首里中継局
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首里中継局（しゅりちゅうけいきょく）は沖縄県那覇市首里寒川町にあるテレビの中継局。
また近くの古島に首里山川テレビ中継局があり、ここであわせて詳述する。
目次 |
[編集] 概要
豊見城市の親局から直線距離にして僅か数kmしか離れていないものの、地形的条件から首里や真和志地区の一部で親局からの受信しくい箇所が存在するため、1980年代前半に中継局を設置した。1995年に開局した琉球朝日放送（QAB）は開局と同時に設置した。設置場所は那覇市首里寒川町２丁目で、近くにNHK沖縄放送局の職員寮（1942年の開局から、1945年沖縄戦で破壊されるまで同局の局舎があった）があったが、2006年に解体されマンションが建設された。 中継局自体も、タワー型から、2006年に近くのマンション屋上に移設された。
放送エリアは首里南部と真和志北東部（松川・繁多川）の各一部となっているが、ケーブルテレビの沖縄ケーブルネットワーク（OCN・1989年放送開始）が那覇市内一円をサービスエリアとしているため、当中継局エリア内でもOCNに加入している世帯では当中継局を受信しない。
[編集] 地上アナログテレビジョン放送送信設備
| 放送局名 | チャンネル | 空中線電力 | ERP | 放送対象地域 | 放送区域内世帯数 |
|---|---|---|---|---|---|
| QAB琉球朝日放送 | 53 | 映像3W 音声0.75W |
- | 沖縄県 | 約3,600世帯 |
| RBC琉球放送 | 55 | ||||
| OTV沖縄テレビ放送 | 57 | ||||
| NHK沖縄総合 | 60 | ||||
| NHK沖縄教育 | 62 | 全国放送 |
- 地上デジタルテレビジョン放送はNHK・民放とも2009年に放送開始予定だが、近隣中継局の設置状況を見て判断するという。
- ケーブルテレビ局の沖縄ケーブルネットワーク（OCN）もサービスエリアになっているため、ケーブルテレビ受信世帯と当中継局受信世帯に分かれる（ケーブルテレビ受信世帯は当中継局を受信しない）。
- 那覇市中心部の都市難視聴解消の役割も期待されており、実際市内中心部でも微弱だが受信可能。デジタル化後はその役目も大きくなるものとみられる。
[編集] 首里山川テレビ中継局
[編集] 概要
1980年代前半に中継局設置（QABは開局しばらく後に設置）。設置場所は那覇市古島２丁目の那覇市立病院敷地内（看護婦宿舎屋上）。
[編集] 地上アナログテレビジョン放送送信設備
| 放送局名 | チャンネル | 空中線電力 | ERP | 放送対象地域 | 放送区域内世帯数 |
|---|---|---|---|---|---|
| QAB琉球朝日放送 | 42 | 映像0.1W 音声0.025W |
- | 沖縄県 | 約350世帯 |
| NHK沖縄総合 | 45 | ||||
| OTV沖縄テレビ放送 | 47 | ||||
| RBC琉球放送 | 49 | ||||
| NHK沖縄教育 | 51 | 全国放送 |
- 地上デジタルテレビジョン放送はNHK・民放とも2010年に放送開始予定だが、近隣中継局の受信状況を見て判断するという。
- 首里中継局と同じくケーブルテレビの沖縄ケーブルネットワーク（OCN）もサービスエリアになっているため、ケーブルテレビ受信世帯はエリア内でも当中継局は受信しない。
