ノート:高萩市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

[編集] 削除依頼について

この記事はスタブ以下とみなされて削除依頼を出されました。しかし、今日大きなサイズを持っている市町村記事のほとんどは、みなが断片を少しずつ持ち寄って大きくしたものです。市町村記事は、さまざまな分野を横断し総合するものですから、その全部をそろえて記事を起こせと要求するのは、そもそも不可能です。高い基準をあてはめて削除して回られると、市町村記事の整備にとって深刻な妨げになります。

また、巨大化の可能性を持つ市町村記事にとって、短いことは悪いことではありません。私は産業の項目に「農業は水稲のほか、肉牛、乳牛、野菜、花など。海に面するが漁業は盛んではない。市内には工場が多く立地する。」とだけ書き加えました。これは、農林水産省が作った市町村別統計ページ[1]の要約と、国土地理院が提供する2万5千分の1地図、そしてウェブで検索して探した工業団地と工場の情報にもとづきます。長くしようとすればいくらでも長文を連ねることができますが、私は事実の背景について深い理解がありませんので、ずらずら並べ立てるよりは、と短文に圧縮しました。より深い理解のもとに書きおろされる時に、邪魔にならないようにと思っています。

さらに言えば、現時点でこの記事は、『コンパクト版　日本地名事典』と比べて遜色ありません。この事典にはウィキペディアにない産業史についての記述がありますが、交通、花木鳥、沿革ではウィキペディアの方が上回ります。たぶん、コンサイスと比べても似たような評価ができるでしょう。市町村テンプレートは見出しが多く、文ではなく表の項目や箇条書きにデータを埋め込んでしまうので、スカスカに見えてしまいますが、現時点でもお役に立てるのです。このレベルで全市町村が完備すればかなり満足いく仕事になります。

テンプレートと一、二の分野という記事を見ていらだつ気持ちはわかります。が、市町村については、敷居を低くしてスタブを許容することで急速に整備されてきたという側面もあるのです。ご理解ください。Kinori 2004年10月23日 (土) 09:32 (UTC)

まず申し上げたいのですが、高萩市の記事は現状ではスタブに成長しており、削除の必要はない、というのは比較的多くの人の理解を得られていると考えています。ですので、それほど危機感をお持ちになる必要はないのでは、と考えます。一方、ことの発端となった当初の記事は、これは明らかに定義未満の記事であり、即時削除でも不思議はなかったと思います（この点はご賛同いただけると思います）。これは「敷居を低くしてスタブを許容」の域を超えていたと思います。やはり、当初から基礎データ、歴史、地理程度は現状程度に記載し、スタブ記事として始めた方がよろしいのではないかと考えます。私もテンプレートを利用させていただいて六ヶ所村を書きましたが、ありがたいことにテンプレートのおかげでスタブ記事のレベルまでは比較的容易に書けました。やはりそれぐらい手をかけた上で送り出してあげるのが、後々記事のためにもいいのでは、と思います。この点ご考慮いただければ。Corruptresearcher 2004年10月23日 (土) 10:51 (UTC)

この記事の初版は確かにひどいものでした。記述はわずかで、市町村テンプレートの例文がそのまま残っていました。しかし、少なくとも、

• 日本の市町村テンプレートが採用されている。
• 面積、世帯数、総人口、市役所の住所・電話番号・公式サイト、交通、一部の隣接市町村は記入されている。
• 記述自体には誤りはない。

ことから、悪戯や錯誤によるものではないことは明らかです。おそらく第一投稿者はウィキ初心者であり、また地元住民ではなかったのでしょう。このような記事を発見したとき、良きウィキペディアンがなすべきことは記事を削除依頼に回してしまうことなのでしょうか。例文が残されていたのは第一投稿者がさらに投稿する意思があったからかも知れません。（その後、大騒ぎになったので来なくなったのかも？）残された例文が見苦しければ消去するのに時間は何分もかからないはずです。自分で調べて分る範囲のことを加筆するのもさほど時間がかかることではありません。この記事はその後の加筆によって発展してきました。まだまだ完璧ではないといっても、記事としてまとまりつつあります。記述自体に誤りはなく、加筆によっていくらでも成長できるものなら、削除依頼に回すべきではないのです。まして即時削除の疑いをかけるなど論外です。とはいっても第一投稿者の責任は重大です。無責任なスタブ記事で放置せず、できるだけの記述をしておきたいものです。Trek011 2004年10月23日 (土) 12:34 (UTC)

そこまで言われるほど悪いものでしょうか。テンプレートがどの程度の情報を含んでいるかを示すため、文章になおしてみます。定義未満でしょうか。一から書き直す方が楽か、加筆して育てる方が楽か、見てください。Kinori 2004年10月23日 (土) 12:47 (UTC)

確かにこうしてみると情報としてはそれなりにそろっていたようですね。定義未満というのは言い過ぎだったかもしれません。そういう意味では即時削除ではなく削除依頼で正しかったということかもしれません。ただ、やはりスタブ未満ではあったと思います。それは、情報ではなく記事としての完成度（「{春, 夏, 秋, 冬}には○○○があり、○○○する。」といったテンプレートの表現が残っているとか）の問題かもしれません。そういう記事が量産されるのを放置するのはやはり問題で、それに対する対応策は他にも考えられるでしょうが、選択肢の一つとして削除依頼を選ぶ人がいても、それはそれで一つの判断だと思います。Corruptresearcher 2004年10月23日 (土) 23:44 (UTC)

[編集] 初版からテンプレートを外したもの

世界 > アジア > 東アジア > 日本 > 茨城県 > 高萩市

高萩市（たかはぎし）は、茨城県の北東に位置する市である。2004年9月1日現在の面積は193,65km2、世帯数は12,079、人口は33,624人。市役所の所在地は〒318-8511 茨城県高萩市本町1-100-1で、その電話番号は0293-23-7320、公式サイトは[2]である。茨城県の北茨城市、多賀郡十王町、久慈郡里美村に隣接する。

鉄道路線には、東日本旅客鉄道の常磐線があり、市内に高萩駅が置かれる。市を通る有料道路には常磐自動車道があり、高萩ICが市内に開く。国道は、国道6号と国道461号が通る。県道としては、主要地方道の茨城県道67号高萩インター線がある。

[編集] 2004年10月23日 (土) 01:30の版からテンプレートを外したもの

日本 > 茨城県 > 高萩市

高萩市（たかはぎし）は茨城県の北東部に位置する市である。2004年9月1日現在の面積は、193,65km2、世帯数は12,079、人口は33,624人。市の花は萩、市の木は松、市の鳥は雉。2004年現在の市長は岩倉幹良で、2002年2月に初当選した。市役所の所在地は〒318-8511 茨城県高萩市本町1-100-1、電話番号0293-23-7320、公式サイトは[3]である。

東は太平洋に面し、市街は海岸沿いの平地にある。西は低い多賀山地の一部で、市の面積の大部分がこの山地にある。656.3mの堅破山、389.4mの横根山など。山から海に向かって大北川、関根川、花貫川の三つの川が流れるが、このうち大北川の下流は北茨城市に入る。花貫ダムがある。茨城県の北茨城市、多賀郡十王町、久慈郡里美村、福島県の北白川郡塙町と隣接する。

古代の常陸国多賀郡の地である。1602年に戸沢政盛の領地となり、松岡藩が成立したが、戸沢氏は1622年出羽へ移封され、1646年以降は水戸藩家老中山氏の知行地となった。1889年（明治22年）4月1日に、秋山村、島名村、安良川村、高萩村と、伊師村の一部が合併して、松原町になった。1937年（昭和12年）10月1日に松原町が高萩町と改称した。1954年（昭和29年）11月23日　高萩町、松岡町、高岡町、黒前村の一部、櫛形村の一部が合併して、高萩市になった。1955年（昭和30年）2月11日 友部を十王村（現在の十王町）に譲った。

農業は水稲のほか、肉牛、乳牛、野菜、花など。海に面するが漁業は盛んではない。市内には工場が多く立地する。2000年の第1次産業の就業者数は917人、第2次産業は7,131人、第3次産業は8494人。

山形県新庄市、埼玉県飯能市と姉妹都市・提携都市の関係にある。

鉄道路線には、東日本旅客鉄道の常磐線があり、市内に高萩駅が置かれる。市内を通る有料道路としてはは、常磐自動車道があり、市内に高萩ICが開く。国道は国道6号と国道461号が通る。県道としては、主要地方道の茨城県道67号高萩インター線がある。

市内には、日本の渚百選の一つ高戸海岸のほか、松岡城跡、丹生神社、琵琶墓古墳、赤浜1号古墳がある。

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Corruptresearcherさんご提案の

「自治体の記事としては基礎データと地理・歴史の項目が現状程度記載されていればスタブとしてよいのでは」

という定義を採用すれば、とんでもないことになってしまいます。山鹿市など日本の自治体記事だけでなく、ペルピニャンのような外国自治体記事の多くもスタブ未満として削除対象になるのです。山鹿市、ペルピニャンのような記事は放置して、現状の高萩市記事さえスタブ未満と主張される方はもっと一貫性がないでしょう。Trek011 2004年10月23日 (土) 16:11 (UTC)

スタブの判断は難しいですね。Aphaiaさん（のことですよね？スタブ未満と主張される方というのは）がどういうスタブの基準をお持ちなのかは私にはわかりません。削除依頼で尋ねてはいますが。山鹿市、ペルピニャンのような記事を目にすれば同じように削除依頼に出されるのかもしれません。それも私にはわかりません。ちなみにTrek011さんの基準は何ですか？「初版は確かにひどいもの」とおっしゃっておられましたが。上でも述べましたが、私は情報量ではなく記事としての完成度の問題かもしれないという気がしてきました。Corruptresearcher 2004年10月23日 (土) 23:44 (UTC)

上にも述べましたように、悪戯でも錯誤でもなく、記述に重大な欠陥もなく、少なくとも定義が与えられており、加筆によって記事の発展が可能なものはスタブ未満ではありません。スタブ未満の定義が難しいとも思いません。高萩市初版を見たときは無責任なスタブ記事の放置という印象を受けたのですが、スタブ未満とは考えませんでした。その理由は上にも述べたように、テンプレートの採用、「高萩市（たかはぎし）は、茨城県の北東に位置する市である。」と定義が与えられ、人口・面積などの最小限の記述があり、記述自体に誤りはないためです。私は山鹿市もペルピニャンもスタブ未満だとは考えませんが、高萩市初版が定義未満の即時削除対象であると主張される方は、これらの記事も削除依頼しなければ、一貫性に欠けることになります。そうなれば膨大な量の記事をスタブ未満として削除しなければならなくなります。同じようなスタブ記事でも、ある記事は削除し、ある記事は残すというのであれば、恣意的な削除が横行することになり、ウィキペディア百科辞典の大原則を放棄することになってしまうのです。Trek011 2004年10月24日 (日) 00:53 (UTC)

ウィキペディアの全記事を見渡して一番悪いものから消していく、というのは非現実的ですので、たまたま見つけたものを削除依頼するという方法で良いのです。私は、この記事を削除するような基準には反対します。しかし他の小さな記事をおいてこの記事を依頼したこと自体に、問題があったとは思いません。Kinori 2004年10月24日 (日) 16:15 (UTC)

本件記事の削除を認めれば、これを前例として必然的にそうなるということです。Trek011 2004年10月25日 (月) 12:01 (UTC)

そういうことでしたら了解です。Kinori 2004年10月26日 (火) 00:12 (UTC)

高萩市がスタブかスタブ未満かはひとまず置くとしても、即時削除の対象とするのは、「非常に短いもの、定義になっていない、あるいは文章になっていないもの」の拡大解釈のように感じました。今回の問題点は記事の長さではなく、”○○○”が残っていたことにあるのではないでしょうか。”○○○”を残さない、という合意があれば、誰かが草取りで消してくれたかもしれません。最近の即時削除やリバートの多発では、「記事の中の意味のある記述の全体量を決して減らさない」という原則が軽視されているように感じます。初版投稿者（特に新規参加者）には、もう少し敬意が払われて良いと思います。なお、「定義未満」として即時削除対象となるものは、誰でもテンプレートを外せますが、「スタブ未満」として削除対処となるものは記事が充実しても容易にテンプレートを外せない、というのは、制度上の不備ではないでしょうか。　けんち 2004年10月24日 (日) 14:28 (UTC)

とりあえず、削除すべきレベルは超えてますので削除依頼を終了としました。このノートについて、適切な場所に移動してメタな削除手順の改善についての議論をされるのであれば、議論を進められてきた方々にお任せしますので、よろしくおねがいします。--Gleam 2004年10月30日 (土) 15:47 (UTC)