キョウジ・カッシュ
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キョウジ・カッシュは、架空の人物でTVアニメ『機動武闘伝Gガンダム』の主人公、ドモン・カッシュの兄である。(声:堀秀行)
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] 人物
アルティメットガンダムの開発に父親のカッシュ博士と共に関わっていた技術者で、父親の補佐をしていた。ドモンがそんな父と兄に反発したことが彼が格闘技の道へ走る原因の一つでもあった。また、漫画版ではドモンは格闘技を始めた理由に「何をやっても敵わなかった世界一の兄を超えてみたかった」と語っている。
しかし、ウルベ・イシカワとミカムラ博士の陰謀で軍事兵器として狙われたアルティメットガンダムを守るため、この機体を地球に降下させたが、落着の衝撃で異常をきたし暴走したガンダムに取り込まれ、生体コアとなってしまった。またその際彼をかばって母親であるミキノ・カッシュはウルベに射殺された。
その後ガンダムシュピーゲルと交戦した際、すでに意識も失いかけていた彼は最後の力を振り絞り、死亡したシュピーゲルのパイロットの肉体を素体としてDG細胞を用いたアンドロイドを生み出す。そして自らの記憶と意識を託して、自らの分身(アンドロイドのシュバルツ・ブルーダー)とし、デビルガンダムを防ぐための策とする。
新宿でドモンと対峙した際には、もはや彼に意識はなく完全に生体部品となっており、肉体が傷つくたびにDG細胞によって修復が繰り返されるのみであった。なお、最期にキョウジが出現したランタオ島での決戦では、すでにボロボロになっていたため、新たな生体ユニットとして東方不敗はドモンを狙っていた。しかし、シュバルツの身を挺した叱咤によって、ドモンは兄をシュバルツと共に消滅させた。最期の瞬間、彼の意識は戻ったかのような描写がされており、ドモンに感謝の言葉を告げ、最終奥義・石破天驚拳の閃光の中に消えている。
その後は東方不敗共々、最終回でドモンを叱咤する幻影として現れ、弟を導いた。なお、一部ゲーム作品では正気のキョウジがガンダムシュピーゲルに乗っていることがある(戦闘台詞などはシュバルツの流用)。
[編集] 関連項目
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ガンダムシリーズの劇中項目 | ||||||
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