イワーク
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イワーク | |
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全般 | |
英語名 | Onix |
進化体系 | たねポケモン |
進化前 | なし |
進化後 | ハガネール |
世代 | 第1世代 |
ポケモン学 | |
分類 | いわへびポケモン |
タイプ | いわ / じめん |
高さ | 8.8 m |
重さ | 210.0 kg |
特性 | いしあたま/がんじょう |
イワークは、ポケットモンスターシリーズに登場する492種の架空のキャラクター(モンスター)のうちの一種である。
目次 |
[編集] 特徴
全身が岩からできており、岩肌色の岩のブロックが連結した長い身体を持つ。地中を移動する速度は時速80キロメートル。頭の中にある磁石のお陰で、方向感覚を失う事はない。物凄い音をたてて地中を掘り進み、鉱物を体に取り込む。通った跡はディグダやダグトリオのすみかになる。初代シリーズでは、最も大きなポケモンだったが、後に進化系のハガネール、さらにはホエルオーに抜かれている。
[編集] ゲームでのイワーク
野生ではあちこちの洞窟に出現する。「ぼうぎょ」が非常に高いが、巨体に見合わず「こうげき」はピカチュウにすら負けるほど低い。「すばやさ」は他のいわタイプに比べると少し高い。「とくぼう」があまりにも低いので弱点であるみず、くさタイプの特殊技を喰らうとほぼ一撃で倒れる。
ニビシティジムリーダー・タケシの使用するポケモンとしてよく知られており、『赤・緑』および『ファイアレッド・リーフグリーン』ではカスミのスターミーと並ぶ序盤の強敵である。フシギダネかゼニガメを最初のポケモンとして選んだ場合は有利に戦えるが、ヒトカゲを選んだ場合は苦戦することになる。
『金・銀』以降のシリーズでは「メタルコート」を持たせて通信交換を行う事によりハガネールへと進化する。
また『金・銀』では模様替えグッズ「おっきなイワーク」が登場する。「ふしぎなおくりもの」を行うと低確率で入手できる。
「りゅうのいぶき」や「アイアンテール」を覚えられるが、いわタイプ・じめんタイプの強力なわざを自力では覚えられない欠点がある。
『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』ではモンスターボールから出現するポケモンの一体として登場。「いわおとし」でプレイヤーを攻撃する。
[編集] アニメでのイワーク
アニメではタケシの持ちポケモンとして序盤から登場したが、ピカチュウの電撃の火花によりスプリンクラーが作動し、噴射された水により電気技が感電し、敗れた。
逆さまに沈没したサントアンヌ号では階段を作った。
ビデオ『ピカチュウのふゆやすみ』では、自らがそりになり、イシツブテ、ロコン、コダックと共に滑った。後に弟のジローに譲り、バトルフロンティア編でハガネールに進化する。
無印シリーズ後半では通常よりも巨大な大イワークが出てきたり(最後は四天王シバにゲットされた)。
オレンジ諸島ではガラス細工職人がスランプに陥り、サトシ達と一緒に「クリスタルのイワーク」を探したこともあった(発見して、スランプ脱出に成功)。なお、このイワークは体が岩でできていないためか、水に強かったが炎に弱く、職人が使ったリザードの炎に敗れた。
オレンジリーグではチャンピオンユウジのイワークが登場し相性の悪いサトシのゼニガメをまきつくで追い詰めるもハイドロポンプにやられた。
『ダイヤモンド&パール』では、クロガネジムのジムリーダー・ヒョウタの持ちポケモンとして登場し、サトシのライバルのシンジのエレキッドを交替に追い込むが、ヒコザルのあなをほるによって倒れた。
サトシとの一度目の対戦ではナエトルとピカチュウを倒し勝利へ導いたが、2度目の対戦ではピカチュウにより倒れた。
[編集] ポケモンカードでのイワーク
闘タイプのたねポケモン。初登場はポケットモンスターカードゲーム第1弾。ポケモンジムシリーズではゲーム同様タケシのポケモンとして登場している。HPが高く、「にげる」ために必要なエネルギーは多めである。
[編集] 映画でのイワーク
無印の映画シリーズのほとんどでタケシのイワークが登場している。『劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕』でも野生固体が数匹登場している。
[編集] その他におけるイワーク
漫画『ポケットモンスターSPECIAL』でもやはりタケシが使用するポケモンである。