Reversible (ゲーム)
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| Reversible | |
|---|---|
| 対応機種 | Windows2000/XP |
| 発売元 | EGIS |
| 開発 | EGIS |
| 発売日 | 2007年7月20日 |
| 価格 | 税込9240円 |
| ジャンル | 裏切り・背徳アドベンチャーゲーム |
| レイティング | 18禁 |
| キャラクター名設定 | 不可 |
| エンディング数 | ハッピー：3 バッド：2 |
| セーブファイル数 | 100 |
| エンジン | Entis |
| メディア | DVD-ROM：1枚 |
| 画面サイズ | 800*600 16bit-COLOR |
| BGMフォーマット | PCM音源 |
| キャラクターボイス | 主人公以外フルボイス |
| CGモード | あり |
| 音楽モード | あり |
| 回想モード | あり |
| メッセージスキップ | あり |
| オートモード | あり |
| 備考 | Windows98SEでも動作可能だが、ユーザーサポート対象外。WindowsVistaや64bit版WindowsXPには非対応。 |
『Reversible』（リバーシブル）は、2007年7月20日に有限会社イーゼルエンタテインメントのアダルトゲームブランド・EGISより発売されたアダルトゲーム。
注意：以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] 概要
EGISのデビュー作にしてリタイア作。キャッチコピーは「夜がくると彼女は変わる」。
大学のゼミを主な舞台に、主人公の斎藤龍彦が親友の瀬能悠司への劣等感や罪悪感を抱えながら、やがて悠司の恋人の由森美咲に懇願されるまま処女を奪ってしまうシナリオをメインに据えた、コマンド選択型アドベンチャーゲーム。そのまま美咲と背徳的なセックスを重ねるシナリオや、或いは学生課職員の福来奈保やゼミ後輩の杉原静乃などと欲望の赴くままのセックスを重ねるシナリオを通じて、龍彦やヒロイン達の暗く生々しい部分が浮き彫りとなっていく。
セックスシーンの多くはアニメーション（以降、「アニメ」と表記）で描かれており、EGISもそれを一番の売りにしていることが公式サイトの表記からも伺える。しかし、実際には要求スペックを全て満たしている環境でもアニメデータの読み出し時に画面暗転が何秒もの間続いたり、アニメの途中で次の長い読み出しが始まるとその間はキーボード入力やマウスクリックに反応しなくなるなど、殆どの箇所でアニメが却ってプレイを妨げる上、それによりテキストや音声との同調も崩れてしまう。更には、ヒロインとのエンディングを確信させるグラフィックが用意されておらず、唐突にスタッフロールとエンディングテーマが始まるなど、売りであった筈のアニメより作り込みの甘さが目立つ作品となってしまった。
[編集] スタッフ
- 企画：熊野堂、EGIS
- ディレクション、シナリオ：玉子文庫
- システム設計、インターフェース：Zodiac（ロミナ毅流、ゆづるぎ、大和環）
- プログラム：妹尾一二美
- スクリプト：オナニー卒業、暗黒舞踏会
- キャラクターデザイン、原画：方谷辛稔
- アニメーション制作、動画：スタジオたくらんけ、酔仙
- 色指定、検査：宮川はれみ
- 仕上：HANJIN ANIMATION、アームス仕上室
- CG監修：メタボ・リック
- CG：メタボ・リック、かものはし、CHICK、Zodiac（KTO、アヤコ、大宮ひゃっぽ、のら犬、R-STYLE、調月、菊蔵、たぢまよしかづ、古川れもん、ラファエロT、ロミナ毅流、ゆづるぎ）
- トレース：Love木U介、辻堂マユ子、伍井光、卯月ツカサ、結城雪花
- オープニングムービー制作：KIZAWA studio
- 音楽プロデューサー：紅赤朱
- 音楽：デリケートな部分
- 音声ディレクター：藤原もりじ（ソルシエール・サウンド・デザイン）
- 制作進行：砂糖琢磨
- 広報：くま
- 営業：衣's
- デバッグ：秀吉、H・Y
- デザイン協力：有限会社クラスレーベルデザイン
- スペシャルサンクス：マッドパイ、赤河桜、木公島言寺史
- 制作：EGIS
[編集] 主題歌
- 「Tragicomedy」
- 作詞：猿
- 作曲、編曲：犬
- 歌：MAMI
[編集] あらすじ
斎藤龍彦、由森美咲、瀬能悠司の三人は古くからの友人である。いつしか、龍彦と悠司はどちらも美咲を好きになっていたが、それを表に出すことはせず明るく付き合う仲であり、美咲もそんな彼らを共に好きになっていた。
しかし、三人の関係は大学2年になったある日、悠司が美咲に告白した時から、微妙に変化した。前もって自分に確認を取った悠司に面食らう龍彦ではあったが、そんな彼の誠実さや人望の高さからも美咲を任せられると感じ、身を引く。頭を下げる悠司の姿を見る自分の中に、僅かな暗い感情が生じたことも感じながら…。
やがて、表面上は以前と変わらず良き友人として接する日々の中、龍彦は今の美咲が悠司の恋人であり、同じ触れるにしても自分の手と彼の手では意味や価値が全く違うことを、痛感させられていく。そこには自分と二人との間を分かつ、目に見えない壁が確かに存在しているのだ。
だが、胸の奥を燻らせる一方で、龍彦は美咲と悠司の関係がスレ違い始めたことにも気付いていた。美咲も寂しさから、胸の奥に秘めていた龍彦への想いが急速に燃え上がっていくことを自覚する。そして、悠司があまりの多忙からゼミ合宿への参加を見合わせたことをきっかけに、美咲は合宿先で龍彦へ苦しい胸の内を吐露する。
月明かりだけが占める誰も居ない砂浜の片隅で龍彦と唇を重ねた美咲は、彼の愛撫の中で生まれたままの姿となり、今まで守り通していた処女を龍彦へ捧げる。龍彦も今まで抑えていた美咲への明暗織り交ぜた想いの中、彼女と交わる。やがて二人のセックスは、人間のそれから獣の交尾に例えられる姿勢へ移行しながら激しさを増し、そのまま共に絶頂を迎えるのであった。
このまま、悠司への罪悪感を持ち続けながら、美咲との背徳感に満ちたセックスに溺れるか。それとも、美咲への想いより学生課職員の福来奈保やゼミ後輩の杉原静乃との、自身の暗い欲望や感情を優先したセックスに溺れるか。それは、結合を解かれても四つん這いのまま自分の精液を垂らしている美咲の姿を、呼吸も整わないまま見つめている今の龍彦には、まだ知る由も無かった…。
[編集] 登場人物
[編集] 主人公
- 斎藤 龍彦（さいとう たつひこ）
- 大学4年生。同じゼミに通う同級生の美咲や悠司とは、親友の間柄でもある。美咲とは小学3年の頃からの間柄でもあり、密かに想いを募らせていたが、大学2年の時に自分よりあらゆる面で優秀な悠司が自分に確認の上で美咲に告白し、彼女もそれを受け容れて交際を始めたことで、二人に裏切られたという暗い想いと見えない壁を感じるようになった。以後はそれらを抑えながら、以前と変わらぬ友人として付き合っている。しかし、ゼミ合宿先で美咲からの告白に応えて一線を超えたことをきっかけに…。
[編集] ヒロイン
主人公とのセックスシーン及び、個別エンディングが存在する。
- 由森 美咲（よしもり みさき）
- 声 - 春日アン
- メインヒロイン。龍彦曰く「尖り気味のいわゆるロケットおっぱい」の乳房を初め、男性の目を惹き付けて止まない、くびれたプロポーションを誇る肢体を持つ。几帳面かつ誰からも好かれる明るい性格であり、龍彦と悠司のことについても二人を同じように好きであったが、大学入学以降は悠司に告白されて彼との交際を開始。しかし、その心の奥底には身を引いた龍彦への想いが燻っており、悠司とは一線を超えないまま、龍彦とも友人として付き合う日々を過ごしていた。
- 悠司が多忙を理由に自分とスレ違うようになったことから、寂しさも手伝って龍彦への秘めた想いを抑え切れなくなり、ゼミ合宿先では遂に処女を捧げる。以後、プレイヤーの選択次第では、悠司への罪悪感から龍彦との背徳的なセックスに溺れていくが…。
- 福来 奈保（ふくらい なほ）
- 声 - 谷川涼子
- 龍彦達の大学を卒業後、そのまま学生課職員として務めている女性。龍彦達のゼミのOBでもある。童顔のままに子供のような言動で自由奔放に振る舞う上、本人の台詞によれば150cmの身長に対して胸囲が90cmのHカップという巨乳であるため、男子学生達には「ロリ巨乳」と親しまれて常に注目の的。また、痴漢の類に狙われることも多い。恋人の田中とは高校時代からの仲であるが、最近はその交際にマンネリ感を感じてもいる。
- 龍彦には先輩かつ姉のように接しているが、プレイヤーの選択次第では、実は隠れマゾヒストであることや、田中や龍彦にはサディストとして自分に接してくれることを望んでいることが明らかとなる。
- 杉原 静乃（すぎはら しずの）
- 声 - みすみ
- 龍彦のゼミ後輩で3年生。ゼミ長を務めている。ショートカットヘアの美女ではあるが、棘のある言動で周りと距離を置いており、龍彦達よりは桂と一緒に居ることの方が多い。スレンダーなプロポーションを目立たせるライダースーツを常に着ており、周囲の男性からは性的というより奇異な視線の的。しかし、本人は個人主義を貫き全く気にしておらず、時にはスーツの前を開けたままで過ごしたりもする。また、コンテストで入賞するほど絵が上手い。
- 勘が鋭く、龍彦が美咲と一線を超えたこともすぐに見抜くほど。プレイヤーの選択次第では、少女の頃に強姦されかかった経験から男性不信となり、以後はサディストのレズビアンとして桂を辱める関係になったことが明らかとなる。
[編集] サブヒロイン
主人公とのセックスシーンが存在するが、個別エンディングは存在しない。
- 向井 笙（むかい しょう）
- 声 - 山咲杏
- 奈保の中学時代からの友人。サラサラで長いストレートヘア、垂れ目気味の優しげなルックス、おっとり系の落ち着いた口調などの要素を兼ね備え、亜里沙（ありさ）の源氏名を持つ美しき風俗嬢。既婚者など他人の男とのセックスを好む上、友人の知り合いで未経験者に対しては、すぐにでも誘いたくなるほどの好き者。
- プレイヤーの選択次第では、龍彦をお気に入りのラブホテルへ誘い、プライベートセックスを楽しむこととなる。
- 斎 桂（いつき けい）
- 声 - 伊藤瞳子
- 龍彦の同級生で、神社の家に生まれた娘。美しく落ち着いた佇まいの処女であるが、実は大の男嫌いでレズビアン。静乃のゼミ仲間である龍彦のことも、激しく嫌っている。その上、マゾヒストでもあり、自分を辱めてくれる静乃と常に一緒に居ることを望む。
- プレイヤーの選択次第では、静乃に龍彦とのセックスを強要されて処女を散らすこととなるが、その結果…。
- 佐川 美都（さがわ みと）
- 声 - 彩世ゆう
- 龍彦の同級生だが、大学には殆ど顔を出さず、肌も露に遊び回っている妖艶な美女。コンパと称した乱交パーティーを平然と楽しむなど、貞操観念は性格同様に軽薄。美咲を初め、周囲の女性陣からの評判も非常に悪いが、本人は全く気にしていない。
- プレイヤーの選択次第では、龍彦と美咲を乱交パーティーへ誘うだけでなく、二人が訪れた場合は美咲を男性陣に任せ、自分は龍彦とのセックスを楽しむこととなる。
[編集] その他
いわゆるサブキャラクター。
- 野嶋 智子（のじま ともこ）
- 声 - 寧々
- 美咲の同級生で親友。女子校出身の読書好きで大人しい眼鏡っ娘。違うゼミに所属しているにもかかわらず美咲の元へ頻繁に顔を出すことから、龍彦達とも顔馴染。ただし、男女交際に関しては非常に奥手であり、男性相手に喋るのは苦手。
- 美咲達に引けを取らないルックスやプロポーションを持つ上、パッケージや公式サイトなどではサブヒロインのように描かれているが、実は龍彦とはおろか誰ともセックスを行うことは無い。
- 我孫子（あびこ）
- 声 - 彩世ゆう
- 名前は不明。奈保の同僚で、いわゆるキャリアウーマンの美女。常に眼鏡を手放さない。奈保の振る舞いにはいつも頭を悩ませているが、凛とした佇まいを崩さない一方で、男性の目を惹く過激な勝負下着には熱い視線を向けてしまうなど、意外な面を覗かせることもある。
- 沢渡 日菜子（さわたり ひなこ）
- 声 - 三条リカ
- 龍彦のゼミ後輩で3年生。ツインテールヘアとそこそこのプロポーションを持つ。一見普通に可愛らしく見えて、頭の中では天然ボケ系の性格に彼氏である傑とのバカップルぶりが加わり、いつでもどこでも彼と二人きりになることや、そこで行うセックスのことしか考えていない。
- 実は麻雀の腕前は相当なものであり、雀卓を見ると目の色が変わるほど。家族ぐるみで鍛えられたイカサマ込みの凄腕を振るい、柔護達を手玉に取る。
- クラウデテ
- 声 - 山咲杏
- 南米から来た留学生の美女。陽気な性格で、奈保に匹敵する巨乳を初め、ビキニにワイシャツと半デニムパンツを着けただけという、肌も露なダイナマイトバディに片言の日本語で喋る。来日して日が浅いために勝手がわからず、悠司には日々世話になりっ放し。
- 瀬能 悠司（せのう ゆうじ）
- 声 - 胸肩賢
- 龍彦の親友かつ美咲の彼氏。眼鏡を掛けた優等生といった風貌のまま、面倒見が良く人望も厚いなど、あらゆる面において「良い人」。大学2年の時、龍彦に確認の上で美咲に告白して交際を開始したが、クラウデテの世話など多忙な日々に追われてゼミに顔を出すことも減り、彼女とはスレ違い始めている。
- 平岸 耕太（ひらぎし こうた）
- 声 - 梅小路ピンポン
- 龍彦のゼミ後輩で3年生。小柄ながらガッシリした身体を持ち、ビキニが似合う青年。真面目であり曲がったことは嫌い。しかし、基本的には嫌なことを根に持たない性格。奈保の奔放さには、自分の姉と重ね合わせて厳しい態度に出ることも。
- 高岩 傑（たかいわ まさる）
- 声 - 夏田空
- 龍彦のゼミ後輩かつ日菜子の彼氏。眼鏡を掛けたウブな少年のようなルックスだが、日菜子とは暇さえあればセックスを楽しむ。金が無いからとゼミ室をラブホテル代わりに使うことも多いので、耕太にとっては日菜子共々呆れと怒りの的。
- 塩尻 柔護（しおじり ゆうご）
- 声 - 丈隆志
- 龍彦の級友でゼミ仲間。肥満体で、金色に染めたロングヘアが全く似合わない物臭男。悪い人物ではないが、素で下品な言動を理解できる者は少ない。その一方で、龍彦と美咲の変化については鋭く、正論を口にしたりもする。大学へはあまり顔を出さず、単位も足りていないために留年は確実の上、死亡説すら流れることも。酒には強いが、福神漬は嫌い。
- 田中（たなか）
- 声 - 土門熱
- 名前は不明。奈保と同棲中の彼氏で、大学では柔道のコーチも担当している、体育会系で大らかな性格の大男。奈保とは既に肉体関係も結んだ仲だが、自分の性格が彼女に性的な不満を抱えさせていることは自覚していない。
- 瀧野勢（たきのせ）
- 声 - 如月春男
- 名前は不明。龍彦達の大学でゼミの責任者を務めている、人の好い老教授。お酒が好物だが、飲み過ぎては医者の世話になることも多い。ゼミ合宿先では本人が居なくても、皆がその名前を出しただけで待遇が良くなるなど、顔の広さはお墨付き。
[編集] 関連項目
- いろは 〜秋の夕日に影ふみを〜 - イーゼルエンタテインメントがEGISと同時に設立した別ブランド「Caitsith」のデビュー作。こちらも本作同様、この1本限りでリタイアしている。
[編集] 外部リンク
- EGIS公式サイトのInternet Archiveキャッシュ ※18歳未満閲覧禁止
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この「Reversible (ゲーム)」は、アダルトゲームに関連した書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています（ゲームCP/美少女ゲーム系PJ/性PJ）。 |
