ひとつ屋根の下
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ひとつ屋根の下(ひとつやねのした)は、フジテレビ系で放送されていたテレビドラマである。
目次 |
[編集] ひとつ屋根の下
- 放送時間 1993年4月12日-6月28日 月曜21:00-21:54
- 平均視聴率28.2%、最高視聴率37.8%(第11回)
この年最もヒットしたドラマで、フジテレビの連続ドラマ史上最高の視聴率を記録。主人公のセリフ「そこに愛はあるのかい? 」は流行語ともなった。又、トレンディドラマの象徴的枠であった月9でホームドラマが記録的ヒットとなった事はドラマ界全体にも影響を与え、ホームドラマが一時復活するきっかけとなった。
ストーリーの大筋は、洋画「マイウェイ」からの多大な影響が見られるとも言われるが、「男はつらいよ」の影響の方 が強いだろう。
あんちゃんは”寅さん”と同じく純情で勘違いの失恋もするし、プリン(トラの場合メロン)がないことでだだをこねたりする子供のようなキャラ。エンゲル係数をエンジェル係数と呼ぶようなおばかなところもそっくりに描かれるている。小雪が”さくら”であり、広瀬医師が”おいちゃん”の役回りをギャクでは演じる。しかし、その背景は山田作品と同じく失われつつある市井の人々の人情、ペーソスである。
[編集] キャスト
- 柏木達也 - 江口洋介
- 柏木家の長男。クリーニング店を経営する。愛称は「あんちゃん」。直情家でお調子者。好物はプリン。26歳。
- 柏木(木内)雅也 - 福山雅治
- 柏木家の次男。研修医。愛称は「チイ兄ちゃん」。名門病院の養子として後継ぎになることが約束されていたが、達也の下で暮らすことを決意。血の繋がらない妹・小雪に恋心を抱いている。パート2では小雪と結婚。25歳。
- 柏木小雪 - 酒井法子
- 柏木家の長女。母親代わりをつとめる。他の兄弟と血のつながりはないが、それが下の弟妹達に知れ渡ると家を出てしまう。22歳。
- 柏木和也 - いしだ壱成
- 柏木家の三男。性格は達也に似ている点が多い。(当時のいしだ壱成は未成年だが飲酒するシーンがある)
- 柏木小梅 - 大路恵美
- 柏木家の次女。成績がよい。誕生日の日にレイプされ、心に傷を負う。高校2年生(16~17歳)。
- 柏木文也 - 山本耕史
- 柏木家の四男。バイク事故で下半身麻痺となって以来、施設にあずけられ車椅子で生活。次第に明るさをとりもどす。兄弟にコンプレックスを抱いている。15歳。
- 広瀬幸夫 - 山本圭
- 柏木兄妹の亡き父の友人で一家の後見人(叔父代わり)。ゆきおじさんと呼ばれる。開業医をしている。
- 兵頭五郎 - 小木茂光
- 文也の絵の先生。
- 木内裕蔵 - 清水紘治
- 柏木兄妹の亡き父の友人。雅也を養子にしていた。
- 中川京子 - 風吹ジュン
- 小雪の実の母
- 中川恵 - 安達祐実
- 京子の娘。小学生。小雪とは父親違いの姉妹。
- 日吉利奈 - 内田有紀
- 雅也に恋心を抱く患者。舞台女優。
- 桑名詩織 - 千葉麗子
- 小梅の友人。
- 日下部哲雄 - 辰巳琢郎
- 小雪と不倫している。スケジュールの都合で途中降板。
- 榊千鶴 - 鈴木ほのか
- 達也と婚約する予定だったが、達也が文也をひきとったため、解消した。
- 榊隆雄 - 川津祐介
- 千鶴の父。
- 斉藤博幸 - 寺脇康文
- ジャスミンさんと結婚する
- 倉橋登志子 - 村上里佳子
- ジャスミンさん、柏木達也が恋した人
- 松前ルミ子 - 河合美智子
- ひどいことを言って文也を自殺未遂にまで追い込む。姉にコンプレックスを抱いている。
- 三船愛子 - 中谷美紀
- 利奈のライバル。
[編集] ストーリー
かつて実業団のマラソン選手だった主人公・柏木達也(江口洋介)が、自身の婚約(のちに解消)を報告するために、7年前の両親の交通事故以来生き別れになった兄弟達を訪ね歩く。最初は達也を拒絶していた兄弟達も徐々に理解を示し、達也の下で暮らすようになる。毎日ケンカばかりしながら少しずつ絆を深めていくが、やがて家族を崩壊の危機に晒す出来事が 何度も訪れる。
[編集] 各回サブタイトル・放送日・視聴率
- 第1話 「苦い再会」(1993年4月12日)19.5%
- 第2話 「弟を捨てるのか!」(1993年4月19日)20.6%
- 第3話 「兄チャンと妹の涙」(1993年4月26日)23.1%
- 第4話 「チィ兄ちゃん帰る」(1993年5月3日)22.0%
- 第5話 「車椅子の弟へ」(1993年5月10日)29.3%
- 第6話 「結婚宣言」(1993年5月17日)26.8%
- 第7話 「裏切られた純情」(1993年5月24日)29.6%
- 第8話 「長女の悲しい家出」(1993年5月31日)26.5%
- 第9話 「そこには愛がある」(1993年6月7日)33.5%
- 第10話 「弟よ、夢を抱け!」(1993年6月14日)33.2%
- 第11話 「引き裂かれた絆」(1993年6月21日)37.8%
- 最終話 「上を向いて歩こう」(1993年6月28日)35.9%
[編集] 主題歌
[編集] 挿入歌
[編集] スタッフ
[編集] ひとつ屋根の下2
- 放送時間 1997年4月14日-6月30日 月曜21:00-21:54(ただし初回は21:00~22:24、第11回は21:00~22:09、最終回は21:04~22:24)
- 平均視聴率26.4%、最高視聴率34.1%(最終回)
[編集] キャスト
- 柏木達也 - 江口洋介
- 柏木雅也 - 福山雅治
- 柏木小雪 - 酒井法子
- 柏木和也 - いしだ壱成
- 柏木小梅 - 大路恵美
- 柏木文也 - 山本耕史
- 広瀬幸夫 - 山本圭
- 兵頭五郎 - 小木茂光
- 木内祐蔵 - 清水紘治
- 中川京子 - 風吹ジュン
- 中川恵 - 安達祐実
- 望月実希 - 松たか子
- 早川真澄 - 黒田勇樹
- 倉橋美保 - 伊藤裕子
- 望月章吾 - 森田剛(V6)
- 早川百合江 - 藤田弓子
- 前園俊雄 - 宇梶剛士
- 川村泉 - 渡辺由紀
- 根本裕司 - 堀真樹
- 井上友史 - 北村総一朗
- 寺田奈美 - 浅井江理名
- 前川 - 冨士眞奈美
- 中川誠次 - 加藤善博
- 南雲俊平 - 村田泰則
- 南雲真理子 - 山村美智子
- 寺田良美 - 中村久美
- 寺田繁 - 山路和弘
- 津山新一 - 古川九一
- 橋田篤 - 山下徹大
- 小沢 - 山本顔ノ介
- ヨシカワミチコ - 藤原紀香
[編集] スタッフ
- 脚本:野島伸司
- プロデューサー:杉尾敦弘
- 演出:永山耕三、武内英樹、高丸雅隆
- 音楽:日向敏文
[編集] 各回サブタイトル・放送日・視聴率
- 第1話 「さよならチィ兄ちゃん」(1997年4月14日)26.3%
- 第2話 「下宿人は美少女?」(1997年4月21日)23.0%
- 第3話 「心の貧しき者へ」(1997年4月28日)27.0%
- 第4話 「腐った時代の青春」(1997年5月5日)26.3%
- 第5話 「車椅子の悲しき恋」(1997年5月12日)24.4%
- 第6話 「車椅子の弟へ」(1997年5月19日)22.6%
- 第7話 「心にはダムがある」(1997年5月26日)23.8%
- 第8話 「雅也よ、帰れ!」(1997年6月2日)26.3%
- 第9話 「愛する兄の帰国」(1997年6月9日)28.3%
- 第10話 「小雪の命、雅也の愛、達也の叫び」(1997年6月16日)30.0%
- 第11話 「地球より重き愛情-兄弟の絆」(1997年6月23日)28.1%
- 最終話 「さよなら柏木兄弟-6月の花嫁」(1997年6月30日)34.1%
[編集] 主題歌
[編集] 挿入歌
- 青春の影(チューリップ)
- ぼくがつくった愛のうた(チューリップ)
- ひだまりの詩(ル・クプル)
- 年間シングル売上ランキング第3位。教科書に載るまでにいたった。
[編集] その他
[編集] 前後番組の変遷
フジテレビ系 月曜9時枠の連続ドラマ | ||
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ひとつ屋根の下
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