シカゴ・ベアーズ
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カンファレンス | NFC |
地区 | NFC北地区 |
創設 | 1919年 |
スタジアム | ソルジャー・フィールド (2003-) Memorial Stadium (2002) ソルジャー・フィールド (1971–2001) Dyche Stadium (1970) リグレー・フィールド (1921–1970) Staley Field (1919–1920) |
本拠地 | イリノイ州シカゴ |
チームカラー | ネイビーブルー、オレンジ、白 |
チームロゴ | オレンジの「C」 |
ヘッドコーチ | ロビー・スミス (2004-) |
リーグ・チャンピオンシップ (9) NFLチャンピオン: 1921、1932、1933、1940、1941、1943、1946、1963 スーパーボウル: 1985 (XX) |
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カンファレンス・チャンピオンシップ (4) NFL西: 1956、1963 NFC: 1985、2006 |
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ディビジョナル・チャンピオンシップ (17) NFL西地区: 1933, 1934, 1937, 1940, 1941, 1942, 1943, 1946 NFC中部地区: 1984, 1985, 1986, 1987, 1988, 1990, 2001 NFC北地区: 2005, 2006 |
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ワイルドカード (4) 1977, 1979, 1991, 1994 |
シカゴ・ベアーズ(Chicago Bears)は、イリノイ州シカゴを本拠地としているアメリカンフットボール (NFL) チーム。ナショナルフットボール・カンファレンス北地区所属。1919年創設、1920年NFLの前身であるAPFA発足時に参加。1919年から1920年までは、デカータ・スティリーズ、1921年にシカゴ・スティリーズ、(1921)
現存するNFLチームの中で次いで2番目に古い歴史を持つ。愛称の由来は、1922年MLBシカゴ・カブスのカブス(小熊)と対比し、フットボール選手は野球選手より大きいという理由でベアーズに決まった。伝統的にディフェンスとランオフェンスによるボールコントロールを主体とした戦術を採用している。本拠地のソルジャー・フィールドは厳冬期はミシガン湖の上を吹き寄せる風によって大雪が降ったり、1988年のプレーオフ、フィラデルフィア・イーグルス戦(Fog Bowl)のように濃霧の中で試合が行われた試合もある。
クォーターバック、シド・ラックマンを擁して1940年から1947年のうち、5回NFLチャンピオンシップゲームに出場、4回優勝を果たした。グリフィス・スタジアムで行われた1940年の試合ではNFL史上最もワンサイドゲームとなった、73-0でワシントン・レッドスキンズに勝利している。この試合は2007年シーズン終了時点でもNFL史上最も大差のついた試合となっている[1]。1950年代はチームはどん底の時期を過ごしたが、1963年に再びチャンピオンシップゲームを制した。しかし、その後スーパーボウル優勝まで20年以上遠ざかることになった。1960年代終わりにはディック・バトカスやゲイル・セイヤーズ、ブライアン・ピッコロらを擁した。1971年にはABCのテレビ映画「Brian's Song」が作られ、ピッコロをジェームズ・カーン、セイヤーズをビリー・ディー・ウィリアムズが演じた。ハラスを演じたジャック・ウォーデンはエミー賞を受賞した。
ハラスは1967年にヘッドコーチを退任し、その後オーナーとなっていたが1970年のNFLによるAFLの吸収合併が行われた後に結成されたNFC(ナショナルフットボールカンファレンス)の代表に選ばれ1983年に亡くなるまで務めた。NFCチャンピオンシップゲームに勝利したチームに渡されるジョージ・ハラス・メモリアル・カップに名前が残されている。
1969年及び1970年は地区最下位に終わった。1975年のドラフト1巡目でジャクソン州立大学からウォルター・ペイトンを獲得した。ペイトンは1977年にシーズンMVPを獲得する活躍を見せて[2][3]1984年にはジム・ブラウンが持っていた通算ラッシング獲得ヤード記録を塗り替えて1987年に引退した。この記録は2002年にエミット・スミスに破られるまで保持された。[4]ペイトンはベアーズファンによって「Sweetness」と呼ばれ愛された。1999年に彼はガンのため亡くなった。
1961年から1966年にベアーズのタイトエンドとして活躍したマイク・ディトカが1982年にヘッドコーチに就任した。彼の下でディフェンス・コーディネーターだったバディ・ライアンの考案した46ディフェンスやペイトンの活躍でチームは1985年のシーズンは、マンデーナイトフットボールでマイアミ・ドルフィンズに1敗した以外負け無しの15勝1敗でシーズンを終え、NFCのプレーオフではニューヨーク・ジャイアンツ、ロサンゼルス・ラムズを無得点に抑えスーパーボウルまで勝ち上がった。翌1986年に行われた第20回スーパーボウルではニューイングランド・ペイトリオッツを46-10で破りスーパーボウル初制覇を果たした。この試合では3サックをマークしたリチャード・デントがMVPに選ばれている。また、レギュラーシーズンの対グリーンベイ・パッカーズ戦でワイドレシーバーとしても起用されタッチダウンパスを捕球したウィリアム・ペリーがショートヤードを残したところでフルバックとして起用され、タッチダウンを獲得している。
スーパーボウルを制覇した後も地区優勝を続けるなど、NFCの強豪として活躍を見せたベアーズだが、ウェストコーストオフェンスを用いたサンフランシスコ・フォーティナイナーズにプレーオフで敗れるシーズンが相次ぎ現在46ディフェンスは使われなくなっている。1992年シーズン終了後、ディトカがヘッドコーチを解任された後はチームはプレーオフにわずか5回しか出場していない。
2004年からチームのヘッドコーチをしているロビー・スミスは第41回スーパーボウルにチームを導きスーパーボウルに出場した初のアフリカ系アメリカ人ヘッドコーチとなった。試合はデビン・ヘスターのキックオフリターンタッチダウンで開始14秒でベアーズが先制、第1Qにさらにレックス・グロスマンからムーシン・モハメドへのタッチダウンパスも決まり14-6とリードした。QBのグロスマンは28本中20本のパスを成功させたが2インターセプトを喫し、5点差だった第4Q初めにグロスマンのパスをインターセプトしたケルビン・ヘイデンが56ヤードのリターンタッチダウンを決められ[5]、最終的に17-29で敗れた。
目次 |
[編集] 歴代ヘッドコーチ
- ジョージ・ハラス (1920-29,33-42,46-55,58-67)
- ラルフ・ジョーンズ (1930-32)
- ハンク・アンダーソン/ルーク・ジョンソン (1942-45)
- パディ・ドリスコル (1956-57)
- ジム・ドゥーリー (1968-71)
- エイブ・ギブロン (1972-74)
- ジャック・バーディ (1975-77)
- ニール・アームストロング (1978-81)
- マイク・ディトカ (1982-92)
- デイブ・ウォンステッド (1993-98)
- ディック・ジャーロン (1999-2003)
- ロビー・スミス (2004-現在)
[編集] 主な選手
- 3 ブロンコ・ナグルスキ
- 5 ジョージ・マカフィー
- 7 ジョージ・ハラス
- 28 ウィリー・ガリモア
- 34 ウォルター・ペイトン
- 40 ゲイル・セイヤーズ
- 41 ブライアン・ピッコロ
- 42 シド・ラックマン
- 51 ディック・バトカス
- 56 ビル・ヒューイット
- 61 ビル・ジョージ
- 66 ブルドッグ・ターナー
- 77 レッド・グレンジ
- 殿堂入り選手
- ディック・バトカス
- マイク・ディトカ
- ウォルター・ペイトン - (エミット・スミスに破られるまで長年にわたってNFL通算リーディングラッシャーだった。)
- ゲイル・セイヤーズ
- マイク・シングレタリー
- その他引退選手
- リチャード・デント(第20回スーパーボウルMVP)
- ジム・マクマーン (第20回スーパーボウル先発QB)
- ウィリアム・ペリー (冷蔵庫のあだ名で知られた。第20回スーパーボウルではFBとしても使われてタッチダウンをあげている。)
- 現役選手
- ブライアン・アーラッカー
- デビン・ヘスター - リターンのNFL記録保持者(108ヤード獲得+タッチダウン)。50ヤード走5秒4の俊足でも知られる。
[編集] 脚注
- ^ General History — Chronology (1940 to 1959) (Pro Football Hall of Fame)
- ^ Walter Payton's Statistics
- ^ Remembering Walter Payton デイリー・ヘラルド
- ^ Smith passes Payton as NFL's career rushing leader
- ^ 2006年スーパーボウル
[編集] 外部リンク
- Chicago Bears (英語)
AFC | 東地区 | 北地区 | 南地区 | 西地区 |
---|---|---|---|---|
バッファロー・ビルズ | ボルチモア・レイブンズ | ヒューストン・テキサンズ | デンバー・ブロンコス | |
マイアミ・ドルフィンズ | シンシナティ・ベンガルズ | インディアナポリス・コルツ | カンザスシティ・チーフス | |
ニューイングランド・ペイトリオッツ | クリーブランド・ブラウンズ | ジャクソンビル・ジャガーズ | オークランド・レイダーズ | |
ニューヨーク・ジェッツ | ピッツバーグ・スティーラーズ | テネシー・タイタンズ | サンディエゴ・チャージャーズ | |
NFC | 東地区 | 北地区 | 南地区 | 西地区 |
ダラス・カウボーイズ | シカゴ・ベアーズ | アトランタ・ファルコンズ | アリゾナ・カージナルス | |
ニューヨーク・ジャイアンツ | デトロイト・ライオンズ | カロライナ・パンサーズ | セントルイス・ラムズ | |
フィラデルフィア・イーグルス | グリーンベイ・パッカーズ | ニューオーリンズ・セインツ | サンフランシスコ・フォーティナイナーズ | |
ワシントン・レッドスキンズ | ミネソタ・バイキングス | タンパベイ・バッカニアーズ | シアトル・シーホークス | |
シーズン | 開幕戦 | プレーオフ | AFC選手権 | NFC選手権 | スーパーボウル | プロボウル | アメリカンボウル | ||||
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