黒湯温泉
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黒湯温泉(くろゆおんせん)は、秋田県仙北市(旧国出羽国、明治以降は羽後国)乳頭温泉郷にある温泉。
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[編集] アクセス
[編集] 泉質
温泉名は黒湯だが、温泉の色は青みががった乳白色である。
[編集] 温泉街
温泉郷の最奥部に、一軒宿の「黒湯温泉」が存在する。茅葺、杉皮葺屋根の鄙びた外観が特徴である。古くから湯治場であった伝統から、観光地化した現在でも旅館部の他に自炊部が存在する。
[編集] 歴史
開湯は約300年前。温泉郷内では鶴の湯温泉に次ぐ歴史がある。鶴の湯に因んで亀の湯の別称があった。古くは秋田藩の湯治場であった。
現在の乳頭温泉郷は鶴の湯が最も人気が有るが、以前は黒湯が一番人気を誇っていた。
昭和42年10月19日、乳頭温泉郷の一部として国民保養温泉地に指定。