ジュカイン
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ジュカイン | |
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全般 | |
英語名 | Sceptile |
進化体系 | 2進化ポケモン |
進化前 | ジュプトル |
進化後 | なし |
世代 | 第3世代 |
ポケモン学 | |
分類 | みつりんポケモン |
タイプ | くさ |
高さ | 1.7 m |
重さ | 52.2 kg |
特性 | しんりょく |
ジュカインは、ポケットモンスターシリーズに登場する492種の架空のキャラクター (モンスター)のうちの一種である。
目次 |
[編集] 特徴
キモリのように尻尾は生えているがキモリとは異なり、シダの様な形になっている。またジュプトル同様、腕には葉っぱがある。この葉っぱは刀の切れ味に匹敵するほどの切断力を持つ。
基本的に正面からは攻撃せず、木の枝を身軽に飛び回るなどの持ち前の素早さを活かして敵の頭や後ろから攻撃するのが得意。ジャングルの中では敵無しの強さを持つといわれる。
背中には黄色の球体があり、草木に栄養を与える物である。日向ぼっこをすることで体温を調節する。
[編集] ゲームでのジュカイン
御三家の中ではダントツのすばやさを持ち、とくこうは草タイプの中ではナッシーやロズレイドに次ぎ、キマワリと並んでトップクラスの高さを誇る。逆にHPと防御が共に低く、強力な物理技がくると一撃で倒されてしまうことも少なくない。そのため「みがわり」などでいかに致命傷となるダメージを回避するかがカギとなる。
タマゴグループの「ドラゴン」に所属し(これは進化前のキモリやジュプトルも同じ)、わざマシンやタマゴわざなどで多くのドラゴンタイプの技を習得するがドラゴンタイプではなく、草タイプ単体。
進化前のキモリは、レベルアップで「ギガドレイン」「エナジーボール(ダイヤモンド・パール以降)」を覚えるが、ジュプトル・ジュカインはレベルアップではこの技は覚えず、急所に当たりやすい技、「リーフブレード」を覚える。
ダイヤモンド・パールでは「リーフブレード」や「ドラゴンクロー」などの技が物理技となって単純なダメージは下がった反面、「つるぎのまい」の恩恵を受けられるようになった。その他腕の葉っぱを生かした「つじぎり」「シザークロス」なども覚える。特殊技では「エナジーボール」や「りゅうのはどう」「リーフストーム」「きあいだま」を覚えるようになり、戦術の幅が広がった。
[編集] アニメでのジュカイン
初登場は『アドバンスジェネレーション』第127話。テツヤのポケモンでボスゴドラやサイドンに勝利した。サトシのオニゴーリと対決したときは、「れいとうビーム」と「ソーラービーム」が激突してできた爆風に巻き込まれて、互いにいきなり引き分けという形で終わってしまった。声優は阪口大助。
また、サトシのポケモンのジュプトルが、思いを寄せるメガニウムをロケット団から守ろうとしたことが切っ掛けで進化している。進化した直後は技を出せないというスランプに陥ったが、突如抜け出せた。その後のバトルパレスでは「ソーラービーム」を習得し、サトシに勝利をもたらした。なお、キモリ、ジュプトル時代から咥えていた木の枝は先端が尖った形状になっている。
その後デオキシス、ハルカのバシャーモと戦うなど、サトシがシンオウ地方に旅立つまで主戦力として所々で活躍を見せている。声優はうえだゆうじ。
[編集] ポケモンカードでのジュカイン
[編集] 映画でのジュカイン
『ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ』では、サトシのジュカインが登場。数秒ほどしか出番は無かった。