W.A.S.P.
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W.A.S.P. (ワスプ)は 1984年にデビューしたアメリカのヘヴィメタルバンド。ブラッキー・ローレスを中心に、ポップでキャッチーなロックンロールと残虐なパフォーマンスで人気を博した。
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[編集] メンバー
デビュー当時のメンバー
- ブラッキー・ローレス(デビュー当時はVo,b。現在はVo.g)
- ランディ・パイパー(g)
- クリス・ホルムズ(g)
- トニー・リチャーズ(Dr)
[編集] 来歴
- シングル「Animal(Fuck Like A Beast)」でデビュー。タイトルと歌詞が過激なため、所属レコード会社の『キャピトル』から発売が許可されず、イギリスの『ミュージック・フォー・ネイションズ』から発表。
- 1984年、『キャピトル』からデビュー・アルバム『W.A.S.P.』発表。問題の「Animal」収録は見送られた(後にリマスター盤CDに収録される)。
- ランディ・パイパーが脱退したため、後任にジョニー・ロッド(b.、元キング・コブラ)を迎え、アルバム『Inside The Electric Circus』以降、ブラッキーがベースからリズム・ギターにパート・チェンジ。
- メンバー・チェンジが続き、デビュー当時からのメンバーがブラッキーだけとなった状態で、『The Crimson Idol』(1992年)発表。ザ・フーの『トミー』に影響を受けたコンセプト・アルバムである。
- 『Kill Fuck Die』(1997年)で、クリス・ホルムズ復帰。
- 2001年、クリスが再び脱退。
[編集] パフォーマンス
ブラッキーが股間にノコギリをつけたファッションで、血糊を飲むなどの過激なパフォーマンスを展開。『Kill Fuck Die』に伴うツアーでは、豚(もちろん模型)を殺すという残虐なショウも行われたが、来日公演では酒鬼薔薇聖斗の事件の直後だったため自粛した。
[編集] ディスコグラフィー
[編集] オリジナル・アルバム
- W.A.S.P.(1984年)
- The Last Command(1985年)
- Inside The Electric Circus(1986年)
- The Headless Children(1989年)
- The Crimson Idol(1992年)
- Still Not Black Enough(1995年)
- Kill Fuck Die(1997年)
- Helldorado(1999年)
- Unholy Terror(2001年)
- Dying For The World(2002年)
- The Neon God: Part 1 - The Rise(2004年)
- The Neon God, Part 2 - The Demise(2004年)
- Dominator(2007年)
[編集] ライヴ・アルバム
- Live...In The Raw(1987年)
- Double Live Assassins(1998年)
- The Sting(2000年)
[編集] 外部リンク