エドワーズ空軍基地
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エドワーズ空軍基地(Edwards Air Force Base)は、アメリカ合衆国のカリフォルニア州の東部にあるアメリカ空軍の基地である。モハーヴェ砂漠のロジャース乾湖(ミューロック乾湖)に作られている。さまざまな機体のテスト飛行が行われる航空機開発の拠点として知られ、スペースシャトルの帰還時にケネディ宇宙センターへの帰還が困難なときには同基地に帰還することで知られている。
エドワーズ飛行場 | |||
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IATA:EDW - ICAO:KEDW | |||
概略 | |||
空港種別 | 軍用 | ||
Operating Agency | U.S.AirForce | ||
Operating Hours(JST) | 23:00-15:00 | ||
海抜 | 2302ft (702 m) | ||
位置 | 北緯34度54分19.50秒西経117度53分01.46秒 | ||
滑走路 | |||
方向 | 全長 | 表面 | |
ILS | m×幅 | ||
04/22 | YES | 4,576×91 | 舗装 |
06/24 | NO | 2,438×15 | 舗装 |
目次 |
[編集] 概要
1933年に開設された、おもに航空機の開発・研究・調査を行う基地である。元々の基地の名称は、ミューロック陸軍飛行場(Muroc Army Air Field)であったが、テスト飛行中に事故死したグレン・W.エドワーズ(Glen.W.Edwards)に由来して、1950年に改称された。空軍の飛行試験センター(AFFTC)やアメリカ空軍テストパイロット学校、NASAのドライデン飛行研究センターなどが所在する。
フライト・テストの聖地として知られ、過去に多くの著名な実験が行われた。
- チャック・イェーガーとX-1による世界初の超音速飛行。
- X-15による極超音速飛行実験。
- M2-F1をはじめとするリフティングボディ機の実験。
- スペースシャトル・エンタープライズの滑空実験。
- その他、B2をはじめとする最新鋭の機体の試験。
[編集] 航空管制
GND | 121.800 | 225.400 | |
TWR | 120.700 | 318.100 | 353.600 |
SPORT APP/DEP | 132.750 | 343.700 | |
NASA FLT OPS | 135.825 | 373.150 | |
PMSV MET | 342.400 | ||
COMMAND POST | 304.000 | ||
PTD | 372.200 | ||
ATIS | 269.900 |
[編集] 航空灯台
局名 | 種別 | 識別信号 | 周波数 |
EDWARDS | VORTAC | EDW | 116.400 |
- 周波数の単位は、MHz
[編集] フィクション
ターミネーター3でサイバー・リサーチ・システムズ(CRS)の本部としてもその名前が出ている。
蒼き流星SPTレイズナーで火星から逃げ帰った主人公たちの乗るグラドスのシャトルが、米軍の手によってエドワーズ基地まで誘導される。
[編集] 外部リンク
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