ナディア・ペトロワ
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ナディア・ペトロワ |
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基本情報 |
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ラテン文字名 | Nadia Petrova |
フルネーム | Nadezhda (Nadia) Viktorovna Petrova |
国籍 | ロシア |
出身地 | 同・モスクワ |
生年月日 | 1982年6月8日(26歳) |
身長 | 178cm |
体重 | 65kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手打ち |
ツアー経歴 |
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デビュー年 | 1999年 |
ツアー通算 | 19勝 |
シングルス | 7勝 |
ダブルス | 12勝 |
4大大会最高成績 |
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全豪 | ベスト8(2006) |
全仏 | ベスト4(2003・05) |
全英 | ベスト8(2005) |
全米 | ベスト8(2004・05) |
キャリア自己最高ランキング |
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シングルス | 3位 |
ダブルス | 3位 |
Template |
ナディア・ペトロワ (Nadia Petrova, Надежда (Надя) Викторовна Петрова, 1982年6月8日 - )は、ロシア・モスクワ出身の女子プロテニス選手。近年躍進の著しいロシア女子テニス界を支えている選手のひとりである。彼女はこれまで、全仏オープンをはじめとする赤土のクレーコートで抜群の強さを発揮してきた。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。自己最高ランキングはシングルス3位、ダブルス3位。これまでにWTAツアーでシングルス7勝、ダブルス12勝を挙げる。(ペトロワの名前は、最初期には“Nadezhda Petrova”という表記も多く見られたが、現在はWTAツアーの選手登録名である“Nadia Petrova”が最も広く用いられている。)
ジュニア時代の1998年、全仏オープンのジュニア女子シングルス部門でエレナ・ドキッチ(当時オーストラリア国籍)を破って優勝したことがある。1999年9月にプロ転向。2003年の全仏オープン1回戦で第12シードのモニカ・セレシュを 6-4, 6-0 で破り、ここから波に乗ってベスト4に進出した。(結果的にペトロワがセレシュ現役最後の相手となった)その準決勝ではキム・クライシュテルスに 5-7, 1-6 で敗れている。同年の活躍によりWTAアワードの2003年度「最も上達した選手」賞を受賞した。
2005年の全仏オープンでは第7シードに選ばれ、2年ぶり2度目の準決勝に進出したが、ジュスティーヌ・エナン・アーデンに 2-6, 3-6 で敗れた。2005年10月30日にオーストリア・リンツ大会の決勝でパティ・シュナイダー(スイス)を 4-6, 6-3, 6-1 の逆転で破り、宿願のシングルス初優勝を達成した。
2006年にペトロワはシングルスでも大きく躍進し、3月にカタール・ドーハの大会で2勝目を挙げると、4月に入ってから2週連続優勝を達成し、5月第2週の「ドイツ・オープン」でも優勝した。大会第3シードに選ばれた全仏オープンでは、1回戦で日本の森上亜希子に 2-6, 2-6 のストレートで敗れている。10月第1週にドイツ・シュトゥットガルトで行われた「ポルシェ・グランプリ」決勝ではフランスの新鋭タチアナ・ゴロビンを破り、シングルスで年間5勝目を記録した。
2007年全豪オープンでは3回戦でセリーナ・ウィリアムズに敗れたが、2月第2週の「ガス・ド・フランス・オープン」でシーズン初優勝を挙げ、女子ツアー大会のシングルス優勝を「7勝」に伸ばした。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- ナディア・ペトロワ - WTAツアーのプロフィール(英語)
- フェドカップ成績表
- ナディア・ペトロワ公式サイト (ロシア語)