ゲル・フィニート
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ゲルフィニート (Gel Finieto) は、『ガンダムSEED MSV』に登場する架空の兵器(モビルスーツ・MS)。(型式番号:NMS-X07PO)
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] 機体解説
ゲルフィニート | |
型式番号 | NMS-X07PO |
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所属 | 情報屋 |
製造 | アクタイオン・インダストリー社 |
生産形態 | 試作機 |
全高 | 不明 |
重量 | 不明 |
装甲材質 | 不明 |
特殊装備 | バチルスウェポンシステム |
主な搭乗者 | ケナフ・ルキーニ |
[編集] 機体概要
アクタイオン・インダストリー社が独自に開発した試作MS。機体のフォルムは他の機体とは一線を画しており、頭部には六つ目のセンサーや両肩の4対の羽状ユニットには「バチルスウェポンシステム」を備えている。
本機は特殊な運用コンセプトの元に造られており、MSの開発に遅れを取っていたアクタイオン・インダストリー社がザフト軍の次期主力MS策定コンペティションコンペにてMMI社製のゲイツと競合したが、装備の特殊性による汎用性の低さと、機体本体のスペックが平均的で特段の特長が無かった事から採用は見送られた。
なお、バチルスウェポンシステムの改良発展型がテスタメントやプロトセイバーに搭載されている。
[編集] 武装
- バチルスウェポンシステム
- 特殊な量子コンピューターウィルスを敵機に送信・汚染する特殊機能であり、送信はユニットから放出されたコロイド粒子を媒介にして行われ、汚染した機体を意のままに操る事が可能になっている。
[編集] 劇中での活躍
試作型の1機が情報屋ケナフ・ルキーニの手に渡り、彼自身の操縦でロウ・ギュールのレッドフレーム、叢雲劾のブルーフレームセカンドLの前に現れる。量子コンピュータウィルスを駆使し2機を交戦させたが、量子コンピュータではない事からウィルスの影響を受けなかったAIコンピュータ「8 (ハチ)」により存在が露見し、ブルーフレームセカンドLによって撃破された。
[編集] 余談
- 機体のデザインは、2003年に開催した『機動戦士ガンダムSEEDメカコンテスト』において電撃ホビーマガジン賞を受賞した作品をリファインしたものになっている。
以上で物語・作品に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 関連項目
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ガンダムシリーズの映像作品 | ||||||
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ガンダムシリーズの劇中項目 | ||||||
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