンク(Elephunk)』発売。“ホウェア・イズ・ザ・ラヴ?(Where Is The Love?)”、“シャット・アップ(Shut Up)”、“ヘイ・ママ(Hey Mama)”、“レッツ・ゲット・イット・スターティッド(Let's Get It Started)”などのヒット曲が生まれ、一気にブレイクする。
2005年、4thアルバム『モンキー・ビジネス(Monkey Business)』発売。“ドント・ファンク・ウィズ・マイ・ハート(Don't Phunk With My Heart)”や“ドント・ライ(Don't Lie)”、“マイ・ハンプス(My Humps)”など、ファーギーをフィーチャーした曲がのきなみヒットする。
2006年9月13日(本国アメリカでの発売日は19日)、7歳の頃からの夢であった1stソロアルバム『プリンセス・ファーギー:The Dutchess』発売。
2007年2月、アメリカのファッション・ブランドのキャンディーズ(Candie's)の2007年スプリング・キャンペーン・ガールに抜擢され、“グラマラス”がイメージ・ソングとなる。
2007年3月、『プリンセス・ファーギー:The Dutchess~デラックス・エディション(DVD付)』発売。
2007年11月7日、『プリンセス・ファーギー:The Dutchess+3~決定盤~』発売。
2007年12月に恋人のジョシュと婚約。
[編集] 雑記
BEPはファーギーの加入を機にブレイクしたという見解が一般的によく見られるが、少なくともファーギーはそのようには考えてはおらず、むしろBEPに救われたのはファーギー自身であり、2006年9月21日にニューヨークで行われたソロアルバム・リリース記念パーティーでは、メンバーのウィルに「私を信じてくれてありがとう。郊外に住んでるただの女の子から何かを見つけてくれて、理解してくれて本当にありがとう。」と感謝の気持ちを述べている。
ファーギーのファッションスタイルは自身でも語っているようにチョラの影響を強く受けている。チョラとは人種の区別において混血の人を指す言葉であるが、そのステレオタイプに「チノパンツをはき、ノースリーブのシャツを着て、しばしば入れ墨をしている」人を言う。この服装はファーギーの1stソロシングル“ロンドン・ブリッジ(London Bridge)”で見ることができる。またさらにファーギーが2005年頃よくしていた長い三つ編みはチョリータの伝統的な髪型であり、この影響を受けてのものと思われる。他にはアディダスのジャージを好んで着用し、ベルトのバックルやボトムスのバックポケットのステッチにFergieの頭文字の「F」を入れたりすることも有名。
ピアス・ホールが全身で15個ある。両耳に7個ずつと右眉に1個あいている。この眉ピアスはドラッグを克服するという決意を込めてあけられたもので、それ以外のピアスもすべて何かを達成した記念にあけたもの。
自分の体で一番好きなところは絶対に太らない脚で、一番嫌いなところはすぐに太るお腹。美脚セレブNo.1に選ばれたことがあるほどの美脚の持ち主。
ファーギーの髪は乾燥しやすく、髪をアップにしてまとめるときなどは食用のオリーブ油を塗っている。
グループの紅一点という存在であるという共通点があることからノー・ダウト(No doubt)の女性ヴォーカリストグウェン・ステファニー(Gwen Stefani)とよく比較されるが、このことについてはお互いに「素敵な女性と比較されて光栄だ」と言っている。
ファーギーにとってノートは必需品。何か思ったことを書き留めたり、スケジュールや詩、絵などを書くことが大好き。
ミュージカル映画「アニー(Annie)」が好きで、小さい頃から“トゥモロー(Tomorrow)”をよく歌っている。人生で初めて買ったアルバムは「アニー」のサントラ。
歌手アラニス・モリセットがBEPの大ヒット曲“マイ・ハンプス”のパロディビデオを作り、インターネット上で話題になったときに、ギャグにされたファーギーは、アラニスに「アラニス、あなたは天才よ。ファーギー」というメッセージとともにお尻の形をしたケーキを贈った。※“マイ・ハンプス”の中では「ハンプ=お尻」の意。
[編集] ディスコグラフィ
[編集] ソロアルバム
- プリンセス・ファーギー - The Dutchess(2006年) --- ビルボードチャート:最高位2位
[編集] ソロシングル
- ロンドン・ブリッジ - London Bridge --- ビルボードチャート:1位獲得(3週連続)
- ファーガリシャス feat.ウィル・アイ・アム - Fergalicious feat. will.i.am --- ビルボードチャート:最高位2位
- グラマラス feat.リュダクリス - Glamorous feat. Ludacris --- ビルボードチャート:1位獲得(2週連続)
- ビッグ・ガールズ・ドント・クライ - Big Girls Don't Cry --- ビルボードチャート:1位獲得(1週)
- クラムジー - Clumsy --- ビルボードチャート:最高位5位
[編集] ブラック・アイド・ピーズ
- エレファンク - Elephunk (2003年)
- モンキー・ビジネス - Monkey Business (2005年)
[編集] コラボレーション
- 倖田來未 feat. ファーギー / moon (2008年)
[編集] 映画
- ポセイドン - POSEIDON(2006年)
- 歌手のグロリア役
- グラインドハウス - Grindhouse(2007年)
- レズビアンのタミー役
[編集] 日本公演
- 2007年 - 3 Great American Voices
- 出演:ファーギー / キャロル・キング / メアリー・J・ブライジ
- 11月5日,6日 大阪城ホール、10日 さいたまスーパーアリーナ、12日,13日 日本武道館
- 出演: ファーギー / Nelly など
- 05月31日 さいたまスーパーアリーナ
[編集] 日本のテレビ出演
- SMAP×SMAP - 2006年7月17日放送
- “ロンドン・ブリッジ”(ファーギー)、“パンプ・イット(Pump It)”(BEP)を披露
- ミュージック・ステーション - 2006年10月27日放送
- “ロンドン・ブリッジ”を披露
- めざましテレビの広人苑番外編 - 2006年10月30日放送
- 笑っていいとも!のピッタリ21 - 2006年10月30日放送
- 魁!音楽番付 - 2006年11月16日放送
- 英語でしゃべらナイト - 2006年12月8日放送
- カラオケで“ロンドン・ブリッジ”を一部披露
[編集] 外部リンク
- FERGIE / ファーギー(UNIVERSAL INTERNATIONAL) (日本公式サイト)