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グランツーリスモシリーズ - Wikipedia

グランツーリスモシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

グランツーリスモシリーズ』(Gran Turismo Series)は、ソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたゲームソフトのシリーズ名。企画・開発はポリフォニー・デジタルが行っている。ジャンルはドライビング&カーライフシミュレーター

目次

[編集] 概要

グラフィックやリプレイのカメラワークの巧みさ、挙動のリアルさなどによって話題を呼び、累計5000万本以上の出荷を記録したシリーズである。[1]

後発のレースゲーム、特に実車を起用したタイトルで(挙動がリアルかどうか、などの面で)しばしば比較の対象とされるほどの影響力を有するようになるのみならず、世界の自動車業界にもその名を知られることとなり、特に日産・スカイラインGT-R、三菱・ランサーエボリューションに代表される日本国内専売(当時)の高性能スポーツカーは、このソフトによって世界的な知名度を上げたといわれている。開発においても実際のメーカーとの連携が強い。

プレイステーション2で発売された『グランツーリスモ3 A-spec』は、ハードウェアの性能向上によってグラフィック、内容共に大幅なパワーアップがなされており、ハードウェアの普及に貢献した。『グランツーリスモ5プロローグ』ではオンライン対戦やアップデートによる機能の追加や実在のF1マシン「フェラーリ・F2007」などの収録も行われている。

[編集] グランツーリスモの誕生

1990年代半ば、家庭用ゲーム機の次世代機戦争が勃発し、キャッチフレーズである「リアルドライビングシミュレーター」として『リッジレーサー』と対峙する形で登場した。当時としては珍しい環境マッピングをいち早く家庭用ゲームソフトに取り入れ、車の光沢を生み出すような効果を実現し、多数の実在の車種、家庭用ゲーム機としてはリアルな挙動などで、大ヒット作品となった。

生みの親である山内一典は、ソニー・ミュージックエンタテインメント入社後、いち早く企画書を出したが、”メーカーとライセンス契約して実車が登場するゲームを出したい”という山内の請願は当時としては非現実的で、まずは年齢を下げた世代に向けた『モータートゥーン・グランプリ』の開発に着手する運びとなる。

『モータートゥーン・グランプリ』シリーズを2作作り終えて、ようやくグランツーリスモ開発へと着手することになる経緯は「GTを創った男たち」として『週刊少年マガジン』誌上で1998年に漫画化された(ただし、この漫画シリーズは他社のゲームの開発秘話も含めて毎回同様の展開なので、創作がかなり含まれている)。

X68000向けの雑誌『Oh!X』で3Dレースゲームの製作記事を書いていたプログラマ達が、製作に関係している。

[編集] 登場車

世界中の主要なスポーツカーが登場するが、ポルシェランボルギーニマセラティデ・トマソといったスーパーカーのメーカーからはライセンスを得ることができず現在もなお登場に至っていない。また、レースとは程遠い大衆車旧車あるいは高級車も多数登場し、自分が乗っているのと同じ車種でレースする・絶対乗れないであろう高級車をドライブするなど、レースファン以外のユーザ取り込みにも成功した。(ポルシェが登場しない代わりに、ポルシェ車をベースにチューニングしたルーフ(RUF)社のスポーツカーが登場している。また、「ランボルギーニ」という社名が登場しない代わりに『グランツーリスモ3 A-spec』では全日本GT選手権(現SUPER GT)・GT500仕様の「ディアブロGT」が登場している。)

2006年9月22日に行われた東京ゲームショウ2006で、シリーズ初のプレイステーション3向け作品となる『グランツーリスモ HD』でユーザの要望が多かったフェラーリ車の収録が決定した事も発表され、『グランツーリスモ HD』のサイトではフェラーリ・599の画像が公開された。山内曰く、グランツーリスモの語源であるイタリアのトップメーカーであるフェラーリが収録されていない事に疑問を持ち、フェラーリ社に掛け合ってCGを提出した結果、許可が出たとの事。ちなみに今迄日本国内のメーカーにおいてフェラーリの名称使用権を所有しているのはセガのみであり、海外のメーカーでは数社でしかライセンスを得られていない。その後、12月1日に『グランツーリスモ HD』の発売中止、『グランツーリスモ5』への吸収と開発優先、『グランツーリスモHDコンセプト』の無料ダウンロード提供などが発表された。

[編集] テーマ曲

1作目から代々テーマ曲としてOPなどに使用されている曲は安藤まさひろがANDY'S名義で制作したアルバム『ANDY'S』収録の「MOON OVER THE CASTLE」である。同アルバムの収録曲はボーカル部分をインスト化するなどアレンジが施され、ほぼ全曲が1作目のBGMとして利用された。また、T-SQUAREのアルバム『BLUE IN RED』には同曲のT-SQUAREバージョンとも言える「Knight's Song」が収録されている。なお、この曲はコンサドーレ札幌のホームゲーム選手入場時のBGMとしても使われており、サポーターにはおなじみの曲でもある。

[編集] シリーズ

[編集] プレイステーション

グランツーリスモ1997年12月23日
初代グランツーリスモは100車種146グレードが収録され、当時としては類のない台数であった。今までのゲームとは違い、リアルフィーリング・リアルドライビングを追及して開発された。当時の家庭用レースゲームの中において車の挙動が最も本物に近いことや、リプレイの美しさが話題を呼び、爆発的なヒットを記録した。パッケージの車はトヨタスープラとスカイラインGT-R(BCNR33)。
グランツーリスモ21999年12月11日
シリーズ唯一のCD-ROM2枚組で構成されており、アーケードモードを主とした「アーケードディスク」とメインコンテンツである「グランツーリスモディスク」で構成されている。シリーズ初のダートコースが収録。また、シリーズで初めて実在のサーキットであるラグナセカ・レースウェイ(現:マツダ・レースウェイ・ラグナ・セカ)が収録された。因みにグランツーリスモ3以降ではできなくなる「レーシングモディファイ」といったチューニングができる最後のタイトルだった。パッケージの車はホンダS2000。ここまでのシリーズはネジコンに対応している。

[編集] プレイステーション2

グランツーリスモ3 A-spec(2001年4月28日
プラットフォームがプレイステーションよりさらに高性能なプレイステーション2になったことで、車のモデリング精度やサーキットのクオリティは比較にならないほど向上した。また、これまでの秒間30フレームから秒間60フレームになったことで動きがより繊細になった。当初は「グランツーリスモ2000」という仮称で開発を開始し、プレイステーション2と同時に発売する予定を立てていた。開発時の内容はアーケードモードを主とする予定であったが、車種やゲームモードの追加などによって開発が大幅に長引くとともに、タイトルも「グランツーリスモ2000 A-spec」を経て「グランツーリスモ3 A-spec」へと変更された。「A-spec」となっているのは、GT4に収録されている B-specモードを収録したバージョンを発売する予定であったためだが、結局「グランツーリスモ3 B-spec」なるソフトは発売されなかった。
全世界で約1400万本を売り上げ、PS2で最も売れたソフトとされている。グランツーリスモ3で使用されているBGMは様々なアーティストの楽曲が使用されているが、中でもイギリスロックバンドFeeder」の「Just a day」がGT3のBGMとして使用され大ヒットを記録したのは有名な話である。パッケージに描かれている車はRUF・3400R。
最近は収録されている曲がMBS「みのもんたの朝ズバッ!」でも使われている。
グランツーリスモ コンセプト 2001 TOKYO2002年1月1日
グランツーリスモ3 A-specのシステムで、2001年の東京モーターショーで発表されたコンセプトカーや2001年当時の最新車などを収録。パッケージの車はスカイラインGT-R PROTO(後の日産・GT-Rの原型)のリアビュー。
グランツーリスモ4"プロローグ"版2003年12月4日
グランツーリスモ4の予告編、入門編的内容。教習所スタイルで、ボードゲームのようにレッスンを選択し、段階的に運転技術をレクチャーする。開発が長引いたGT4の遅れを補完する意味合いがあった。エンディングはグランツーリスモ4の開発ムービー。特に実写がふんだんに使われている点に注目。日本版でスクールモードのナレーションを担当したのは劇団青年座所属の魏涼子(ぎ・りょうこ)。GTForce Proに対応。
グランツーリスモ42004年12月28日
グランツーリスモ3の要素に加え、写真撮影(プリント可能)や中古車購入、スペシャルコンディションレースなどの要素がある。そして、グランツーリスモモードの1年目は毎月2コース(10月のみ3コース)がフリーラン、走行会、フォトドライブ、ファミリーカップ、アーケードモードに追加される(一部走行会、フォトドライブ、ファミリーカップ選択不可)。パッケージの車は山内一典の愛車・フォードGT
ツーリスト・トロフィー2006年2月2日
バイクゲーム。
グランツーリスモ4 オンライン実験バージョン(2006年7月1日~8月31日までサービス提供(9月1日終了))
グランツーリスモ4をベースに、オンライン対戦やタイムアタック・チャットなどのインターネット機能を追加した、実験用のプレイステーション2専用ソフトのこと。公式サイトの会員の中から抽選で5000人に無償配布し、テストプレイを行った。

[編集] プレイステーション3

グランツーリスモHDコンセプト(2006年12月24日
2006年のElectronic Entertainment Expoに出展された試作品だったが、2006年9月の東京ゲームショウで「グランツーリスモ HD」 (GT-HD) の名称で製品として2006年12月に発売されることが発表されたが、12月1日に2006年12月24日よりプレイステーション3のオンラインサービスの一環として『グランツーリスモHDコンセプト』の無料配布され2007年9月30日に終了した。
グランツーリスモ5プロローグ2007年12月13日
グランツーリスモ5のプロローグ版となる作品。マルチプレイヤーによるオンライン対戦が可能。2007年10月に開催される東京モーターショーにあわせて発売され、東京モーターショーに出展予定の新車を配信すると発表された。パッケージの車はこのゲームの中心的な車両・日産GT-R。
グランツーリスモ5(2008年度発売予定)
GT5プロローグの続編となる作品。現時点での情報はあまり明らかになっていない。[2]

[編集] プレイステーション・ポータブル

グランツーリスモ4モバイル(仮称、発売日未定)
当初は2005年春に発売予定だったが無期延期となっている[3]。山内によると、『グランツーリスモ5』が発売された後に発売すると発言している。

[編集] 関連商品

GT FORCE
ロジクールがポリフォニー・デジタルと共同開発した、『グランツーリスモ3 A-spec』に最適化したステアリングコントローラ。フォースフィードバック機能搭載。プレイステーション2専用でUSB接続。他の多くのレースゲームにも対応している。
GT FORCE Pro
『グランツーリスモ4 "プロローグ"版』に合わせて発売されたGT FORCEの上位版。家庭用ステアリングコントローラとして初めてロック・トゥ・ロック 2.5回転 900°を実現した(GT FORCEは200°)。
GT FORCE RX
2006年にプレイステーション3本体と同時発売。『リッジレーサー7』などに対応している。基本機能はGT FORCEと同等だが、ステアリング正面のボタン配置が変更され、使いやすくなっている。
Driving Force GT
2008年6月12日発売。GT FORCE Proをベースにリアルタイムアジャストメントダイヤルが搭載されたほか、フォースフィードバックもリファイン。
G25 Racing Wheel
クラッチペダルに6速Hパターンシフト、2つのモーターを搭載したデュアルフォースフィードバック、革張りステアリングホイールなどが特徴。GT Forceシリーズの一つと誤解されがちだが、元々は海外でPC用として発売されたもの。国内ではPS3用周辺機器として『グランツーリスモ5 プロローグ』と同時に発売された。
トミカ
ギフトセットとして、1998年11月にグランツーリスモ、2000年4月にグランツーリスモ2が販売された(絶版)。

[編集] 脚注

  1. ^ GRAN TURISMO(グランツーリスモ)シリーズ 全世界累計生産出荷5,000万本突破、PlayStation.com、2008年5月9日。
  2. ^ Project GT5 始動、PlayStation.com、2007年9月20日。
  3. ^ グランツーリスモ4 モバイル(仮称)、PlayStation.com、2004年10月27日

[編集] 外部リンク


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