クイーン・エメラルダス
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『クイーン・エメラルダス』 (QUEEN EMERALDAS) は松本零士による漫画、またそれを原作としたアニメ作品、およびそれらの作品の主人公の名前、並びに彼女が使用する宇宙船の名前。
目次 |
[編集] 解説
1975年に秋田書店発行のプリンセスに掲載された読みきり短編「エメラルダス」が最初である。 その後1978年には週刊少年マガジンに「QUEENエメラルダス」のタイトルで連載。講談社から全4巻の単行本が刊行された。
また、連載終了後も番外編が3作発表されたり、他の作品にエメラルダスがゲスト出演するなど、松本零士の主要作品との位置付けとなっている。少年マガジン1979年5月25日増刊号に掲載された番外編と、1980年2・3号に掲載された読切は現在のところ、単行本未収録となっている。
本作品の内容は、『宇宙海賊キャプテンハーロック』と同じように宇宙を旅する女の物語である。本作で未完に終わる彼女の旅は、「銀河鉄道999」の劇場版1作目の惑星ヘビーメルダー(トレーダー分岐点)において幕を閉じる。
文化放送のセイヤングで『スペースファンタジーエメラルダス』としてラジオドラマ化され、のちにLPレコードとしても発売された。
エメラルダスという名前は宝石のエメラルドが由来となっているが、松本零士は執筆当時エメラルドを「赤い宝石」(ルビーと思われる)だと勘違いしていてデザインしたとのエピソードがある。
[編集] あらすじ
「大宇宙の魔女」と呼ばれ、飛行船型の宇宙船「クイーン・エメラルダス号」に乗って宇宙を駆ける女海賊クイーン・エメラルダス。彼女がなぜ宇宙を旅しているのかは誰も知らない。手製の宇宙船で宇宙に飛び出した少年・海野広は火星の衛星ダイモスのアルギューレ北方の峡谷に墜落してしまう。広は重傷を負い病院に運ばれるがそこを抜け出し、戻ってきた墜落現場でエメラルダスと出会うところから物語は始まる。
[編集] アニメ
1998年に『クイーン・エメラルダス』というタイトルでOVA化される。
[編集] スタッフ
- 原作、総設定:松本零士
- 監督:浅田裕二
- 脚本:神尾麦
- キャラクターデザイン、総作画監督:増永計介
- メカニックデザイン:板橋克己
- メカ作画監督:沢田正人
- 美術監督:工藤ただし
- 音楽:大島ミチル
- アニメーション製作:OLM
[編集] キャスト
[編集] 外部リンク
- ねーやんのQueenエメラルダス号(ファンサイト)
- エメラルダス未収録作品(ファンサイト内にある単行本未収録作品のあらすじ紹介)