FAIRWAY
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FAIRWAY | ||
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オフコース の オリジナルアルバム | ||
リリース | 1978年10月5日 | |
録音 | 1978年5月6日-7月30日 | |
ジャンル | J-POP | |
レーベル | エキスプレス/東芝EMI | |
プロデュース | 武藤敏史/小田和正/鈴木康博 | |
オフコース 年表 | ||
SELECTION 1973-78 (1978年) |
FAIRWAY (1978年) |
Three and Two (1979年) |
FAIRWAY(フェアウェイ)は、1978年10月5日に発売されたオフコース通算6作目のオリジナルアルバム。
目次 |
[編集] 解説
前作『JUNKTION』(1977年9月5日発売 ETP-72269)からすでにレコーディングおよびライブとも5人組のグループとして活動していたがクレジット上は、2人組としてのオフコース最後のアルバム。レコーディングは春のコンサートツアーと平行して行われたため、約3ヶ月の期間を要した。このツアーの間には、シリーズコンサート“オフコースの小さな部屋 Vol.8”–78年度オフコース大賞–が同シリーズの最終回として4月5日、渋谷公会堂で行われた。
清水仁・大間ジロー・松尾一彦の3人は正式メンバーではなかったが、当初から“バックミュージシャン”としては紹介されず、“2人がいて、そこに集まって出来たバンドは全部オフコース”という意識のもとに活動を共にした。そして『FARIWAY』制作を機に、5人メンバーであることを前面に出すか否かが検討された。その結果、オフコースという名前で縛るより、お互いの持つ緊張感を大切にしたいと5人の意見は一致し、この時点では見合わせることになった。この方針について小田は「一人一人の分担を決めることは発展性がないし、“あとは自分の努力に任せる”くらいの余裕を、グループ全体に作っておくのがいいと思う」と語っていた。
アルバムリリース当時のインタビューで、このアルバムで特別に今までとは違った意味でねらったことはあるかとの問いに小田は「わりとオーソドックスな感じで作ったので、ステージ映えするということと、のれる感じを意識して、1回聴いただけで辻褄が合うような意識でやってみた」と答え、また、このアルバムでメインになる曲はとの問いには鈴木が「『あなたのすべて』(1978年7月20日発売 ETP-10444)がシングルで出ているのでそれがメインかな。僕らの場合、シングルはあんまり出なくてアルバムが一つのイメージとして出るようにと考えている」と答えている。
アルバムタイトルは当時彼らが始めたゴルフ用語から取られたが、武藤敏史によれば「78年春より、オフコースはいよいよ爆発するぞという確実な手ごたえを感じ始めた僕らは、もうCMだなんだと売るための小細工は一切必要ない。あとはただ音楽のフェアウェイを進んでいけばいいのだ、という考えをそのまま生かしてこのアルバムのタイトルも生まれた」という。
A-2「美しい思い出に」は、トム・スコットのサウンド狙ってAORを意識したアレンジだったと、鈴木が後に『BeSide』(1996年10月23日発売 BVCR-772)のセルフライナーで書いている。また曲名のクレジットはないが、B-5「心さみしい人よ」の後に「いつもいつも」が収録されている。同曲は次作『Three and Two』(1979年10月20日発売 ETP-80107)のほか、ライブヴィデオ『OFF COURSE TOUR 1987 as close as possible』(1987年11月25日発売 98FE-1010HI)にも収録された。
[編集] 収録曲
[編集] SIDE A
- あなたのすべて
- 小田和正 作詩 • 作曲
- 美しい思い出に
- 鈴木康博 作詩 • 作曲 • ホーンセクション編曲
- いつもふたり
- 小田和正 作詩 • 作曲
- 夢
- 鈴木康博 作詩 • 作曲
- この空にはばたく前に
- 鈴木康博 作詩 • 作曲
[編集] SIDE B
- 夏の終り
- 小田和正 作詩 • 作曲 • ストリングス編曲
- 季節は流れて
- 鈴木康博 作詩 • 作曲
- 失恋のすすめ
- 鈴木康博 作詩 • 作曲 • ブラスセクション編曲
- 去っていった友へ—T氏に捧げる—
- 小田和正 作詩 • 作曲
- 心さみしい人よ
- 小田和正 作詩 • 作曲
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- 歌 • 編曲 : オフコース
[編集] 参加ミュージシャン
- Keyboards & Flute KAZUMASA ODA
- Guitars & Percussions YASUHIRO SUZUKI
- Electric Bass HITOSHI SHIMIZU
- Drums & Percussions HITOSE “Jiro” OMA
- Harmonica & Guitars KAZUHIKO MATSUO
[編集] スタッフ/スタジオ
- Produced by TOSHIFUMI MUTOH, KAZUMASA ODA, YASUHIRO SUZUKI
- Arranged by OFF COURSE
- Recording & Mixing Engineered by RYOJI HACHIYA
- Assistant Engineer KENICHI YAMAGUCHI, SUSUMU MERA (FREEDOM STUDIO)
- Graphic Concept, Design & Photography ISSEY “Sportsman” KOGURE
- Recorded at TOSHIBA EMI STUDIO 1 & FREEDOM STUDIO from May 6 to July 30,1978.
- Remixed at TOSHIBA EMI MIXDOWN ROOM
- Originally Released in 1978/10/5 as EXPRESS ETP-80040
前作 | オフコースのオリジナルアルバム | 次作 |
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JUNKTION | Three and Two |