高田賢三
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高田 賢三(たかだ けんぞう、1939年2月27日 - )は、日本のファッションデザイナー。兵庫県神崎郡生まれ、姫路市育ち。
目次 |
[編集] プロフィール
姫路市立野里小学校・姫路市立広嶺中学校・兵庫県立姫路西高等学校卒業後、神戸市外国語大学中退。文化服装学院デザイン科の師範科卒業後、「三愛」「ミクラ」を経て1965年に渡仏。「ビューロードスチール」に勤めた後に1970年に独立。パリのギャルリ・ビビエンヌ(ギャラリー・ビビエンヌ)で、プレタポルテのブティック「ジャングル・ジャップ」(現ケンゾー)をオープン。また同年、作品が「エル」(ELLE)の表紙を飾った。1993年にフランスの有名ブランドメーカー「モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン」(LVMH)にブランドを売却し、1999年には一度はデザイナーから退く。
しかし2003年頃に、独立デザイナーとして復帰、2004年にはアテネオリンピックの式典・移動用ユニフォームのデザインを担当(提供は「ユニクロ」を展開するファーストリテイリング)。
「混ぜるのが好き」という高田賢三の作風は、いくつかの異文化のオリジナリティが融合したもの。彼の融合的な作風は、フォークロアとして、ブランド史、ファッション史で大きな位置を占める。
[編集] 受章・受賞歴
[編集] 主なブランド名
- KENZO PARIS(ケンゾー・パリ)
- KENZO KI(ケンゾー・キ)
- KENZO HOMME(ケンゾー・オム)
- KENZO JEANS(ケンゾー・ジーンズ)
- KENZO JUNGLE(ケンゾー・ジャングル)
- KENZO JUNIOR(ケンゾー・ジュニア)
- YUME(ユメ)