おもちゃ王国
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株式会社 おもちゃ王国(おもちゃおうこく)は、岡山県玉野市に本拠を置く日本の企業。同名のテーマパークグループ「おもちゃ王国」の設置・運営・フランチャイズ管理を主業務としている。
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[編集] 企業概要
元々のスタートが「テーマパーク跡地」(閉園した王子ファンシーランド跡地)を利用した運営。このことにより初期費用をローコストに抑えることに成功。また、それ故に旧来のテーマパークブームによって建てられた廃パーク・落ち目パークの「建て直し」に対して強いノウハウを持つ。
運営テーマパークのテーマは、企業(パーク)名の通り「おもちゃの王国」すなわち「世界のあらゆるおもちゃを揃えた『玩具博物館』を兼ねた遊園地」である。そのため、なつかしのおもちゃから最新のおもちゃまで世代を超えて楽しむことができるアトラクションも数多い。
特にタカラトミー(リカちゃん、トミカ、プラレールなど)、ダイヤブロック、田宮模型、サンリオなど、様々な玩具メーカーの協力を得て作られている展示やアトラクションはパーク名(および親会社の人脈)の面目躍如と言える。
2006年7月からは、バンダイ・バンプレストのスポンサードネットの対象から外された山陽放送が放映を見送っていた「ウルトラマンメビウス」を番組販売購入扱いで数か月遅れで放映することになり、夏休み期間中の集中放送での番組スポンサーを引き受けた。
[編集] 沿革
- 1995年 - 親会社であるサンヨープレジャーが、玉野市に在する第三セクター『玉野レクリエーション総合開発』の運営していたテーマパーク『王子ファンシーランド』の跡地を買い上げ。その運営のために「株式会社 おもちゃ王国」が設立される。社長は高谷茂男(サンヨープレジャー社長を兼務)
- 1999年 - 軽井沢おもちゃ王国 開園
- 2000年 - 東条湖おもちゃ王国 開園
- 2001年 - 城島おもちゃ王国 開園
- 2003年 - 東京ドームシティおもちゃ王国 開園
- 2004年 - レオマおもちゃ王国(ニューレオマワールド)開園
- 2005年 - 高谷社長の岡山市長選出馬に伴う退任。
- 2006年 - 南知多おもちゃ王国(南知多ビーチランド)開園
[編集] 運営テーマパーク
- おもちゃ王国
- おもちゃ王国 - 玉野市。総本部。直営パーク。
- レオマおもちゃ王国(ニューレオマワールド)- 直営パーク。ただし、運営は別会社(レオマユニティー)
- 東条湖おもちゃ王国 - 兵庫県加東市にあるフランチャイズパーク。旧東条湖ランド。
- 軽井沢おもちゃ王国 - フランチャイズパーク
- 東京ドームシティおもちゃ王国(東京ドームシティ)- フランチャイズパーク
- 南知多おもちゃ王国 - フランチャイズパーク
- 城島おもちゃ王国(城島後楽園)- フランチャイズパーク
- その他
- 岡山スカイガーデン- 直営パーク。ただし運営は別会社で2007年5月に営業終了(サンヨープレジャー)。
[編集] キャラクター
- シーゲルン1世
- 王様
- ハート姫
- フランス人形の姫
- うさぎのピンキー
- ぬいぐるみのマスコット
- ブレイブ
- 勇ましいおもちゃの兵隊。青の制服。
- テンダー
- 心優しいおもちゃの兵隊。赤の制服。
- ミドリン
- 王様からバネ仕掛けで飛び出すボール
[編集] おもちゃ王国(本部)
- 706-0153 岡山県玉野市滝1640-1
- インフォメーション 0863-71-4488
- 営業時間 10:00-17:00
- 休園日 毎週火曜日(年末年始を除く。ただし春夏冬休みやゴールデンウィーク期間中は無休)
- 入園料 大人700円、小人500円(小人:3才~小学生まで)2才未満は無料
- 乗り物利用料・園内遊具 1回200円(一部遊具を除く)
- 園内パビリオン入場料 無料(おもちゃ博物館のみ有料)
- 駐車場 無料(1500台分)
- アクセス
[編集] 関連項目
- サンヨープレジャー 親会社。玩具卸小売業者。岡山県および周辺域にて玩具店『こどもや』を経営。
[編集] 関連リンク
- おもちゃ王国 総合ホームページ
- 岡山スカイガーデン おもちゃ王国が運営しているロープウェー遊園
- 両備ホールディングス 玉野渋川特急バスを運行している会社