Do 217 (航空機)
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Do217は、第二次世界大戦中にドイツ空軍で運用された双発爆撃機である。ドルニエ社で開発され、Do 17の後継機として開発された為Do 17と外形的には似た部分も多いが、はるかに近代化された機体であった。当初爆撃機として運用されたが、その後夜間戦闘機や偵察機としても使用され終戦まで活躍した。総生産機数は、1,905機である。
[編集] スペック
(Do217E-1)
- 全長: 18.19 m
- 全幅: 19.00 m
- 全高: 5.03 m
- 全備重量: 14,980 kg
- エンジン: B.M.W. 801MA 空冷14気筒 1,580 hp × 2
- 最大速度: 515 km/h
- 航続距離: 2,300 km
- 武装
- 7.92 mm機銃 × 5
- 15 mm機関銃 × 1
- 爆弾 2,000 kg
- 乗員: 4名
(Do217N-2)
- 全長: 18.89 m
- 全幅: 19.00 m
- 全高: 5.00 m
- 全備重量: 13,182 kg
- エンジン: ダイムラー・ベンツ DB603A 液冷12気筒 1,750 hp × 2
- 最大速度: 515 km/h
- 航続距離: 1,754 km
- 武装
- 7.92 mm機銃 × 4
- 20 mm機関砲 × 4
- 乗員: 4名