きたがわてつ
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きたがわてつとは、岩手県北上市生まれの日本のうたごえ関係のシンガーソングライターである。代表曲のひとつに『日本国憲法前文』(曲&歌)がある。
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[編集] 概要
岩手大学在学中に大病を患い入院。病院のベッドで聴いた音楽に感動し「人に生きる喜びを届けよう」と1975年より演奏活動を始める。
日本国憲法前文の条文をソフトロックで歌い上げたこの曲は1983年に発表、マスメディアでも広く紹介された。学校の授業で取り上げられる機会も多い。また、1995年、第8弾アルバム「澈」で発表した『九条』は、新たに日本国憲法第9条の条文に曲をつけたもので、流麗なメロディーに、被爆地の祈りを連想させる鐘の音が印象的な、美しい一曲に仕上がっている。
さらに代表曲のひとつとして人気の高いのは第3弾アルバム「Lovely Day」で発表の『ヒロシマの有る国で』であろう。この曲は発表以来、核兵器廃絶を願う人々の愛唱歌となっている。
音域の広いソフトな歌声と、人間に対する優しさ、気取りのない素朴な人柄とエネルギッシュな行動力が魅力である。
[編集] CDブックス
- (寄稿・早乙女勝元・森村誠一・ジェームス三木、写真・田辺順一 )『日本国憲法前文と九条の歌―CDブックス』(あけび書房,2004年,ISBN 4871540510)