てだこまつり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
てだこまつりは、沖縄県浦添市の浦添運動公園及び、牧港漁港で行われる祭である。毎年7月ごろに行われる。また本番の前日には、同市の屋富祖大通りを歩行者天国にし、前夜祭が行われる。
浦添市を代表する祭であり、沖縄県内でも有数の大規模な祭であって、毎年、市の人口を上回る約15万人以上の人々が訪れる。第28回では花火ショーの前に市制35周年を記念して6300個の風船が参加者によって放たれた。
ちなみに「てだこ」とは、昔浦添が琉球王国の首都であったときの王「英祖王」の父が太陽であったという伝説があり、それにちなんで沖縄の方言で太陽を意味する「てだ」と、その太陽の子どもを意味する「こ」がくっつき「てだこ」といわれている。
目次 |
[編集] 沿革
始まりは1978年11月に「てだこの都市・浦添」づくりの一環として行われた「第1回てだこまつり」で、それ以来今日まで市を代表する祭として行われ続けている。なお1982年の第5回より7月に行われるようになり、また1997年の第20回より通商産業省電源地域産業育成支援補助事業として、「太鼓カーニバルinうらそえ」が祭初日に開催されている。
- 1978年11月 第1回てだこまつり開催。
- 1982年7月 第5回開催。開催月を11月から7月へ変更。
- 1997年7月 第20回開催。太鼓カーニバルinうらそえの開催を始める。
- 2003年7月19日、20日 第26回開催。
- 2004年7月25日、26日 第27回開催。
- 2005年7月23日、24日 第28回開催。
- 2006年7月22日、23日 第29回開催。
- 2007年7月21日、22日 第30回開催予定。
[編集] 日程
第30回の日程(毎年微妙に変わります)
- 20日(金)
- 屋富祖大通り・歩行者天国
- 21日(土)
- 22日(日)
- 9:00~ 10人11脚走大会
- 13:00~ サマーヤングフェスタ
- 16:00~ ゲストコンサート
- 17:00~ てだこ演舞まつり
- 21:00~ 大花火ショー
[編集] アクセス
[編集] バス路線
各路線の詳細は琉球バス交通営業路線、東陽バス営業路線又は路線項目を参照。
- 仲間入口バス停
- 55番(牧港線) 琉球バス交通
- 浅野浦バス停
- 88番 (宜野湾線) 琉球バス交通
- 90番 (知花(バイパス)線) 琉球バス交通
- 98番 (琉大(バイパス)線) 琉球バス交通
- 112番 (国体道路線) 琉球バス交通
- 288番(宜野湾おもろまち線) 琉球バス交通
- 290番 (知花おもろまち線) 琉球バス交通
- 298番 (琉大おもろまち線) 琉球バス交通
- 伊祖入口バス停
- 99番 (天久新都心線) 琉球バス交通
- 美術館前
- 55番 (牧港線) 琉球バス交通
- 56番 (浦添線) 琉球バス交通
- 91番 (城間(南風原)線) 東陽バス
- 191番 (城間(一日橋)線) 東陽バス
[編集] 臨時駐車場
- 浦添市役所駐車場
- 浦添てだこホール駐車場
- 浦添市美術館駐車場
- 浦添小学校・浦添中学校