ノエイン もうひとりの君へ
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ノエイン もう一人の君へ | |
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ジャンル | SF |
テレビアニメ | |
監督 | 赤根和樹 |
シリーズ構成 | 赤根和樹、大野木寛 |
キャラクターデザイン | 岸田隆宏 |
アニメーション制作 | サテライト |
製作 | ノエイン製作委員会 |
放送局 | 放送局参照 |
放送期間 | 2005年10月 - 2006年3月 |
話数 | 全24話 |
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『ノエイン もうひとりの君へ』( -きみへ)は2005年10月11日から2006年3月31日まで放送されていた日本のSFアニメ作品。
目次 |
[編集] 作品概要
- タイトルにある「ノエイン」とはギリシャ語で「認識」(νοειν)を表す言葉である。
- 2005年10月から地上波テレビ局で放送されている他、CS放送のキッズステーションや、バンダイチャンネル提供のストリーミング配信による全国展開もされていた(TV放送から一週遅れで一話ずつ配信)。
- アクセスランキングでは常に1位を獲得しており、その人気もあってバンダイチャンネルで2006年1月5日~10日まで1~5話が無料配信された。
- 毎回のバトルシーンはクオリティが高い。
- 毎回作画が変わるのも本作の特徴。微妙に違い気づきにくいものもあれば、極端に違いすぎるものもある。これらは赤根監督の作監主義に基づくものと思われるが、サテライト作品全般においてもよく見られる趣向である(例・第2話、第7話の萌え系作画など)。
- ノベライズ版がMF文庫J(メディアファクトリー発行)から出版されている(著者は脚本家の浅川美也)。
- キャッチコピーは『僕の大切な人を奪いにきたのは、僕だった』。
- 製作開始時の仮題は『夢幻のシャングレイズ』であった。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] ストーリー
無限にある時空の内の一つ、この世界から見ればなり得るかもしれない、15年後の世界の中の一つ「ラクリマ時空界」は、別の時空「シャングリラ時空界」と恒常的な闘争状態にあった。地上は荒廃し、人々は地下での生活を余儀なくされている。「竜騎兵」たちは超常的な戦闘能力をもって、シャングリラから送り込まれる兵器・遊撃艇を撃破する。しかし、ラクリマの劣勢は誰の目にも明らかだった。かくして竜騎兵に、シャングリラの侵攻を防ぐ切り札『龍のトルク』の奪取が命じられる。
現在、夏。函館に住む小学6年生上乃木ハルカは、友人たちとともに残り少ない小学生生活を満喫していた。唯一の気がかりは、中学受験を母親に強いられ、ストレスで押し潰されている幼なじみ後藤ユウのこと。そんなハルカの前に、黒いマントをまとった一団が現れる。彼ら――ラクリマから転移してきた竜騎兵たちは、ハルカを『龍のトルク』と呼んで付け狙う。その1人カラスは、他ならぬユウの15年後(ラクリマ時空界で)の姿であった。
[編集] キャラクター
[編集] 函館の住民たち
- 上乃木ハルカ(かみのぎ はるか)(声優:工藤晴香)
- 主人公。12歳。函館に住む少女で母親と二人暮らし。幼なじみのユウを気にかけている。時空に影響を与える『龍のトルク』の力を持つ。バロンという犬とトノという猫を飼っている。性格は前向きで、友達思い。類稀な芯の強さを持っている。また、虫のようなラクリマの食物も怯えつつも初見で口にし、残さず食べるなどなかなか図太い神経を持っていることも伺える。母親に似て何事にも動じず天然系。
- 後藤ユウ(ごとう ゆう)(声優:瀧本富士子)
- 昔は明るかったが、母親の強い期待のせいで暗く沈みがち。自分はおかしくなっていると思いこんでいる。その後、母とは和解するが将来に何の目標もないことに悩み、自分から東京へ行くことを選ぶ。昔父が買ったビデオカメラを見つけて興味を持ち、ハルカたちと遊ぶたびに持ち歩いた。そのお陰で次第に明るい性格に戻っていった。
- 藤原イサミ(ふじわら いさみ)(声優:宮田幸季)
- ユウの親友。ふざけた一面もあるが友達のことを考える友達想いの奴。怖いものが苦手。「ありえねぇ」「ったくぅ」が口癖。両親は他界しており、祖母と兄と妹と暮らしている。
- 長谷部アイ(はせべ あい)(声優:千葉紗子)
- ハルカの親友。活発な性格でイサミとの口喧嘩もしょっちゅうだが、本当はイサミのことが好き。たまにハルカと喧嘩する。
- 向井ミホ(むかい みほ)(声優:名塚佳織)
- ハルカの親友。母とともにオカルトマニアで、不思議な現象にあうと一人興奮する(さすがに竜騎兵が転移してきたときは驚いた)。アトリの妹のサラに似ている。
- 後藤美有樹(ごとう みゆき)(声優:田中敦子)
- ユウの母親で、明日香の元同級生。ユウがストレスを感じる原因でもある。中学生の時に姉は他界。母は自分を愛していなかったと思い込み、息子のユウを姉の代わりにしようとしていた。子供の頃に明日香と一緒に家出をしようとしたが函館山に行っただけで終わった。ある出来事をきっかけにユウを縛りつけるのをやめ、ユウに夏休みを楽しむように言う。普段は堅い性格だが酔うと驚くほど明るくなる(イサミ曰く「ありえねぇ」、ミホ曰く「ホラーね」)。
- 上乃木明日香(かみのぎ あすか)(声優:岡村明美)
- ハルカの母親で絵本作家でもある。38歳。自由奔放かつぐうたらな性格で、美有樹とは昔からの親友。料理はからっきしでよくハルカに作らせている。
- 二条雪恵(にじょう ゆきえ)(声優:中原麻衣)
- ハルカたちのクラスの担任。24歳。ハルカたちとは友達のように付き合い、生徒達からの信頼も厚い。理屈っぽいことが嫌い。ドリフトのテクニックはプロ並み。涼子と初めて会ったとき対立していた。
- 内田涼子(うちだ りょうこ)(声優:大原さやか)
- 時空の歪みを調査するためにやって来た量子物理学の科学者。27歳。マジックサークルプロジェクトに疑問を抱き、中止させるべく黛を探している。『龍のトルク』の力を持つハルカを心配すると共に、ハルカといれば黛に会えるかもしれないと思い、よくハルカの家に来る。
- 郡山京司(こおりやま きょうじ)(声優:藤原啓治)
- 警察官。39歳。涼子の協力者であり運転手兼警護役。かつて、駅で同僚の警官と分かれて犯人2人組を張り込んでいたがばれてしまい、ナイフで刺される。さらに同僚も別の犯人によって線路に突き落され、電車に轢かれて死んでしまうが、警察がこれを事故として処理したことで組織といったものに不信感を抱いている。
- 黛拓也(まゆずみ たくや)(声優:三宅健太)
- ハルカの父親。41歳。数年前に離婚し別々に暮らしている。ハルカとは3ヶ月程度の間隔で交流を保つ。独特な髪型が特徴。量子力学の研究者で「黛理論」と呼ばれる理論を提唱した。
- 篠原真琴(しのはら まこと)(声優:咲野俊介)
- 情報通信システム会社の社長。35歳。マジックサークルプロジェクトの指導をしている。自分以外は無能な生物と思い込んでおり、思惑通りにいかないと力ずくでねじ伏せる。プロジェクトを中止するよう主張する涼子を邪魔者扱いしている。警官である郡山より立派な銃を所持している。
[編集] 函館の住民たち(5年後)
5年後の未来の可能性の1つ。ハルカ達がシャングリラでノエインに見せられた(アイ達は実際に5年後の自分達を体験した)。
- 上乃木ハルカ(かみのぎ はるか)(声優:工藤晴香)
- 5年後のハルカ。ラクリマ時空界ではその時空の人間の存在を確定するために自ら研究の実験台となり、以後ラクリマ時空界の柱の一つとなる(10年後)。シャングリラ時空界では事故に遭い死亡する(5年後)。
- 後藤ユウ(ごとう ゆう)(声優:中井和哉)
- 5年後のユウで東京の高校に通っている。シャングリラ時空界では東京から函館に帰ってきた時ハルカたちと雪恵の五人(ミホはいない)でドライブに行くが、パンクして車線を越えてきたトラックと正面衝突、ユウのみ生き残った。
- 藤原イサミ(ふじわら いさみ)(声優:喜安浩平)
- 5年後のイサミ。祖母を亡くし保護者がいなくなったため父親の友人に引き取られ、兄妹と離れ離れになる。その後、町でも有名な不良となり不良仲間と悪事を繰り返す。別の不良グループに喧嘩を売られ返討ちにするも、不良の一人がナイフを出し、刺されそうになった仲間をかばって左目を切られる。そのことで左目を失明し、仲間にも見捨てられる。そして復讐として自分の左目を奪った不良を刺そうとしたところをユウに止められ、ユウに言われたとおり自殺しようとしていたアイを止めに行く。シャングリラ時空界では普通の高校生である。
- 長谷部アイ(はせべ あい)(声優:千葉紗子)
- 5年後のアイ。サッカー部に所属している。試合の直前に骨の病気になり、三ヶ月以内に切断しなければ命に関わると宣告を受ける。サッカーを続けられないこと、片足がなくなることから自殺しようとするがイサミに止められる。
- 向井ミホ(むかい みほ)(声優:名塚佳織)
- 5年後のミホ。いじめを受けており、助けてくれる友達もいないことが原因で引きこもりになっている。また極度のストレスから離人症性障害となり親のことを忘れてしまう。仕舞いには薬で自殺しようとする。シャングリラ時空界では親戚の結婚式でドライブに行かなかったため助かった。ラクリマ時空界では精神薬の過剰摂取により失明してしまうが、入った先の養護学校で盲目の少年と知り会い恋に落ちる(ノエインラジオによる)。
[編集] ラクリマ時空界
15年後の未来の1つ。量子革命が起こり全ての存在が不安定になっている(その時空の人間はハルカ達(=擬似観測者)のおかげでかろうじて安定している)。今は函館の地下に住んでいる。
[編集] 竜騎兵
量子的改造を施された戦闘集団。メンバーの名前はコードネーム。全て鳥類の名前で構成されている。十皇会からは「鳥」と呼ばれている。十皇会から『龍のトルク』を奪取するよう命令されるが、全員それぞれの理由で裏切り、最期はコサギ以外全員消滅する(コサギのみ消滅したシーンはない)。
- カラス(声優:中井和哉)
- ユウの15年後の姿。命令を受け『龍のトルク』を奪取するためにハルカの前に現れる。しかし、自分の知っているハルカにあまりに似ていることに疑問を抱き始めた。あることをきっかけに我が身が消えてもハルカを守ることを決意する。ハルカがノエインにさらわれた後、アトリの協力を受けながらユウの後を追ってノエインの所へ行く。そこでノエインと同化してしまうが抜け出し、ユウと同化してハルカを元の時空に送り届けた後消滅する。
- フクロウ(声優:喜安浩平)
- カラスの親友。イサミの15年後の姿。渋カッコイイで彼のファンも多い。カラスと戦ったとき、カラスのハルカを守るという決意が本物であることを知り協力することにしたが、その直後ノエインによって殺される。大人になっても「ありえねぇ」などの口癖を使う。
- アトリ(声優:鈴村健一)
- 竜騎兵の一人であるが性格は残忍。22歳。カラスのことを嫌い、なにかと対立する。ハルカを殺すためトビ・イスカと共にラクリマ時空界を裏切る。しかしラクリマからのパイプラインを外したので不安定化し、やがてデコヒーレンス状態となりカラスとフクロウの決闘に横から手を出したがカラスとフクロウの二人に負け、その際に記憶を失って幼稚で穏やかな性格になった。その後はNPOの野鳥調査と称してトビと共にハルカの家に住む。ハルカがラクリマ時空界に転送された際には記憶を完全に取り戻した。その後ミホ達の世界を守るためにシャングリラに向かう。本名はアルといい、ミホに似ているサラという妹がいたが、地雷で跡形も無くなり死んでしまった。最期はシャングリラから函館に戻り、函館に進撃してきた遊撃艇をウロボロスの環から出さないように押さえ込み、ウロボロスの環と共に消滅する。
- トビ(声優:白石涼子)
- 科学技術官。竜騎兵の中では最年少。21歳。さりげなく毒舌をふるうこともあるが仲間は気にしてないようである。自ら戦闘に参加することはほとんどない。ラクリマ時空界を裏切ってからは弱っていくアトリを心配し、またアトリの暴走を影ながら止めようとしていた。アトリが記憶を失ってからはNPOの野鳥調査と称してアトリと共にハルカの家に住む。内田と共に研究する事もある。ハルカ達と過ごすうちに人は人とふれあい互いに認識する事で初めて意味を成す事に気付いた。最期はマジックサークルプロジェクトを止めるため篠原達のいる船に乗り込み、暴走していたマジックサークルを停止させた後消滅する。
- コサギ(声優:本田貴子)
- 女性であり参謀的な役割を担当。25歳。性格は冷静で勝気。カラスのことが好きだが自分では気づいてない。ツンデレ系。カラスを殺そうとしていたがトビに「素直になれば」と言われカラスを見守ることに。カラスが好きなのは亡くなった兄の面影を感じるため(小説版より)。次元の収束を止めるためトビの提案でラクリマに戻り、ラクリマの量子データを破壊した。
- クイナ(声優:小山力也)
- 竜騎兵の司令官。32歳。理由は不明だがハルカたちの時空に嫌われてるらしく、転移するごとに体の一部を紛失する。コサギに好意を寄せていた。自分の不幸を嘆き、ノエインに誘惑され密かにシャングリラに寝返ろうとしていた。逆算固定を使ってハルカを奪取し念願のシャングリラに行くものの、直後に体が崩壊し絶命。
- イスカ(声優:三宅健太)
- 巨大な体格で暗殺のプロ。28歳。アトリ・トビと共にハルカを殺すためラクリマ時空界を裏切る。ハルカを捕まえ殺そうとするが、ハイサイド状態となったカラスによって殺される。
また、第1話で時空転移した直後に死亡した龍騎兵もいた。拒否反応が出た可能性があり、同時にパイプラインも外れたため転移に失敗したとも考えられる。肝だめしをしていたイサミの足を掴み、驚かせた。これらからハルカの町で噂になっていた「黒い影の幽霊」は転移に失敗した竜騎兵たちと考えられる。
[編集] 十皇会
ラクリマ時空界における優秀な人材を集めた司令部。結成から10年経つが、現在は3人しか生き残っていない。マジックサークル起動実験の制御員と声優が同じなので恐らく15年後の彼等の姿である。
- ゴカン(声優:織田芙実)
- 生き残っている3人の中では唯一の女性。
- エンラ(声優:小野大輔)
- 常にチューブをつけており体は衰弱している。23話で吐血してショック死した。
- タイザ(声優:桐井大介)
- 3人の中では指揮官的な役割。
[編集] 居住区
ラクリマ時空界の一般人は地下(スラム)で暮らしており、龍騎兵や十皇会はさらにその地下にいる。
- アマミク(声優:千葉紗子)
- 元救済幹部委員会のメンバー。『アマミク』はその時のコードネームで正式名称はアイ=アマミク=ハセベ。龍のトルクたるハルカとカラスを逃亡させたことにより、居住区へ追放された。15年後のアイの姿。
- リリ(声優:名塚佳織)
- 15年後のミホの娘。7歳。母親に似てオカルト好きなところがある。フクロウとも仲が良い。
- ミホ
- 15年後のミホ。目が見えない。
[編集] シャングリラ時空界
15年後の未来の1つ。全てが幻でできている。シャングリラとは桃源郷をサンスクリット語読みしたもので、理想郷という意味。
- ノエイン(声優:中井和哉)
- 姿なき仮面をつけた男。その正体はラクリマとも我々の世界とも異なる別の時空・シャングリラにおけるユウの15年後の姿だった。当然ながら仮面の下はカラスと瓜二つ。17才の夏、不運な事故により恩師とハルカたちを目の前で失ったことで絶望を抱き、無限の可能性(無限の時空)を呪い、全ての時空をシャングリラに統合させるために暗躍する。時にはクイナを誘惑したり、『龍のトルク』たるハルカを守ることもあった。また、彼の特殊な力をどうやって手に入れたかは謎である。『龍のトルク(=ハルカ)』と同化し『龍のトルク』の力を得た後、次元の収束を後一歩の所まで進めるが、函館とラクリマとシャングリラで同時に次元の収束を止められ失敗に終わる。ノエインは『認識』という意味。認識の名を持つ彼であったが、最後は誰にも認識されず消滅してしまう。崩れ落ちた床に残ったのは仮面のみだった。
- シャングリラ人
- シャングリラ時空界で生きることの苦しみから逃げ出し、認識することを止めた者達の成れの果て。タツノオトシゴに似ている。ノエインに取り込まれている。シャングリラの函館侵略と同時にハルカと接触する。ノエインの消滅後、再び未来を選択することを選んだ。
- 遊撃艇
- シャングリラ時空界の空中兵器。主に別次元への侵略、統合をするために創られた。観音像のような姿をしている。意思を持つかのように物体を認識したり、脱皮して二足歩行したりする。破壊されると異様な音をたてながら崩壊する。
[編集] その他
- 前田あや(声優:本多陽子)
- ハルカの東京の頃の友達。ハルカの一番の友達でハルカが引っ越してから何度か手紙のやり取りをしていたが、次第に途絶え、その後ハルカのことさえも忘れてしまう。
- 時の放浪者(声優:宮田光)
- 様々な時空を旅するもの。いつも麦わら帽子を深く被っていて左目の方だけが破れて見える。ハルカにいろいろな助言をするがハルカ以外には見えない。正体はウロボロス=時空の意思(別の未来のユウというのは明らかな誤解)。
[編集] アニメデータ
[編集] スタッフ
- 原作:赤根和樹、サテライト
- 監督:赤根和樹
- 副監督:安田賢司
- シリーズ構成:赤根和樹、大野木寛
- キャラクターデザイン:岸田隆宏
- オブジェデザイン:竹谷隆之
- コンセプトデザイン:石垣純哉、高倉武史
- 美術監督:佐藤豪志
- 音楽:七瀬光
- 音楽制作:ランティス
- 音響監督:明田川仁
- 音響制作:マジックカプセル
- アニメーション制作:サテライト
- 製作:ノエイン製作委員会(メディアファクトリー、東芝エンタテインメント[1]、サテライト、ランティス、バンダイチャンネル)
[編集] 主題歌
[編集] サブタイトル
すべてカタカナ表記なのは、外来語に見せるため。
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 制作協力 |
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1 | アオイユキ | 赤根和樹 | 赤根和樹 | 安田賢司 | 中屋了 | ‐ |
2 | イエデ | 安田賢司 | 土屋浩之 安田賢司 |
石川健介 | ||
3 | オワレテ… | 北嶋博明 | 松本やすひろ こでらかつゆき |
松田清 | 奥田淳 | |
4 | トモダチ | 佐藤和治 | もりたけし | 堀内直樹 | 寺沢伸介、外崎春雄 関口雅弘、高田晃 小林ゆかり、川口弘明 長坂寛治、明珍宇作 |
drop |
5 | ソレカラ… | 大野木寛 | 須永司 | 榎本守 | 小美野雅彦 | - |
6 | ナミダノジクウ | 北嶋博明 | 田中孝行 | 中屋了、小美野雅彦 相馬充、高田晃 見嶋梨香 千陌十一(作画監督補) |
||
7 | タイセツナヒト | 安田賢司 | 松田清 | 石川健介 | ||
8 | カクシゴト | 浅川美也 | こでらかつゆき | 畠山茂樹 | 今里桂子 山崎秀樹(作画監修) |
ピクチャーマジック |
9 | トキヲコエテ | 若林篤史 | 横山広行 | 青木真理子 山崎秀樹(作画監修) 中屋了(作画監修) |
オフィスていくおふ | |
10 | アラシノヨル | 佐藤和治 | 黒津安明 若林厚史 |
榎本守 | 鷲田敏称 小林利充 |
- |
11 | スレチガイ | 大野木寛 | 田中孝行 | 安田賢司 | 関口雅浩(レイアウト作監) 奥田佳子(原画作監) |
|
12 | タタカイ | 佐藤和治 | 古橋一浩 | 田中孝行 | 大久保宏 松本憲生 |
|
13 | ネガイ | 北嶋博明 | 若林篤司 | 松田清 | 小美野雅彦 見嶋梨香 |
|
14 | キオク | 須永司 | 柳瀬雄之 酒井恵(演出助手) |
青木真理子 山崎秀樹(作画監修) 関口雅彦(作画監修) サテライト(作画監修) |
オフィスていくおふ | |
15 | シャングリラ | 大野木寛 | 菊地康仁 | 高橋裕一 | - | |
16 | クリカエシ | 赤根和樹 | 榎本守 | 岸田隆宏 仁保知行 りょーちも |
||
17 | マヨイ | 浅川美也 | 鹿島典夫 | 藤川太 入江篤(作画監督補) 江畑諒真(作画監督補) |
||
18 | ワルイユメ | 北嶋博明 | 須永司 | 安田賢司 | 関口雅浩 見嶋梨佳 |
|
19 | オモイデ | 大野木寛 | 田中孝行 安田賢司 |
田中孝行 | 中屋了 山崎秀樹 関口雅浩(作画監督補) |
|
20 | モウイチド… | 佐藤和治 | 黒森鷹治 | 榎本守 | 小美野雅彦 見嶋梨香(作画監督補) 山崎秀樹(作画監督補) 関口雅浩(作画監督補) |
|
21 | マボロシ | 浅川美也 | 森田宏幸 | 松田清 | 高田晃 | |
22 | ミライヘ… | 佐藤和治 | 渡辺信一郎 | 菊地康仁 | うつのみや理 高橋裕一 入江篤 |
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23 | オワリ | 大野木寛 | 安田賢司 田中孝行 |
鹿島典夫 | 結城信輝 | |
24 | ハジマリ | 赤根和樹 大野木寛 |
赤根和樹 安田賢司 田中孝行 |
赤根和樹、安田賢司 田中孝行、松田清 榎本守 |
関口雅浩 |
[編集] 放送局
放送局 | 放送期間 | 放送日時 |
---|---|---|
ちばテレビ | 2005年10月11日 - 2006年3月31日 | 火曜 25時30分 - 26時00分 |
テレビ愛知 | 火曜 27時58分 - 28時28分 | |
tvk | 2005年10月13日 - 2006年4月2日 | 木曜 25時15分 - 25時45分 |
サンテレビ | 木曜 26時05分 - 26時35分 | |
KIDS STATION | 2005年10月14日 - 2006年4月3日 | 金曜 24時00分 - 24時30分 |
テレビ埼玉 | 金曜 26時00分 - 26時30分 |
ちばテレビ 火曜25:30 - 26:00枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
ノエイン もうひとりの君へ
|
[編集] 最終回の放送素材問題
通常、深夜アニメ番組はローカル編成(放送局ごとに時間帯が異なる)であるが、放送する映像素材は同一の物を使用することが多い。それ自体はアニメに限ったことではなく、一般的な番組配給の手法であるが、アニメ番組はその映像形態の特性上、特にその傾向が強い。また、深夜アニメでは放送局が配給に携わらないケースが多く、作品によっては制作会社がコマーシャルまで入れて、そのまま放送できる状態にして放送局へ素材を渡す場合もあるほどである。
しかし、本作の最終回では、放送局によって異なる素材が使用された。
具体的には、千葉テレビ、テレビ愛知、tvk、キッズステーションで放映されたもの(ここでは「修正前」と表記する)と、サンテレビ、テレビ埼玉で放映されたもの(同「修正後」)の2つに分かれることになる。なお、キッズステーションについては、再放送時には修正後のものが放送された。「修正後」のバージョンでは、「修正前」に比べて一部の作画が直されてクオリティが上がった他、「修正前」にはないカットが追加されるといった措置があった。
中でも、主要登場人物の家族の絵が「修正後」版で初めて登場した点が、最も重要な変更点といえる。 なお、1週遅れのネット配信では「修正後」のものが配信されたので、「修正前」版の放映地域でも見ることができた。
通常、こうした修正はテレビ放送時に間に合わずにDVD発売時に行われるものであり、各局番組ネットの段階で途中から差し替えられるのは珍しい(『ノエイン』と同時期に放映終了した『舞-乙HiME』、2006年7月より放映された『まもって!ロリポップ』において同様の事例が確認されている)。過去には、TBSの『ヒートガイジェイ』が約3ヶ月遅れてBS-iで放送された際に大幅に作画が修正されていた例などがあるが、この時は『ノエイン』と比べて放送時期の差に開きがあった。
比較的近い例としては、『ニニンがシノブ伝』の第1話において、先行した中部日本放送のみオープニングを未完成のまま放送したことがある。
- 修正前と修正後の変更点の一例
- アトリの妹のサラが修正後では声だけでなく姿も登場する。
- 15年後のミホが登場するシーンで、修正後の方が修正前よりもミホの目が盲目であることを強調して描かれている。
- ノエインがシャングリラ人を追い払おうとするシーンで、修正前は地面などが真っ白で雑な感じだったが、修正後は地面もきちんと描かれている。
- ノエインが消滅する際、修正前は跡形もなく全て消えたが、修正後では仮面のみが残る形に変更された。
[編集] ノベライズ版
- ノエイン もうひとりの君へ (1) ISBN 4840115079
- ノエイン もうひとりの君へ (2) ISBN 4840115362
- 著者:浅川美也 原作:赤根和樹/サテライト イラスト:松本文男/りょーちも(上記2作とも同じ)
- 内容は本編とほぼ同じだがハルカの視点から視たものなのでハルカが居ない所での話は書かれていない。
[編集] ラジオ
- ノエインステーション ネットの向こうの君へ
- 配信サイト:メディファクラジオ、TE-A room
- 配信期間:2005年10月~2006年9月
- パーソナリティ:工藤晴香、名塚佳織
[編集] 脚注
- ^ 現在は博報堂DYメディアパートナーズ傘下のショウゲート。