バーノン・ロー
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バーノン・ロー（Vernon Sanders Law , 1930年3月12日 - ）はアメリカ・メジャーリーグで活躍した投手。右投右打。 アメリカ合衆国アイダホ州メリディアン出身。敬虔なモルモン教信者で、ニックネームは「Deacon」。 1989年に一年だけ中日に在籍したバンスロー内野手は息子。
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[編集] 人物・来歴
1950年から1967年まで、16シーズン（1952年、1953年はメジャーでの登板なし）にわたってピッツバーグ・パイレーツ一筋にプレイして、うち9シーズンは2ケタ勝利をあげ、通算成績は162勝147敗、防御率3.77。
1960年には35試合の登板で20勝9敗、防御率3.08、リーグ最多の18完投を記録するなど活躍し、キャリア唯一のオールスター出場を果たし、サイ・ヤング賞を受賞した。 また、この年チームのワールドシリーズ優勝に貢献。 ニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズでは第1戦・第4戦、第7戦に先発し、第1戦と第4戦では勝利投手になっている。 第7戦は4-0とリードをもらいながら、4-5と逆転されて降板。 試合はシーソーゲームとなったが9回裏にビル・マゼロスキーのサヨナラ本塁打でパイレーツがヤンキースを破った。
1965年には17勝をあげてカムバック賞を受賞している。1967年限りで現役を引退。
引退後、1979年に西武ライオンズの一軍投手コーチを務め、現在はユタ州プロボに住み、地元高校の投手コーチを務める。
息子バンス・ロー（日本での登録名は「バンスロー」）は先述の中日でもプレイしたが、メジャーでも1980年から1991年にシカゴ・ホワイトソックス等で内野ならどこでも守るユーティリティー・プレイヤーとして活躍。
[編集] 受賞歴・記録
[編集] 通算成績
登板試合483（うち先発364）162勝147敗敗13セーブ 防御率3.77 完投119 完封28 投球回数2,672 与四球597 奪三振1,092
[編集] 脚注
[編集] 外部リンク
- 選手の通算成績と情報 Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube
| 獲得タイトル・記録 | |||||||||
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| 16 ジーン・ベイカー / 6 スモーキー・バージェス / 48 トム・チェイニー / 23 ジョー・クリストファー / 20 ジーノ・シモリ / 21 ロベルト・クレメンテ / 26 ロイ・フェイス / 19 ボブ・フレンド / 22 ジョー・ギッボン / 35 フレッド・グリーン / 24 ディック・グロート / 31 ハーヴェイ・ハデックス / 12 ドン・ホーク / 29 クレム・ラビーン / 32 ヴァーノン・ロウ / 9 ビル・マゼロスキー / 30 ウィルマー・ミゼル / 14 ロッキー・ネルソン / 2 ボブ・オルディス / 11 ダッキー・スコフィールド / 4 ボブ・スキナー / 5 ハル・スミス / 7 ディック・スチュアート / 18 ビル・ヴァードン / 39 ジョージ・ウィット 監督 ダニー・マートー |
