サングリア
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サングリア(Sangría)とは赤ワインを甘いソーダやオレンジジュースなどで割って、一口大のフルーツ(レモン、リンゴ、バナナ、オレンジなど)にシナモンを少々加えた飲み物。ラム酒や砂糖を加えることもある。清涼感があるため夏場によく飲まれる。サングリアという言葉はスペイン語で血を意味するsangreという単語に由来する。
冷蔵庫や氷でよく冷やして、少し時間を置いてフルーツの味を馴染ませたものがより一層美味しい。 また、スペイン人に言わせると、とにかく安いワインを使ったほうが美味しい。 ドン・シモンなど果汁飲料を造るメーカーも販売している。
また、これに類似したティント・デ・ベラーノ(赤ワインをソーダのみで割ったもの)も同様に非常に好まれている。 赤ワインの代わりに白ワインを使ったものはサングリアブランカと呼ばれている。また、スペイン南部の地域では、桃やネクタリンを使ったzurraと呼ばれるサングリアもある。