アキラ (空母)
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| 艦歴 | |
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| 発注: | |
| 起工: | 1941年11月 |
| 進水: | |
| 就役: | |
| 退役: | |
| その後: | スクラップとして廃棄 |
| 除籍: | 1952年 |
| 性能諸元 | |
| 排水量: | 23,130 トン（基準） |
| 全長: | 211.6 m |
| 全幅: | 29.4 m |
| 吃水: | 7.3 m |
| 機関: | |
| 最大速: | 30ノット |
| 航続距離: | 18ノットで5,500浬(計画) |
| 兵員: | |
| 兵装: | OTO1938 13.5cm(45口径）単装両用砲8基 6.5cm（64口径）単装高角砲12基 ブレダM38 20mm(65口径)6連装機関砲22基計82門 |
| 搭載機: | 51機（戦闘機のみ） |
アキラ(Aquila)はイタリア海軍の未成空母。もとは客船ローマ。艦名の"Aquila"はイタリア語で「ワシ（鷲）」の意味。原音では「アクイラ」または「アークイラ」と発音される。
イタリアはワシントン会議で空母保有枠60,000トンを認められたが、空母の必要性を認めない空軍の発言力が強かったため、空母を建造しようとはしなかった。しかし、第二次世界大戦開戦後の戦いで空母の重要性を感じ、客船ローマ（32,120総トン、21ノット）を徴用し空母への改造を決定した。
速度が21ノットというのは空母として問題であったため、機関は建造中のカピターニ・ロマーニ級軽巡洋艦に搭載予定であったソーニクロフト式水管缶8基とベルッツォ式ギヤード・タービン4基（カピターニ・ロマーニ級2隻分）を搭載し速力30ノットとした。搭載機として選定されたのはレッジアーネRe2001やフィアットG55の艦載用改造機であったが、折畳翼への改修ができなかったため、格納庫の天井に懸吊したり飛行甲板に係止することで搭載機数を増やした。
改造工事は1941年11月ジェノヴァのアンサルド社で開始された。しかし、1943年9月にイタリアが降伏するまでに完成せず、ドイツ軍に接収されて工事が続行された。しかし、1944年6月16日、空襲により損傷、1945年4月19日には人間魚雷の攻撃で大破した。そのため自沈させられた。
1946年に浮揚され1951年ラ・スペツィアに曳航されて解体された。
[編集] 関連項目
- スパルヴィエロ (空母)：イタリアの未成空母
[編集] 外部リンク
- Portaerei Aquila - Plancia di Comando
