バハムートラグーン
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ジャンル | シミュレーションRPG |
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対応機種 | スーパーファミコン |
開発元 | スクウェア |
発売元 | スクウェア |
人数 | 1人用 |
メディア | カセット1本 |
発売日 | 1996年2月9日 |
価格 | 11,970円 |
売上本数 | 53万 |
バハムートラグーンは、1996年2月9日にスクウェア(現・スクウェア・エニックス)から発売されたスーパーファミコン(SFC)用のコンピューターゲーム。ジャンルはシミュレーションRPG。販売本数約53万本。通称バハラグ。
空に浮かぶ世界を舞台とし、戦竜隊の隊長であり、ドラゴンを巧みに操る騎士ビュウが仲間とともに「神竜の伝説」の謎に巻き込まれながらも、グランベロス帝国と戦っていく物語。
ドラゴンに餌をあげて成長させていくユニークなシステムが売りである。
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目次 |
[編集] シナリオの特徴
本作のストーリーはドラマチックであり、物語全体に一貫して流れるテーマの中で、キャラクターの個性、キャラクター同士の絡みがストーリーの要所毎に描かれている。中でも、ヒロインであるヨヨの言動は、本作のシナリオで特筆できるものである。
ヨヨは主人公ビュウとほぼ恋仲でありながら、敵方に捕われた折、敵の将軍であるパルパレオスと恋に落ちる。そして、かつてビュウと「次に来る時は誓いを交わそう」と約束をした教会で、パルパレオスとの誓いをビュウの目の前で交わす。一方でヨヨは、ラストシーンにて主人公の力を借りる際に「貴方はやっぱり大切な人」という発言もしている。
また物語序盤から中盤にかけて、感傷的で自分勝手な言動をプリーストのゾラに叱咤されるようなシーンもあり、そういった人間的な幼さを持つヒロインは珍しい。
本作のシナリオライターは、後に異色作『レーシングラグーン』も手がけることとなった鳥山求。 途中参加のディレクターとして野島一成も参加している。
[編集] 世界観
[編集] ラグーン
世界はオレルスという名前で、上も下もどこまでも空が続く広大な空間。浮かぶようにしていくつかの島が点在し、これらはラグーンと呼ばれる。ラグーンにはそれぞれ国が存在し、独自の環境や文化が存在・発展している。代表的なラグーンは6つ。
- キャンベル
- 国土のほとんどが森と草原に覆われている緑豊かなラグーン。その余りの美しさから『青い大陸キャンベル』と呼ばれ、序盤で重要なポイントとなる。城を取り囲むようにして森林が繁茂しており、これらは戦闘においても重要なポイントになる。
- カーナとは元来友好関係でキャンベルの王家の血筋にはカーナ王家の血筋が嫁いでいるという歴史がある。しかし、グランベロス帝国の侵攻に対して最後まで戦ったカーナとは裏腹に、キャンベルは早々に無条件降伏をしてしまう。ゾンベルド将軍の支配下にある。
- マハール
- マハールの特徴はその豊富な水源。城の中にまで引かれた水は国土のほぼ全体に及び、このためにマハール宮殿はカビカビ宮殿という別名があるほど。精鋭の騎士団が存在したが帝国軍の前に壊滅。レスタット将軍の手によりグランベロス帝国統治下に置かれており、帝国の各国への中継基地としての役割を担っている。タイチョーはこの国の近衛隊長だった。
- ゴドランド
- 魔法文明が発達したラグーンで、魔法の才能は女性に多く見られることから必然的に女性が政治に深く関わっている国。6歳から18歳までの女性は男子禁制の魔法学院で寄宿舎生活を送るのが慣例になっている。オレルスの全ラグーン位置の関係で上層のマハールとダフィラの影が差し込むため、最も夜が長い国。
- 魔法都市とは言われているが、かつてあった戦争でほとんどのウィザードやプリーストを失ってしまい現在は名ばかりの魔法都市になっている。その魔法政治力の高さからグランベロス帝国にも自治を認められているが、ラディア将軍が常駐し、不穏な動きに目を光らせている。
- ダフィラ
- ラグーン全体を覆うようにして砂漠が広がっているラグーン。燃料の輸出によりにより莫大な富を得ているが、それらは一部の権力者に流れ込み、国内では貧富の差がとても激しい。権力の象徴としてハーレム制度があり、貧困層の女性はハーレムに入って権力者に奉仕して賃金を得て生計を立てると言う風習がある。その時代遅れな制度ゆえ、帝国支配化の時に禁じられていた。しかし、帝国軍撤退と供に復活したものの、一夜のうちに反乱軍の支援を受けた自由革命軍による王制打倒の革命が勃発。国王の亡命と供に革命軍に接収された。
- グランベロス帝国とは近距離同士にあることから最も早く占領されてしまったラグーン。しかし権力者たちは帝国に取り入ってより一層の富を築いている。他のラグーンと異なり特定の将軍が守備・支配のために統治してはいない。
- カーナ
- 神竜バハムートをラグーンの守護竜として崇め、ドラグナーの血を引き継ぐ王家が統治しているラグーン。特別に豊穣なラグーンではないが自活できるだけの産業を持つ。広大な国土に反して人口が少ないのも特徴。
- 戦竜隊という世精鋭部隊があり、ドラゴンを操る騎士たちが国を守っている。それゆえ、長い間グランベロス帝国に抵抗し続けてこられた。陥落後はペルソナ将軍の支配下にある。
- グランベロス
- 国土的にはカーナと似ているが、土地が痩せきったラグーン。そのため古くから軍需産業に力を入れてきた。特に傭兵産業が発達しており、嘗ては各国に貸し出し戦場で同じ国民同士が殺しあう事もあった。サウザー皇帝は傭兵出身ながら絶大なカリスマでグランベロス帝国を築き上げて各国に侵攻、オレルス全土を掌握しようと画策している。
- アルタイル
- オレルスとは異なる異世界に存在するラグーン。神竜の伝説発祥の地でもあり、未だ誰も人間は足を踏み入れた場所ではない。どうすれば行けるのか、何があるのかも全く分かっていない。
[編集] 神竜の伝説
その力を手にすることは世界を支配すること同然と言われるほどの巨大な力を持った神竜たち。各地のラグーンに存在する神殿に彼らは眠っているが、神竜と心を通わせることができるのはカーナ王家の血筋であるドラグナーのみ。バハムートを始め各神竜との邂逅を続けていくうちに物語は進み、その真実が明らかにされる。
[編集] グランベロス帝国の侵略
現在はグランベロスと名乗っているが、その昔はベロスという辺境の貧しい国だったそのラグーンにサウザーという人物が誕生しオレルスの歴史は大きく様変わりする。他のラグーンへの侵攻と戦争を繰り返しほとんど全てのラグーンを手に入れたグランベロス帝国は最後に残ったカーナに攻撃を繰り返していたが長い間カーナはそれに持ちこたえていた。ところがそれも崩され、カーナ国王の死をもってサウザーはオレルス全てを手に入れた男となる。
[編集] 新たなる時代の扉
物語の中で神竜の伝説と並んでキーとなる言葉。それが何の扉を現しているのかは謎に包まれている。
[編集] CHAPTER
ゲーム全体のシナリオが28のチャプターで分割されており、各チャプターにはサブタイトルが付与されている。
- Prologue カーナ城陥落
- Chapter1 始動
- Chapter2 おれたちの夢見た伝説
- Chaprer3 あおい大陸キャンベル
- Chaprer4 くやしさでいっぱい
- Chaprer5 皇帝サウザー
- Chaprer6 夢では…ないのね…
- Chaprer7 神竜の伝説
- Chaprer8 ドラゴン空中戦
- Chaprer9 奇跡の大陸マハール
- Chaprer10 レインボゥブリッジ
- Chaprer11 神竜リヴァイアサン
- Chaprer12 スパイ大作戦
- Chaprer13 魔法都市ゴドランド
- Chaprer14 鳥の竜めざめるとき…
- Chaprer15 熱砂決戦
- Chaprer16 神竜ユルムンガルド
- Chaprer17 新たなる時代の扉
- Chaprer18 約束の地
- Chaprer19 さらばマテライト
- Chaprer20 悲しみの空
- Chaprer21 神竜バハムート
- Chaprer22 最終決戦
- Chaprer23 滅亡
- Chaprer24 故郷へ
- Chaprer25 永遠の旅人
- Chaprer26 神竜王アレキサンダー
- Final 明日のみえぬぼくたち
[編集] よりみちマップ
メニュー画面から「よりみち」を選択することで、ゲーム内のストーリー状況に関係なく特別なマップでお金やアイテムを稼ぐことがChapter6から可能となる(ただし戦闘に参加できないキャラが居る場合はそのまま反映される)。全4マップ。
- Bonus1 グランベロス砦 - 「Chapter6 夢では…ないのね…」から。グランベロス帝国軍が主体。
- Bonus2 やさしいダンジョン - 「Chapter6 夢では…ないのね…」から。モンスターが主体。
- Bonus3 むずかしいダンジョン - 「Chapter20 悲しみの空~」から。モンスターが主体。強敵キングオブペインが居る。
- Bonus4 緊急事態発生 - 「Chapter24 故郷へ」から。ファーレンハイトへモンスターが襲来する。
[編集] 登場キャラクター
[編集] 反乱軍(オレルス救世軍)
[編集] クロスナイト
双剣を振るい、近距離のみならず遠距離への攻撃をも行う騎士。技は「必殺剣」。バトルにおいては全体攻撃で、攻撃力も高い。
- ビュウ
- 物語の主人公。元カーナ戦竜隊の隊長で王女ヨヨとは幼なじみ。そのため反乱軍においても中心的な人物となり、グランベロスからの各国の解放、後にはオレルス全体の危機に救世軍を率いて立ち向かう事になる。
- ドラゴンに好かれるという稀有な才能がある。戦竜隊隊長という事で、ドラゴンの世話を全般に請け負っている。仲間からの信頼も厚く、頭が固いことで有名なマテライトも、ビュウが行う作戦の立案・準備から戦闘の指揮まで全面的に信用し、彼に任せている(マテライト曰く「ビュウに任せておけば安心じゃ」)。センダックからは艦長代理に任命され、艦運用まで任されており、雑用もこなす。
- 彼のみ女部屋への入室が認められており、女性たちとも親しい事からドンファンにライバル視されている。一連の戦いが終わった後、神竜バハムートと共にオレルスの空を守る存在になった。
- パルパレオス
- もう一人のクロスナイト。詳細は後述。
[編集] ワーロック(ドラグナー)
神竜と心を通わせ、彼らを心に宿らせる事で、彼らを召喚し使役する力を持つ魔道士。カーナ王国の王族にのみ伝わる力とされる。「白黒魔」、「召喚」を使用出来る。
- ヨヨ
- カーナ王国王女。ビュウとは幼なじみで淡い恋心を抱き合っていた仲だった。グランベロス帝国によりカーナが滅んだ際、神竜の力を求めるサウザーによって連れ去られ、以降数年の間グランベロスにて過ごす。
- 元々はおとなしく世間知らずで、夢見がちなところのある少女だったが、グランベロスでの暮らしやパルパレオスとの交流を経て、反乱軍に合流した際は高い見識と落ち着きを持つ一人の女性となっていた。敵国の将軍であるパルパレオスへの想いや、カーナ王国唯一の王族としての責任、神竜を心に宿す事で生じる苦痛などに苦しみながらも、反乱軍の盟主として神竜を巡る戦いに立ち向かっていく。神竜を全て集めた時点で、彼女のみドラグナーにジョブが変わり、グラフィックもやや大人びた感じになる。
- センダック
- 元カーナ王国の導師でヨヨの教育係。豊富な知識と高い魔力を持ち、反乱軍の拠点「カーナ旗艦・ファーレンハイト」の艦長も務める老人。しかし、臆病で内向的な性格のためにおどおどした言動が多く、ほとんどの判断をビュウに任せてしまっており、更に、そのビュウに対して恋愛に近い感情を抱いている。
- 自分が神竜を召喚できるのはヨヨ王女のそばに居るためで自分の力ではないと言っているが、神竜の気配を感じ取るなど、彼自身にも相当な力があることを示唆する場面もある。
[編集] パレスアーマー
重装甲に身を固め、巨大な斧を振るう装甲騎士。雷の力を宿した技を使い、その威力は地形すら変えうるといわれる。技は「破壊」。
- マテライト
- 元カーナの重装兵団団長。星座はおとめ座、血液型はO型。老齢だが、その力はいまだ衰えを見せない。
- 若い時からカーナ王家に仕えてきた古株で、その忠誠心は群を抜いており、グランベロスの打倒とカーナの復興を誰よりも望んでいる。自称反乱軍のNo.1。反面、頑固で融通が利かず、ビュウたち若者を軽く扱い、立場の違いを傘に着て強引に反論を封じ込めるなど、傲慢なところがある。だが、本人も自分は口うるさい古い人間だと自覚し、気にしているなど、決して悪い人間ではなく、ビュウたちに冷たく当たるのも、彼らの成長を促そうとする気持ちの表れであり、将来引退する自分に変わって国を支えてくれる騎士になってくれればと考えているからと語る場面がある。
- 特にビュウには一目置いており、戦闘の準備や作戦の指揮などほとんどをビュウに任せており、彼もそれに従う。センダックの仮病を見抜くなど、かなりの洞察力がある。明らかに自分達より強い相手と戦う時、テンションが上がり明るく振舞う。
- ヨヨの事を誰よりも大事に思っており、他の者を締め出して二人で会話をしたがる場面もある。パルパレオスが反乱軍に参加してからはヨヨに構ってもらえず、よくビュウやタイチョーに愚痴っている。
[編集] ナイト
剣をふるい敵をなぎ倒す戦闘職。若干軽装なぶんヘビーアーマーに比べて防御力は劣るが、一撃の破壊力に関しては彼らを上回る高い戦闘力を誇る。技は「○○パルス」で、敵単体への攻撃力は極めて高く、クリティカルヒットが出やすいという特長を持つ。
- ラッシュ
- 元カーナ戦竜隊の一員。剣の腕はたつが、血気盛んで喧嘩っ早い一面があるのが玉に瑕。隊長のビュウを深く信頼している。
- 以前はトゥルース、ビッケバッケとともに浮浪児のような生活を送っていた頃があり、その時は3人のリーダー的存在だった。自分たちの話を聞かず、軽く見るマテライトに反発心を抱いている。
- 商人としての才能があるらしく、引退した「戦場を駆ける商人」によって後継者に任命される。彼もビュウと同じくヨヨに憧れているが、身分の違いを気にしている。
- トゥルース
- 元カーナ戦竜隊の一員。物腰穏やかで誰にでも丁寧に接する。性格は思慮深く理知的で、数の不利をひっくり返す奇策を提案するなど、戦略家の片鱗を見せる事もある。
- 普段は冷静で、なにかと暴走しがちなラッシュのブレーキ役を務めている。しかし、ひとたび激情するとその剣幕の激しさはラッシュとは比べ物にならない。思いつめがちな性格で「戦場を駆ける商人」との別れ際に「ほどほどに考えるようにして生きたほうがいい」と諭された。
- ビッケバッケ
- 元カーナ戦竜隊の一員。おおらかな性格の持ち主でマイペース。食べる事が大好きでいつも何かを口に運んでいる。
- 物語の途中から、ナイト3人組が穏やかに暮らせる家を買うために、戦いの傍らでキノコを売り始めるようになる。しかし、その理由については、子供の頃からの付き合いであるラッシュ、トゥルースにも話していない。ナイト3人組の中では唯一童貞ではない。戦場を駆ける商人は彼の純粋な性格を「いつまでもそのままでいてほしい」と評している。物語の語り手であるかのような描写もある。最終チャプターのタイトルは彼のセリフからとられている。
[編集] ヘビーアーマー
分厚い鎧をまとい斧を武器に戦う重戦士。高い防御力を誇り、味方の盾としてなくてはならない働きを見せる。技は「○○ブース」。ナイトと並んで攻撃力が高く、時折自動で防御してくれる。
- タイチョー
- 元マハール王国近衛騎士団隊長。「~でアリマス!」という気合の入った口調が特徴。オレルスでも有数の大国マハールの騎士団長を務めていたが、グランベロスの侵攻で祖国が滅んだ後、反乱軍に身を投じて戦う道を選ぶ。マテライト曰く反乱軍のNo.2だったが、後にNo.3に降格させされる。
- 思いやりがあり生真面目な騎士の鑑のような人間だが、グンソー曰く、以前のタイチョーは威厳のある態度と勇敢さで皆から慕われていたのだが、祖国と愛妻を守り切れなかったショックから抜け殻のようになってしまい、その為、今では昔の面影は無く、物腰の柔らかな人物に変わってしまった。今でもたびたび自分を責め続けており、仇であるレスタットに異常なまでに執着している。戦争終結後はグンソー達の説得によりマハール王となる。
- マテライトに敬意を払い、大抵は彼と行動をともにしている。そのため、八つ当たりを受けたり、お守りをしたり、厄介な仕事を押し付けられたりと、最もマテライトの被害を被ってもいるのだが、タイチョーは彼の真意や不器用な優しさを理解しており、マテライトも様々なことを言いつつ、秘密を打ち明けるほどにタイチョーの事を信頼している。マテライトに「お前はバハムートのしっぽじゃ」と言われた。
- グンソー
- 元マハール騎士団所属のヘビーアーマー。タイチョーの腹心の部下であり、マハール陥落の際、彼を連れて他国に逃れる。その後、彼とともに反乱軍に参加。重い鎧がむれるのか、いつも身体を掻いている。彼に話しかけるとたびたび「グンソーの???」というアイテムを入手出来る。
- バルクレイ
- 元カーナ重装兵団所属の若きヘビーアーマー。マテライトの部下で、反乱軍立ち上げの当初から活動していたと思われる。
- 仲間の一人、ウィザードのアナスタシアとはいつも口げんかをしているが、次第に仲が深まっていき、終盤では結婚の約束にまで至る。アナスタシア曰く、のろのろヘビーアーマーのバルクレイ。反乱軍きっての情報通で、外部情報に詳しい。
[編集] ライトアーマー
細剣を巧みに操る軽装の戦士。攻撃力、防御力はナイトやヘビーアーマーに比べてやや低めだが、高い機動力と、接近戦で使用可能な「○○タワー」で大勢の敵を同時に攻撃する技はそれを補って余りある。
- ミスト
- 元カーナ騎士団所属。落ち着きがあり、大人な女性をイメージさせるが、腹黒いところも。パルパレオスに好意を抱いているかのような描写がある。
- ルキア
- マハール出身のライトアーマー。祖国を復興させる為、早いうちから反乱軍に身を投じて戦っていた。面倒見のいい女性でビュウにアドバイスを送る事も。
- ジャンヌ
- マハール出身でルキアとは昔からの友人。マハールの地方に隠れ、グランベロスへの反撃の機会をうかがっていた。反乱軍がマハールを開放するべく訪れた際に合流する。見た目通りの男勝りで活発な性格。
[編集] ウィザード
様々な種類の攻撃魔法を操る魔法使い。直接戦闘は苦手だが魔法を用いた遠距離戦を得意とし、前線の味方を援護する。
- エカテリーナ
- 物語開始時から反乱軍に所属していたウィザードの少女。アナスタシアとは親友。引っ込み思案で恥かしがり屋な性格で、反乱軍の旗艦ファーレンハイトの操縦士ホーネットに心を寄せるが、なかなかそれを伝える事ができない。反面、心の中ではストーカーまがいの過激な事も考えている。
- アナスタシア
- 親友のエカテリーナと同じく当初から反乱軍に加わっているウィザード。
- 勝気な性格の少女で、ウィザードとヘビーアーマーはどちらが強いか?を皮切りにした口げんかをバルクレイと延々繰り広げることになるが、最終的には恋人同士となる。バルクレイにはチビで小生意気なウィザードと評される。序盤はせっかちなようだったが、後にゆっくり歩きながらとりとめもないことを考えるのが好きになった。
- メロディア
- ゴドランド出身のウィザードで、言動を含めた振る舞い、グラフィックともに他のキャラクターより幼く描かれている。早い段階から反乱軍に加わっていた。反乱軍に参加した理由がドラゴンに乗るためである。プチデビルたちと意気投合して一緒に踊ったりするなど一風変わった女の子。性格は明るく無邪気で、ビュウの事が好きらしい。
- ネルボ
- キャンベルの女王に仕えていた女ウィザード。女王の命により反乱軍に参加する。プリーストのジョイとは親友。地味だがしたたか。
[編集] プリースト
ウィザードとは反対に、傷を癒し毒を打ち消す回復魔法を得意とする魔法使い。直接攻撃力は皆無だが、部隊の生命線とも言える存在であり、味方を強力にサポートする。
- フレデリカ
- 反乱軍に当初から参加しているプリーストの少女。病弱でことあるごとに倒れ、戦闘時以外はいつもベッドで横になっている。常に薬を手放せないが、危険な戦場にも赴くなど詳しい病名は不明。性格はおとなしめ。ビュウに対して好意を含ませた発言が多く、ファンからの人気は高い。
- ディアナ
- 早くから反乱軍に加わっていたプリーストの少女。性格は明るく社交的。噂話が大好きで、ファーレンハイト一の事情通でもある。
- ゾラ
- かつてキャンベル女王に仕えていた女プリースト。肝っ玉母さん然とした風貌と性格の持ち主で、相手がヨヨであろうとも、必要と思えば遠慮なく叱咤する。怒らせたときの剣幕は凄まじく、ヨヨに手を上げたことで逆上したマテライトを黙らせる場面もある。
- ジョイ
- キャンベル女王に仕えているプリーストの女性。キャンベルが開放されたあと、女王の命により、親友ネルボとともに反乱軍へ参加する。地味だがしたたか。
[編集] ランサー
槍を振るっての中距離戦を得意とする槍使い。直接戦闘力は今ひとつだが槍の投擲による集団攻撃は侮れない力を見せる。4人でチームを組ませると思わぬ威力を発揮する。技「ジャベリン」
- フルンゼ
- レーヴェとコンビを組むランサー。常に二人で行動し、そのチームワークは抜群なのだが、レーヴェが、ゾラのむすことコンビを組もうとしたのをきっかけに、溝が出来始める。それ以降、レーヴェに対する陰湿な報復を始める。そのまま歯止めが利かなくなり、徐々にエスカレートしていく。
- レーヴェ
- フルンゼとコンビを組み、物語の最初から反乱軍で戦っているランサー。ゾラのむすことの一件をきっかけにフルンゼとの間に溝が出来、陰湿な報復を受ける。終盤頃には完全に決裂しており、フルンゼと仲良くポーズを決める「ランランランサー!ヤリヤリ!」は中盤-終盤にはほとんど見られない。
- ゾラのむすこ
- その名の通りのゾラの息子で本名はオレルス。キャンベル戦竜隊隊長。肩書きはビュウと同格だが隊員は彼だけで、駐留していた帝国軍にも自分のドラゴン(ムニムニ)無視されている。趣味は掃除。少し能天気である。
- ドンファン
- 反乱軍随一の女好き。艦内はもとより、停泊した街、果てはスパイとして潜入した帝国においても女の子を口説いてまわり、100人斬りを達成する。三枚目キャラに見えて、実は本人の気付いてないところでモテる。反乱軍の女性と親しいビュウを勝手にライバル視している。
- 後にその女好きが災いし、ネルボとジョイによって女部屋のバーカウンターに監禁され、オモチャとして弄ばれる屈辱を味わう。
[編集] アサシン
闇に潜み仕事をこなす仕事人。「忍術」と呼ばれる独特の技を使いこなし、遠距離戦から近距離戦までオールマイティーにこなしてみせる。
- サジン
- ダフィラで王制打倒を目指す、自由革命軍に所属する忍。革命成功後、ビュウに依頼されて傭兵(選択肢によっては賞金稼ぎ)という形で反乱軍に参加。暗くて静かなところが好きな根っからのアサシンで、いつも物陰に隠れている。
- ゼロシン
- サジンと同じく自由革命軍所属の忍。ビュウに依頼され反乱軍に参加。母親に手紙を書いている。友達を欲しがっているが、人の中に入る事が苦手で、いつも一人の寂しがりや。
[編集] プチデビル
いたずら好きな「小さい死神」。おどることで様々な特殊現象を発現させることができる。人間の言葉は理解できるようだが、人間の言葉を話せる者と話せない者がいる。
- マニョ
- 1章からすでに反乱軍に参加しているが、その経緯は不明。
- モニョ
- モニョと同じく、1章からすでに反乱軍に参加している。雷が苦手らしい。
- ムニョ
- ゴドランドで反乱軍に加わる。
- ワガハイ
- ゴドランドで反乱軍に加わる。ゲームに登場するプチデビルの中では唯一人間の言葉を話すことができる。
[編集] グランベロス帝国軍
- サウザー
- グランベロス帝国初代皇帝。もとは辺境の小国ベロスの傭兵隊の一隊長だったが、ベロスの王権を奪い、わずか1代でグランベロス帝国を築きあげた稀代の天才戦略家。凄まじいカリスマを持ち、剣術も天才的な腕前を持つ最強の皇帝。
- オレルスを征服するも、「空を手に入れた。だが、完全ではない」とし、神竜伝説に挑み、魔物と取引してヒューベリオンの心を覗くことに成功するが、心がヒューベリオンの怒りを受け入れきれずに倒れ、徐々に衰弱していく。
- その後、ヨヨの体にヒューベリオンを封印する時、自分の肉体を依り代として使った事が致命傷となり、ドラグナーであるヨヨにオレルスの未来を託した後、親友パルパレオスに「泣くな」という命令を遺して息絶えた。遺言によって、遺体は空へと葬られた。
- その人物像と強さ、パルパレオスとの友情などから、ファンからも人気のある人物。イベント戦闘では無敵の強さを見せつける。
- パルパレオス
- グランベロス帝国の将軍。本名サスァ・パルパレオス。皇帝の身辺警護を任とする親衛隊隊長で腕利きのクロスナイトであり、卓越した戦略眼を持つ将軍でもある。
- 皇帝の右腕と目され、サウザーが最も頼りにしている人物。サウザーとは幼なじみであり、傭兵時代から彼の副官として活躍していた。ヨヨ軟禁時は彼女の世話係をしており、会話を交わすうちに恋仲になった。朴訥な性格で無趣味(本人も気にしている節がある)ゆえ、ヨヨと話す時も話題がなく、戦術論を語っていた。
- 後にサウザーの命令で、グランベロス帝国を後にし反乱軍に参加する。戦争終結後にグランベロスへ帰還するが、敗戦の責任を問う暴徒の凶刃に抵抗せず、自ら刃を受ける。人の心の機微に疎いところがあり、ファーレンハイトでは不用意な言動を繰り返し方々に軋轢を生んでいた。
- グドルフ
- グランベロス帝国の将軍。高い魔力と政治能力を持つが大の野心家。本土防衛隊を率いている。
- 旧ベロス時代から権力の座におり、サウザーやパルパレオスのことを成り上がり者と心の中で見下している。隙あらばサウザーを追い落とそうと考えており、多くの将軍を抱え込んで最大派閥グドルフ派を形成している。笑い方は「グフフフ…」。
- サウザー亡き後、その死因を偽ってグランベロス帝国の皇帝に即位する。グランベロス城に篭城するが戦死。
- アーバイン
- グランベロス帝国の将軍で、パルパレオスに匹敵する剣の使い手。権力争いには関心がなく、ただ己の責務を果たす事と腕を磨く事以外には興味がない。
- 小説版ではどちらかと言うとサウザー派で、グドルフの監視をサウザーから命じられていた。聖剣エクスカリバーを所持し、毎日剣の稽古に明け暮れている。バーバレラ将軍と噂がある。グランベロス城下の戦いで戦死。
- バーバレラ
- グランベロス帝国の将軍。鞭を巧みに操る女傑で、アーバインと同じくサウザーとグドルフの権力争いには興味がない。たくましい男が好みで、アーバイン将軍と噂がある。趣味は鞭打ち。選択肢によってはドンファンに口説かれる。トラファルガーの戦いで戦死。
- レスタット
- グランベロス帝国の将軍。旧ベロス国の重鎮だった男でグドルフとも親交があり、グドルフ派に属している。現在はマハールの提督を任されている。
- マハール攻略の際、タイチョーを逃がす時間稼ぎのために出撃したタイチョーの妻セリーヌを殺害した。笑いながら人殺しが出来る残虐な性格で、笑い方がいやらしく、その笑い声がそのまま攻撃技の名前になっている(「ヒヒヒヒ」=毒攻撃。「ウヒョヒョヒョヒョ」=石化攻撃)。カーナ城包囲作戦で戦死。
- ラディア
- グランベロス帝国の将軍で、グドルフ派。強大な魔力を誇り、アンデッドを生み出す技術を持つことから、幽谷の魔女の異名で恐れられる女魔道士。現在は魔法王国として名高いゴドランドの支配を任されている。ゴドランド攻防戦で戦死。
- ペルソナ
- グランベロス帝国の将軍。槍を振るって戦う。趣味は掃除。当初はカーナ駐留軍司令官だったが、帝国の秘密戦艦の指揮官に就任。反乱軍を急襲するが敗北し、帝国将軍の中で最初に戦死する。
- ゾンベルド
- グランベロス帝国の将軍。グドルフ派。キャンベル駐留軍の指揮官を務める。こん棒を振り回すマッチョな力自慢で、小細工を好まず、力任せに相手を粉砕する戦いが得意。一番多く反乱軍と戦っている。カーナ城包囲作戦で戦死。
[編集] ドラゴン
- サラマンダー
- 炎の力を持つドラゴン。ビュウの愛竜でもある。速度はパルパレオスのドラゴンよりは遅いらしい。かなり利口だが好戦的。最終形態の一つ「フェニックス」は条件を満たすと完全無敵である。
- アイスドラゴン
- 氷の力を持つドラゴン。慎重な性格で、なかなか敵に近寄らない。
- サンダーホーク
- 雷の力を持つドラゴン。少々頭が悪い上、好戦的。
- モルテン
- 回復の力を持つドラゴン。サラマンダーと同じく利口なドラゴンで、敵にはあまり近寄らない。その性質上、魔法攻撃を多用する傾向にある。
- ツインヘッド
- 炎と氷の力を併せ持つ双頭のドラゴン。割と好戦的。
- ムニムニ
- 無属性のドラゴン。球根に一つ目と羽根がついたようなとてもドラゴンには見えない姿で、鳴き声も異質。かなり甘えん坊で、甘やかして(親しさを上げ過ぎて)育てるとまともに戦ってくれない。スパイ潜入として抜擢され、クルーを選ぶと自ら報告している。スパイ潜入でマテライトを選ぶと、ペルソナ戦後ヨヨの部屋の前でマテライト達が心配していたがドラゴンで唯一見守っていた。
- パピー
- ドラゴンの子供。両親から優れた能力を引き継ぐ。ちなみにドラゴンは両性具有らしい。割と好戦的で魔法攻撃を控える傾向にある。人間パパは産まれたとき真っ先に駆けつけたホーネット。ビュウは2番目なのでママ。
[編集] LEVEL.0ドラゴン
- さびしいドラゴン
- したしさを0にすることで進化する形態。特殊攻撃は持たない。
- うにうに
- ドラゴンに変な物を食べさせ過ぎるとこの姿になる。人間キャラの技も成功率の低い「うにうに技」になってしまう。
- ブラックドラゴン
- うにうにの姿を極めた姿。うにうにからの進化形のドラゴン。ただし欠点として、パーティの使える魔法や特技などがうにうに仕様になってしまうことがある。
- 正体不明
- あるレアアイテムを食べさせるとこの姿に。戦闘時は他のドラゴンに変身、その能力をコピーし活躍する。
- ベヒーモス
- あるレアアイテムをたくさん食べさせるとこの姿に。戦闘時は他のドラゴンに変身、その能力をコピーし活躍する。プチデビルとの相性がとても良い。
[編集] 神竜
- アレキサンダー
- 唯一アルタイルに残った神竜。神竜の中では一番若い。当初は四つんばいのカメのような姿をしていたが、敗北後、竜人達を吸収して四つの首を持つ竜に進化した。うにうに状態では「アレキチャンダ」となる。2周目(Ex-Play)から召喚可能に。アレキサンダーと戦う際には召喚できない。
- バハムート
- カーナの守護竜。オレルスの神竜の中では最高齢。うにうに状態では「バハムーチョ」となる。戦争終結後、他の神竜たちと共にアルタイルに帰還することを拒んでオレルスに留まり、ビュウを背に乗せてオレルス全土の守護神となって天空を駆け巡る。
- ヒューベリオン
- 帝国の戦艦トラファルガーに眠る神竜。サソリのような姿をしている。うにうに状態では「ヒューベリチン」となる。
- ユルムンガルド
- ダフィラの神殿に眠る土の神竜。うにうに状態では「ユルムンチャン」となる。
- ガルーダ
- ゴドランドの洞窟に眠る神竜。通称「鳥の竜」。うにうに状態では「ガルンチョ」となる。
- リヴァイアサン
- マハールの地底湖に眠る水の神竜。うにうに状態では「リバイアチャン」となりオタマジャクシ
のような姿でかわいらしいため人気は高い。
- ヴァリトラ
- キャンベルの森に眠る神竜。うにうに状態では「ヴァリンチョ」となる。
- マスタードラゴン類
- ドラゴンが聖属性か暗属性を得て、さらに火、水、雷、回復、毒の五属性の数値が全て100であることと、STR、VIT、DEX、MINDの能力値も250になった瞬間にそのドラゴンはマスタードラゴンという最後の形態に進化する。
- 姿は初期の状態だが全ての特技を使用することができ、パーティにもその恩恵は与えられ聖属性と暗属性両方の魔法、特技が使用可能になる。もちろんドラゴンとしての戦闘能力も最大級。
[編集] その他
- カーナ国王
- 神竜バハムートを守護竜とするカーナ国の国王であり、ヨヨの父親でもある。神竜と心を通わせることが出来るドラグナーの血統を代々守ってきた。
- キャンベル女王
- キャンベル国の女王。カーナ国王の妹でありヨヨの叔母でもある。グランベロスの侵攻に際して、早々に無条件降伏し、自ら牢に入る事で国民を守っていた。神竜の伝説を知る数少ない人物の一人。
- ホーネット
- カーナ旗艦ファーレンハイトの操縦士。昔は凄腕のクロスナイトであり、サウザーの片腕でもあった人物。常にクールだが、実はドラゴン好きで、ドラゴンパピーの人間父さんになったり、背中がパピーのよだれでべとべとになっていたりと、意外な一面を覗かせる。好物は甘いワイン。
- クルー
- ファーレンハイトの雑用をこなす航海士たち。特に個人名はなく、ぞんざいな扱いをされることもある。選択肢によっては、最大6人死亡する。
- ドラゴンおやじ
- ドラゴンの生態や世話に関するアドバイスをしてくれる、謎のオヤジ。(元)竜人らしい。サラマンダーのパパ。
- 戦場を駆ける商人
- 自らの命も顧みず、戦場に赴き武器の売買を行う商人。反乱軍がファーレンハイトで補給ができない時(戦地で補給が必要な時)、どこからともなく現れ、武器やアイテムを売ってくれる。キャンベル出身。後に引退を表明し、妻子を守る商人と改名し、ラッシュを後継者に指名して去る。ビュウ達がたくさん取引をしてくれた御礼に、貴重で高価な武器・アイテムをくれる場面もある。
- 戦場を駆ける商人の妻
- その名の通り戦場を駆ける商人の妻。新婚直後にダフィラのハーレムに連行される。解放された後は夫と和解。一緒に商売を始める(基本的にアイテムや本類)。
- セリーヌ
- マハール騎士団長タイチョーの妻。グランベロス帝国の侵攻の際、タイチョーとグンソーの敗走を助けるため、身重にもかかわらず自ら騎士団を率いて時間稼ぎを出撃する。部隊は帝国軍の前に全滅し、自身もレスタットに殺害される。
- 竜人
- 竜の頭部と人の体を持つ亜人。アルタイルの住人であり、神竜が肉体を持つための器でもある。オレルスにいるドラゴンも元々は竜人であったという。
- レギオン
- 帝国軍の一般兵卒。戦闘では最弱の敵。ヨヨの居場所を聞き出すために拷問されそうになったり、サウザーの遺体の身代わりとして殺されたり、タイチョーに「マテライト殿よりも不細工でアリマス」と言われたりと、ファーレンハイトクルー同様、ろくな扱いをされない。
以上で物語・作品に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 戦闘とドラゴンの成長
本作の特徴の一つが、人間の4人パーティーと、ドラゴンを組ませる戦闘である。ドラゴンはアイテムを食べさせる事で能力が上がっていくが、人間の特殊攻撃(魔法、必殺剣など)の攻撃力も、ドラゴンの能力に比例する。例を挙げれば、炎のレベルが5のドラゴンと組んだパーティーは、炎の魔法がレベル5となるわけである。
また、直接戦闘に入らずにマップ上での間接攻撃をする場合は、ドラゴンの能力のレベルにパーティー内の同じ職業の人数をかけたレベルとなる。例えば、炎のレベルが5のドラゴンと組んだパーティーの中に魔法使いが3人いれば、5×3=15で、レベル15の炎の魔法で攻撃できる。このため、間接攻撃メインで戦う場合は、同じ職業をまとめていたほうが与えるダメージが大きくなる。
なお、「うにうに」状態のドラゴンと組んだ場合、特殊攻撃はすべて「うにうに」一種類になってしまう。クロスナイトの技は「うにうにヒット」、ウィザードは「うにうにま」、アサシンは「うににんぽう」となる。プリーストであっても「うにうに」の魔法しか使えないため、魔法による回復ができなくなる。「うにうに」攻撃は、威力は高いものの、たまにスカが出る時があり、これが出たときは一切ダメージを与えられない。
[編集] 関連商品
- 小説
- 『バハムートラグーン』 ISBN 4893664867
- 『バハムートラグーン カーナ騎士団』 ISBN 4893665642
- 攻略本
- 『バハムートラグーン 公式ガイドブック』 ISBN 4893664751
- ファンブック
- 『バハムートラグーン ファンブック』 ISBN 4893665030
- 楽譜
- 『楽しいバイエル併用 バハムートラグーン』 ISBN 4810826813
- サウンドトラックCD
- 「バハムートラグーン オリジナル・サウンドトラック」