スマラン
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スマラン(Semarang)は、インドネシアの中部ジャワ州の州都である。 人口約139万人(2003年)。 インドネシアの五大都市の一つとされる。(他は、ジャカルタ、スラバヤ、メダン、バンドン)
セマランとも表記される。
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[編集] 歴史
- 明朝期の鄭和の南海遠征では、その分遣隊がこのスマランに上陸している。
- オランダ領東インド期の19世紀後半、鉄道網が整備され、ジャワ島内陸部でのプランテーション産物は鉄道でこのスマランに運輸され、このスマランの港から、世界市場へと輸出された。
- 20世紀初頭、東インド共産党(インドネシア共産党)が主導する労働運動の中心地となり、「赤いスマラン」と呼称された。