チロエの教会群
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チロエの教会群 |
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| カストロ聖堂 | |
| （英名） | Churches of Chiloé |
|---|---|
| （仏名） | Églises de Chiloé |
| 登録区分 | 文化遺産 |
| 登録基準 | 文化遺産(2),(3) |
| 登録年 | 2000年 |
| 拡張年 | |
| 備考 | |
| 公式サイト | ユネスコ本部（英語） |
チロエの教会群は、チリのチロエ島にある木造の教会堂（聖堂）群である。18世紀から19世紀の間にかけて建設された。現在では、159棟が現存している。イエズス会の教会として建設され、その建築様式は、ゴシック建築やバロック建築などのヨーロッパの様式と地元の様式が混ざり合ったチロエ様式が特色である。カストロ聖堂をはじめとする14の聖堂が、2000年にUNESCOの世界遺産に登録された。
目次 |
[編集] チロエ様式
チロエ様式とは、主にチロエ島周辺に見られる独特の建築様式である。チロエは、島という性質上チリ本土から孤立していることと、島では本土と異なる資材が手に入ることから、典型的なスペインのコロニアル様式とは多くの点で異なった独特の建築様式が生まれた。
16世紀に島に到達したスペイン人たちと、それに追随したイエズス会宣教師たちは、異教徒の地にキリスト教を持ちこむべく、数多くの木造小教会を建造した。しかし、この教会群は結果的にキリスト教と土着信仰の混交的な存在になった。
[編集] 登録基準
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。
- （2） ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
- （3） 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
[編集] 登録対象
数字は世界遺産登録のIDで、英語の綴りはユネスコ世界遺産センターによる登録名である。
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アチャオ聖堂（971-001 Church of Achao） | 0.165 ha |
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キンチャオ聖堂（971-002 Church of Quinchao） | 1.286 ha |
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カストロ聖堂（971-003 Church of Castro） | 0.6727 ha |
| リラン聖堂（971-004 Church of Rilán） | 0.7 ha | |
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ネルコン聖堂（971-005 Church of Nercón） | 0.64 ha |
| アルダチルド聖堂（971-006 Church of Aldachildo） | 4.16 ha | |
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イチュアク聖堂（971-007 Church of Ichuac） | 6.8 ha |
| デティフ聖堂（971-008 Church of Detif） | 4.87 ha | |
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ビルプイリ聖堂（971-009 Church of Vilupuili） | 0.54 ha |
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チョンチ聖堂（971-010 Church of Chonchi） | 0.4 ha |
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テナウン聖堂（971-011 Church of Tenaún） | 0.38 ha |
| コロ聖堂（971-012 Church of Colo） | 0.5 ha | |
| サン・フアン聖堂（971-013 Church of San Juan） | 0.186 ha | |
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ダルカウエ聖堂（971-014 Church of Dalcahue） | 1.56 ha |
[編集] 外部リンク
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World Heritage Sites in Chile |
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|---|---|
| 文化遺産 | |
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