MU -奇蹟の大地-
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ジャンル | MMORPG |
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開発元 | WEBZEN (運営)GameOn |
人数 | 多人数型 |
メディア | ダウンロード/CD |
対象年齢 | 全年齢 |
デバイス | キーボード, マウス |
必要環境 | ( )内は推奨スペック Windows 2K/XP CPU Pentium_III550Mhz(Pentium_41.8Ghz) メモリ256MB(512MB) グラフィックカードVRAM 32MB(64MB) HDD 3GB(3GB) DirectX-8.1a(9.0c) ネットワーク ADSL1.5M(ADSL1.5M) |
『MU -奇蹟の大地-』は3Dで描写された上見下ろし形固定視点のMMORPGである。
韓国のWEBZEN社が開発し、同国では同社が運営も行っている。日本での運営会社は株式会社ゲームオン。日本では2003年4月28日のαテストがスタート、その後 有料サービス化したが、2007年に基本料金無料とし、アイテム課金制を導入。現在に至る。
目次 |
[編集] 概要
サービス開始当初は月額利用料を徴収するタイトルだったが、2007年3月8日から基本料金無料となっており、2007年4月5日よりアイテム販売を開始した。
プレイヤーは「ワールド」にキャラクタを作成し、複数あるサーバから一つを選んでゲームに接続する。個々のサーバにはパラレルワールドのように、他のサーバとほぼ同じ状態、地形のマップがある。同一ワールドであれば、いずれのサーバに接続しても前回のログアウト地点から引き続きプレーすることができる。
キャラクターやアイテムデザインが独特で定評があり、極端にシンプルなゲーム性はMMORPG初心者に最適なタイトルと言える。しかし基本料金無料となった後、ゲームバランスがほぼ破綻になる。 ゲームエンジンは他社の製品に比べ非常に劣悪、敵キャラクタやプレイヤーが頻繁にワープしたり不可解なダメージを受ける、敵やアイテムをクリックしているのになかなか行動に移さないなど操作性に問題が多い作品である。基本的に敵をクリックしたらあとは見ているだけのため、ゲーム性も皆無に等しい。
プレイヤーはアイテムの強化やレベルの上昇などを目的にゲームをプレーする事になるが、ところどころにちりばめられた要素の大半が運による物が多く、操作による実力差の発生は一部状況を除き ほぼ存在しない。
またゲームマスター(GM)が一般ユーザーに対して馴れ馴れしく対応するのが特徴で、過去にはGMとユーザーの癒着が原因で2人のGMがゲームオンを退社したこともある。また、以前に情報流出事件や大規模なアカウントハッキング等が複数回起きていたこともあり、管理・運営能力の低さを指摘する意見も多い。
[編集] キャラクタの種類
- ナイト
- 近接戦を得意とする騎士。
- 武器にスキルのボーナスが付いている場合、強力な必殺技を出す事ができ
- 非常に高い攻撃力と守備力を持ち合わせている。
- ただしテクニカルな戦いには向かない。
- ウィザード
- 遠距離及び範囲攻撃を得意とする。広範囲に中~高威力の魔法で殲滅する。
- 非常に打たれ弱いが、ナイトを凌ぐ広範囲の敵を攻撃でき
- 総合的な殲滅能力に関しては最終的にナイトよりも高くなる。
- しかし遠距離攻撃を行う敵や、少数の敵を倒すには非効率となる。
- 上級者が対人戦で使用すればナイトを凌ぐ戦力となる。
- エルフ
- 遠距離戦またはサポートを得意とする種族。
- 遠距離への集中攻撃またはサポート能力でパーティーの一翼を担う。
- 日本では最初から導入されていたが、韓国版の初期では存在しなかった。
- 弓矢のほか、一部接近戦用の武器も扱え、仲間モンスターを召喚して盾にしたり
- 回復・補助魔法を使うことができる。
- 魔剣士
- 魔法及び近接攻撃が出来るハイブリッドタイプの剣士。
- 成長する方向によってタイプを変更できる。
- レベルアップ時のステータスポイントが他の職業より多く貰え、
- 最終的なステータスは前述する3職業を凌ぐ。
- しかし先にアカウント内のいずれかのキャラクタのレベルが
- 220を超えていないと作る事ができない。
- ダークロード
- この職業でギルドを設立すると最大80人のプレイヤーを
- ギルドメンバーに招待する事ができる。(通常は最大40人)
- 他の職業にはない統率という特殊なステータスがあり、
- 統率の上げ具合によってギルドや戦闘に様々な恩恵をもたらすことができる。
- しかし先に魔剣士も含めてアカウント内のいずれかのキャラクタのレベルが
- 250を超えていないと作る事ができない。
[編集] マップ
[編集] ロレンシア
多雨地帯のマップでここからノリアやデビアス、ダンジョン、ロレン峡谷に移動できる。町には基本的な装備を売っているNPCとダークロードのペットを癒してくれたり、蘇生してくれるトレーナーが居る。ナイトやウィザードの人はこのマップからプレイ開始。初期のレベルアップに適しているマップ。また、街の出入り口には一時的にステータスを大幅に増強してくれる精霊がいる。各ワールド1サーバのロレンシアでは多くの露店が立ち並び、パーティの募集や取引でにぎわっている。
[編集] ノリア
草原とエルフの村があるマップでここからロレンシアやアトランス、アイダに移動できる。村にはクエストのデビルスクエアを受けられる伝道師カロンやカオス合成をしてくれるカオスゴブリン等が居る。エルフの人はこのマップからプレイ開始。初期のレベルアップに適しているマップ。このマップにもステータスを一時的に増強してくれる精霊がいる。
[編集] デビアス
雪原のマップでここからロレンシアやロストタワーに移動できる。町にはクエストの「ブラッドキャッスル」が受けられる大天使の伝令が二人と、ギルド作成を受け付けてくれるグランドギルドマスターや、宝石をまとめてくれるセルビス等、基本的に必要な施設の大半が用意されていおり、大半のプレイヤーが拠点として利用している。 また、幅広いレベルのキャラクター育成に適したモンスター配置のため狩場としての人気も高く、上記2マップと同様にステータスを一時的に上昇させてくれる精霊もいる。ここもほとんどのサーバで露店取引が活発で、ロレンシアよりもユーザーが多い傾向にある。
[編集] ダンジョン
地下迷宮のマップでここからロレンシアに移動できる。階層が地下1~地下3階に分かれており、下がる程難易度が上昇する。デビアス同様ロレンシアとノリアが楽だと感じ始めたプレイヤーに適したマップである。
[編集] 競技場
ギルド同士のバトルサッカーが出来るアリーナ。移動コマンドを使用してのみ移動が可能である。
[編集] アトランス
深海のマップでここからノリアやタルカンに移動できる。このマップの前半は浅瀬と呼ばれ、デビアスが楽になり始めたプレイヤーに適しているマップだが、中盤以降敵レベルが多少高めに設定されている為、ロストタワーに慣れてからの方が良い。ユニリアやディノラントの騎乗での入場は不可能なので注意。
[編集] ロストタワー(LT)
巨大な斜塔のダンジョンで、ここからデビアスやイカロスに移動できる。このマップは1階~7階で構成されており、七階後半を八階と呼ぶ事もある。デビアスやダンジョンが楽だと感じるプレイヤーに適しているマップであり、ここが楽だと感じる様ならばアトランス後半に狩り場を移すと良い。 放置狩りが1番可能な場所と言われている。
[編集] タルカン
荒涼とした砂漠のマップでここからアトランスやカントルに移動できる。アトランスが楽なプレイヤーに適しているマップ。
[編集] イカロス
天空の世界に行くためのマップでここからロストタワーに移動できる。タルカン前半が楽なプレイヤーならここがマップとして適している。ただし、装備に羽か君主のマント、またはディノラントを装備していないと入場できない。また、ここは二次羽合成に必要なロックの羽がドロップするマップでもある。
[編集] カルリマ
水中神殿のマップでこのマップには忘れられた地図というアイテムを使用して入場する事ができ、入場レベルによって入れる階層が制限される。最高レベルの階層にはストーリーのラスボスと言えるクンドンが登場し、難易度は極めて高い。
[編集] 試練の地
攻城戦の城主が管理できる洞窟のマップでここからロレン峡谷に移動できる。貴重なレアアイテムが得られるマップでもあり人気がある。一つのワールドに一つしかないマップである。
[編集] ロレン峡谷
攻城戦が行われるマップでここから試練の地やロレンシア、クライウルフ要塞に移動できる。攻城戦を受け付ける近衛兵や試練の地を管理する門番、城の強化等を行う元老員等が居る。攻城戦イベントが行われている間はプレイヤーキラーが可能なため、他者との戦闘を避けたいプレイヤーは入場を控えるべきである。また、このマップは一つのワールドに一つしかない。
[編集] アイダ
異種の木々が繁茂している森のマップでここからノリアに移動できる。ここの安全地帯には上級装備を強化するオスボンやその強化を解除するジェリデンが居る。ロストタワーやタルカン、アトランスでの狩りができるプレイヤーに適しているマップだが、敵が若干強めに設定されている。
[編集] クライウルフ要塞
魔王一派との戦闘が繰り広げられるマップで、ここからロレン峡谷に移動できる。クエストのクライウルフ攻防戦が行われるマップでもあり、高レベルモンスターが多い。他のマップだと楽だと感じるプレイヤーに適しているマップ。フェンリルというペットの素材を集められるマップでもあり、このマップは一つのサーバに一つしかない。
[編集] カントル
その昔、大魔王との戦闘で衰退してしまった地下帝国のマップ。ここでしか手に入らない装備など珍しいアイテムが多いため、高レベルのプレイヤーに適しているマップになっている。また、人数制限ありのボス戦闘があり、そこをクリアすると調和の宝石を精製してくれるNPCのエルフィスに会える。
[編集] アイテムの種類
[編集] ゼン
MUでの基本通貨となるアイテム。名前の由来は開発元の会社名から。モンスターを倒すと高確率で落とす。ゲーム中の各種取引や、後述するカオス合成などに消費される。特に合成などで使われるゼンの消費量は非常に多い。得られるゼンは敵によって固定ではなく、敵から得た経験値から多少変動させた数値を元に出てくるようになっている。本作では敵とプレイヤーのレベルに差があると経験値が大きく変動するため、いわゆる"美味しい狩場"を探すより"自分に適した狩場"を探すほうが重要である。
[編集] 装備品
キャラクタに装備できるアイテムは武器、盾、兜、鎧、ズボン、靴、手袋、装着装備、羽、指輪x2、ネックレスの12 スロットとなる。
- 武器と盾
武器は剣、斧、槍、杖、弓などがあり、片手武器の場合ナイトは両手に武器を装着する事ができ、武器や盾にスキルオプションが付加されていた場合、より威力の高い必殺技やガード技を繰り出すことができる。逆にスキルが付いていない武器では通常攻撃しか繰り出すことができず、アイテムとしての価値は無に等しい。
- 靴と手袋
靴と手袋の+5レベルのアイテムを装着している場合、靴の場合は徒歩マップで走れるようになり、手袋の場合は泳ぎマップでより早く水をかく事ができるようになる。本作では初期状態では走る事ができず、移動速度に大きな影響を与えるため、たとえ強力な靴や手袋を手に入れたとしても安易に装備を変更できないというジレンマが発生してしまう。
- 装着装備(ユニリア、サタン、天使、ディノラント)
装着する事で一時的にプレイヤーのステータスを上昇させる。移動速度と回避率を上昇させるユニリア(装着状態では海にあたるアトランスのMAPに入れなくなる)、プレイヤーの体力を代償に攻撃力を上昇させるサタン、キャラクターが受けるダメージを減少させ体力を増加させる天使、(天空の)イカロスMAPを(1次羽はLV180以上で装備可能)羽装備がない状態で入れるようにできるディノラントがある。またダークロードは、ダークホースなどダークロード専用の装着装備を使うことができる。LV300以上のキャラクター限定で使えるフェンリル(フェンリルの角笛を合成入手する必要がある)がある。生命力が設定されており、プレイヤーがダメージを受けると装着装備の生命力も落ちる。ユニリア、サタン、天使、ディノラントは消耗品扱いなので生命力0で消失する。
- 羽とマント
装着する事で攻撃力や防御能力にボーナスが発生する。種類によっても異なるが、装備中はキャラクターが敵に攻撃するごとにダメージを受ける物もあり、特に大量の敵が現れるマップではキャラクターの体力の減少に注意する必要がある。また必然的に目立つグラフィックのため、初心者が最初に憧れ、目標とすることが多い。
- 召喚玉
必要なエナジーに達したエルフだけが召還できる。生命力が設定されており、プレイヤーがダメージを受けると召喚生物の生命力も落ちる。召喚生物の生命力を回復させる方法は、エルフによるヒーリング(外サポ)で可能である。また、生命力0となっても新たに召還しなおすことができる。
[編集] 一般アイテム
- りんご・回復薬
体力を回復するアイテム。通常のモノに加え、+1回復アイテムも存在し割高だが効果は高い。
- マナ回復薬
マナを回復するアイテム。任意に使うこともできるが、持っていればマナが無くなったとき自動で消費される。
- 矢とボルト
エルフ用の武器、弓やボウガンを使うのに必要となる。
- 法書・玉・巻物
魔法や必殺技を獲得できる。
[編集] 宝石
敵を倒していると極稀に「○○の宝石」といったアイテムを落とす事がある。これら宝石アイテムは武具を強化したり、後述するカオス合成の素材に使われるアイテムとなり、出現確率が非常に低いため価値が高く、プレイヤー間で高値で取引されている。ストーリー上では8種類の宝石が四散したことによりラスボスであるクンドンが復活したとされ、これを集めるのが平和を取り戻す鍵とされるが、ゲーム上ではまだ8種類目の宝石が実装されておらず、また特にこれに関連するイベント等は実装されてはいない。
- 混沌の宝石
「カオス合成」と呼ばれる強力な武器や各種施設に侵入するためのチケットアイテムの生産に必要になる添加物。宝石の中では最も金銭的価値は低い。
- 祝福の宝石
装備品に対して使うと確実に強化させることができる。ただしこれで強化できる数値は+0~+6レベルまでで、それ以降は霊魂の宝石で強化する(つまり+6までは安全に強化が出来る)。その仕様から非常に金銭的価値が高い。
- 霊魂の宝石
装備品に対して使うと50パーセントの確率でアイテムを強化する事ができる。ただし装備に「幸運」のオプションがついている場合は成功率が75パーセントになる。この宝石の場合は+0~+8までのアイテムを強化出来る(+9まで上昇させることができる)が、+7や+8のアイテムで強化を失敗させた場合、強化数値がリセットされるペナルティが発生する。また、この宝石でも強化できない高レベルの強化についてはカオス合成を使って行われる。特定の数値まで強化に成功すると装備品が光ったり、ツヤが出てきらめいたりするようになる。
- 生命の宝石
装備品に対して使うとアイテムにアイテムオプションを付加させ、同ステータスを+16または+20(オプションは+4か+5ずつ増加する。増加量はオプションよって決まる)まで強化させることができる。失敗するとボーナスは0になってしまう。
- 創造の宝石
キャラクターのステータスを永久的に上昇させるアイテムの生産に必要になる。
- 守護の宝石
ロレン城の守護神像及び城門の強化、LV380以上のキャラクタ専用装備の特殊強化合成に使用する。
- 調和の原石
カントルマップのモンスターが稀に落とす石。カントル遺跡内部のNPCのエルフィスのもとで調和の宝石に精製しないと利用できない。合成確率は80パーセント。
- 調和の宝石
セットアイテム以外の武器・装備にドラッグすることで成功時、ランダムでエンチャントオプションが付与される。
[編集] カオス合成
カオス合成は本作のコアとも言えるシステムで、合成を行うには基本的に大量のゼンと添加物用のアイテム、そして必ず「混沌の宝石」が必要になる。カオス合成では強力な武器や羽を生産したり、特定のエリアマップに進入するためのアイテムを作り出すことができる。カオス合成を行う際には特に制限は無く、エルフの里ノリアにいるキャラクタに話しかけることによって開くウインドウに必要アイテムをドロップし、通貨を支払えば誰でもできる。
また、合成には成功率が設定されており、失敗するとセットしたアイテムや混沌の宝石、ゼンなどはすべて消滅する。この合成確率は後述するクライウルフ攻防戦をクリアすると一時的に上昇させることができる。
[編集] クエスト
[編集] 競争型クエスト
複数のプレイヤーと専用のマップに移動し、時間制限の中で目的を達成するクエスト。クリアすると大量の経験値や宝石といった、ご褒美がもらえるようになっている。
- デビルスクエア
- デビルスクエアというマップで大量のモンスターを20分間撃破するクエスト
- ゲーム内において、"DS"と略記される事が多い。
- 参加には、参加レベルの応じた悪魔の招待状が必要であり、カオス合成により作成する。
- ブラッドキャッスル
- ブラッドキャッスルというモンスターの城を攻城し、大天使の武器を奪還するクエスト
- ゲーム内において、"BC"と略記される事が多い。
- 参加には、参加レベルの応じた透明マントが必要であり、カオス合成により作成する。
- カオスキャッスル
- カオスキャッスルというマップでのプレイヤーとモンスターのバトルロイヤル形式のクエスト
- ゲーム内において、"CC"と略記される事が多い。
- 参加には、参加レベルの応じた近衛兵の鎧とゼンが必要であり、近衛兵の鎧はNPCを通じて購入することが可能である。
[編集] チェンジアップクエスト
プレイヤーは一定のレベルに達すると、ステータスの上昇や専用の必殺技を覚えられる上級職に転職できるチェンジアップクエストに挑戦することができるようになる。このクエストは一人のキャラクタにつき各種一回しか挑戦できないが クエストの失敗やキャンセルなどは存在しない。
- 1次クエスト
- ゲーム内において、キャラクタレベルが150になった時点で受けられる。
- デビアスに居るNPCの"セビナ"に話し掛ける事で受けられる。
- 100万ゼンを必要とする。
- 完了でステータスポイント10獲得及び2次クエスト参加資格獲得。
- 2次クエスト
- 1次クエスト完了後に"セビナ"に話し掛ける事で受けられる
- 200万ゼンを必要とする
- 完了でステータスポイント10獲得
- 完了時、2次職へと自動的にクラスチェンジされる
- ナイト → ブレードナイト
- ウイザード → ソウルマスター
- エルフ → ミューズエルフ
- 3次クエスト
- ゲーム内キャラクタレベルが220になった時点で受けられる。
- 完了後レベルアップ時の獲得ポイントが+1される。
- NPCの"マロン"に話し掛けることにより開始。
- 4次クエスト
- ナイト用クエストで、3次クエスト完了後受けられる。
- 完了後はコンボスキル取得し、特定の組み合わせで連続してスキルを発動させるとダメージが上昇する。
[編集] 大規模戦闘
[編集] バトルサッカー
ギルド対ギルドの対戦形式で、専用マップへ移動して対戦する。マップ中にはボールとゴールが設置されており、敵対ギルドのメンバーを倒すか、ボールをなにかしらの方法で攻撃すると弾き飛ばし、敵陣のゴールに入れるとスコアになる。職業別に役割が大きく変わり、近いレベル同士であれば非常に楽しめるが レベル差がある場合、それを埋め合わせる要素は無い。
- ルール
- 100点先取で勝利。ギルドマスター殺害で2点、その他メンバー殺害で1点、ボールをゴールに入れると20点となる。通常攻撃の他、スキルや魔法でボールを攻撃すると通常よりもより遠くに飛ばす事などができる。勝敗による利点やペナルティの発生は(経験値などの減少以外は)基本的に発生しない。
[編集] クライウルフ要塞攻防戦
プレイヤーVSモンスターの大規模戦で、一般的にレイドと呼ばれるもの。週に二度、水曜日と土曜日の22時15分から45分まで開催される。場所はクライウルフでロレン峡谷の南東から入れる。モンスターのボスであるバルガスを時間内に倒し、狼の神像を護る事がクエストのクリア条件。クリアしたり、会戦で活躍すると様々な恩恵が受けられる。
- 敗北
- 高レベルのエルフが防衛用の祭壇と契約することでモンスターの進入をある程度抑えることができるようになる。エルフがモンスターに殺害されると祭壇は攻撃され、すべての祭壇が破壊されるか、ボスであるバルガスを倒すことができなかった場合や開戦直前の契約を怠っていた場合、防衛は失敗となり、一部のNPCが減るなどペナルティーが発生する。
- 勝利
- 防衛をし続け、残り戦闘時間が5分を切るとボスが登場し、それを倒すことで防衛が成功したとみなされプレイヤーの勝利となる。プレイヤーが勝利した場合、個人的な成功報酬のほか、そのサーバ全体で一部のNPCが再び登場するようになり、それら施設を利用できるようになるほか、カオス合成の成功率が5%上昇するようになる。
[編集] ワールドウォー
2週間に1度行われる攻城戦イベント。ギルド単位で戦闘に参加し、ロレン峡谷にある城を巡って合戦を繰り広げる。戦争に勝利すると以下のような特権を得られ、勝利したギルドと同盟関係を結んでいるギルドも恩恵を得られるようになっている。城の権利は得られないが、正式に参加表明しなかったギルドや個人も戦争に飛び入り参加することもできる。
- 試練の地の入場権限
- 城主ギルドのギルドマスターは連合に所属している以外のキャラクタの入場に関して可否を設定でき、入場料の設定も可能である
- 税金の設定
- NPCからの買い物及びカオスゴブリンでの合成費用にそれぞれ0~3%の税金を設定できる。
- 城主合成
- 祝福の宝石+3(30個を束ねたもの)が1個、霊魂の宝石+3(30個を束ねたもの)が1個、守護の宝石が30個を合成素材とし、合成費用として1000Mゼンが必要である。
- 合成は100%成功し、エクセレントアイテム等のレアアイテムが入手できる。
[編集] 問題点
- チートや放置狩りなど規約違反のユーザーの黙認をする傾向がある。通報しても対策をしないことが多いため、規約違反のユーザーが増える原因ともなっている。
- バグの多発等。仕様変更のメンテナンスを行なう度に新たなバグを発生させることが多い。しかし課金アイテム実装を優先させ、不具合の修正がされる事は滅多に無い。
- 2004年5月、一部プレイヤーとの癒着によりGM「月」と「時」の2名が退社に追い込まれた。
- ユーザーによる反対署名運動を無視し、2004年11月24日、ユーザーの間では「闇賭博」とまで称されるゲーム内アイテムが当たる宝くじ(=「ミューガチャ」)スタート。2007年4月5日よりゲーム内でのシステムへ移行予定だが、これらの当選キャンペーンは毎日行われ、1ヶ月に6万円以上チケットを購入したユーザー専用の応募口など、もはやゲームの領域を超える金額となっている。また抽選手法を公開していなかったり当選者発表を幾度となく間違えるなど(ユーザー側からの投稿で発覚)多数のユーザーの不信感を積み上げる問題となった。
- 2004年12月13日頃より、一部ユーザーによるシステムをハッキングした大量の不正アイテム作成行為があり、ゲーム内で流通されていたと2005年1月発表。運営により不正に入手した宝石の回収がはじまる。
- 2005年2~3月、アカウントが大量にハッキングされる。公式ページで同年4月28日に出された情報によると、不正アクセスに関与したアカウントは2,090件にも及んだ。その後不完全なままアップデートを行ったため、アイテム消失バグが発生。
- 2005年8月11日「不正アクセス撲滅運動」と銘打ち、「ガチャプレイチケット」を購入するとGMが不正アクセスで押収したアイテムの中から抽選で一品をプレゼント。また、GM航がワールドを回って不正アクセス押収品をオークションするというイベント(「ガチャネット航のBigサマー ガチャキャンペーン!」)を発表。本来なら直ちに削除されるべきデータを運営側が配付するという行為について多くのユーザーからの指摘を受け、不適切な内容であったとお詫びのコメントを発表した。
- 2006年7月27日ゲーム情報サイト「ジーパラドットコム[1]」経由でユーザー登録した人たちの個人情報が流出する。
- 2007年4月5日からアイテム課金導入予定。2007年3月23日よりテストサーバを公開したところ、通常プレイでは非常に手に入りづらいアイテムが一度に多数入手できるなどの仕様が判明し、また、それまでゲームの基本仕様として定着していた機能を削り、その仕様を新たに有料システムとして導入予定として公開し、数多くのユーザーから新課金制度への不満について公式の掲示板に多数の不平不満の声が書き込まれたが、掲示板の管理人がそのすべてを削除し、再三不満を述べたユーザーについてはIPアドレスから公式サイト/ゲームサーバへの接続を拒否するといった強行手段を取った。
- 基本無料化以後,公式ホームページのコミュニティの掲示板が課金していなければ使用できない。交流用と取引用の2種類があるが、特に後者は入手したアイテムの交換の円滑化に必要である。プレイヤー間のコミュニケーションをとるために設置されるべき掲示板であるのに、利用できるプレイヤーを選抜するような措置と言える。
- 2004年8月初旬。ゲーム画面のスクリーンショットを掲示するサイト、いわゆる“晒しサイト”に対してゲームオンが閉鎖要求を勧告した。
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ミュー運営チームよりお知らせ
1 名前: ミュー担当 投稿日: 2004/08/03(火) 10:31
株式会社ゲームオン ミュー担当者です。
貴サイトは著作権違反を行っているため警告をいたします。
ゲーム内のスクリーンショットも著作権はGameOnとWebzenに帰属し
弊社に許可無くスクリーンショットを投稿・掲載している貴サイトは
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7日以内に貴サイトの閉鎖をしてください。
期日までにサイトの閉鎖が無い場合、他URLで同様のサイトを運営した場合には
著作権の違反として法的な対応をいたします。
上記原文の伝達手段がサイト管理者へのメールではなく、掲示板投稿であったことから閲覧者の間で大きな話題となった。サイト管理者からの情報によると投稿者のローカルホストが「gameon.co.jp」であったことから、ゲームオン社内から発信されたことが判明する。またメール欄には「producer@muonline.jp」とあったが、当時のMUプロデューサであった椎葉忠志氏本人か否かは不明である。
閉鎖勧告の直前には、同ゲームのGM(ゲームマスター)「彩」が“不正ツール利用者を確認しておきながら処置しなかった”とする画像付き投稿があった。要求事項は同社の規約にもあり至極当然のようにも思えるが、ゲーム画面のスクリーンショットが掲示されている他の“ファンサイト”“晒しサイト”には閉鎖要求を送っていないことや、過去に同様の措置をユーザーが願い出た際には『外部サイトへの関与を拒否する』コメントを伝えていることなどから、運営ポリシーに沿った活動ではなく私怨や隠蔽と受け取られた。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク及び参考webサイト
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正式運営中 | 新・天上碑 - 眠らない大陸クロノス - MU -奇蹟の大地- - RED STONE シルクロードオンライン - RF online Z - Soul of the Ultimate Nation |
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運営中止 | PI STORY |
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