BACK BEATs ＃1

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

本来の表記は「BACK BEATs #1」です。この記事に付けられた題名は記事名の制約から不正確なものとなっています。

BACK BEATs #1
大黒摩季 の アルバム
リリース	1995年12月11日
ジャンル	J-POP
時間	63分40秒
レーベル	B-Gram RECORDS
プロデュース	大黒摩季 長戸大幸 BMF
チャート最高順位
最高順位1位（オリコン）
ゴールド等認定
2ミリオン（日本）
大黒摩季 年表
LA.LA.LA （1995年）	BACK BEATs #1 （1995年）	POWER OF DREAMS （1997年）

『BACK BEATs #1』（バック・ビートズ ナンバーワン）は、大黒摩季が発売した自身初のベストアルバム。

目次 1 概要 2 売り上げ 3 収録曲 4 作詞・作曲・編曲

[編集] 概要

デビューしてから4年半、数々のヒットを生み出した大黒摩季が発売したベストアルバム。

ジャケットは黒色を主体としている。写真は一部ニューヨークで撮影されている。

今回の収録で、「DA・KA・RA」、「チョット」、「別れましょう私から消えましょうあなたから」、「あなただけ見つめてる」は低音を意識したリミックスバージョンが施されている。

尚、シングルとして発売された「Harlem Night」と「白いGradation」は収録されていない。

[編集] 売り上げ

様々なヒット作を生み出しながらも、全くメディアに露出しないというベールに包まれていた彼女が発売するベストアルバムということで、発売は話題となった。初動枚数は自身で唯一100万枚を越えている。わずか5週間で200万枚突破。登場回数も53週というロングヒット。次作「POWER OF DREAMS」が発売されたときにもチャートインしていた。

• 初動売り上げ102.2万枚（歴代50位）
• 歴代アルバム売り上げ22位（発売当時6位）
• 歴代ベストアルバム売り上げ8位（発売当時2位）
• 1996年年間売り上げ4位

[編集] 収録曲

曲の詳しい説明は各項目参照。

1. STOP MOTION　(3:39)

   デビュー曲。シングルバージョンアルバム初収録。

2. DA・KA・RA　(3:33)

   ブレイクのきっかけとなった2ndシングル。大黒摩季の地位を大きく上げた代表作。ドラムの音を強くし、若干ミックスを変えたリミックスバージョンが収録された。またイントロのピアノの部分が、オリジナルバージョンより長く収録されている。

3. チョット　(3:37)

   3rdシングル。打ち込みを強調し、レコード音を変えたリミックスバージョンが収録された。

4. 君に愛されるそのために…　(4:30)

   前曲「チョット」のカップリング曲。ジャケットのつくりなどから両A面に間違えられることもあった。

5. 別れましょう私から消えましょうあなたから　(5:14)

   ラップ調4thシングル。ギターの音が太くなり、ドラムの音が低音になり、バックのボイスも一部変っているリミックスバージョンが収録された。

6. あなただけ見つめてる　(5:04)

   人気アニメ『SLAM DUNK』のエンディングテーマとして、ミリオンヒットとなった6thシングル。バックコーラスが最初に加わり、またシンセサイザーの音が加えられ、ドラムの音が低音になったリミックスバージョンが収録された。

7. 夏が来る　(4:46)

   8thシングル。非常にノリやすいテンポのナンバー。

8. 永遠の夢に向かって　(4:41)

   自身初のオリコンチャート1位を獲得した9thシングル。

9. Return To My Love　(4:37)

   4thオリジナルアルバム「永遠の夢に向かって」に収録されている曲。

10. ら・ら・ら　(4:26)

    10thシングル。中居正広初主演ドラマ『味いちもんめ』の主題歌となって話題となった。自身最大の売り上げ。

11. 恋はメリーゴーランド　(4:30)

    前曲「ら・ら・ら」のカップリング曲。

12. いちばん近くにいてね　(4:51)

    夏を意識した11thシングル。「ら・ら・ら」でも見られるが、この頃は歌詞にハートマークが目立った。

13. 愛してます　(4:50)

    12thシングル。このシングル発売時点でこのアルバムへの収録が決定されていたため売り上げは芳しくなかった。

14. ROCKs　(5:22)

    4thオリジナルアルバム「永遠の夢に向かって」に収録されているロックナンバー。「常識人間」「合理的社会」「自分自身」を「せかい」と読むところ、かなり濃いバックコーラスなど、大黒摩季のやりたかった個性が発揮されている。ライブでも披露された。この曲が一番最後に収録されているのは、本人の意向によるもの。

[編集] 作詞・作曲・編曲

• 作詞
  • 大黒摩季…全曲

• 作曲
  • 大黒摩季･･･3・9以外全て
  • 織田哲郎･･･3
  • 栗林誠一郎･･･9

• 編曲
  • 葉山たけし･･･2以外全て
  • 明石昌夫･･･2

オリコン週間アルバムチャート第1位 1995年12月25日付
前作: MY LITTLE LOVER 『evergreen』	大黒摩季 『BACK BEATs #1』	次作: 吉田美和 『beauty and harmony』
オリコン週間アルバムチャート第1位 1996年1月8日付～1996年1月29日付（4週連続:合算週含む、通算5週）
前作: 吉田美和 『beauty and harmony』	大黒摩季 『BACK BEATs #1』	次作: Mr.Big 『HEY MAN』