長嶋健吾
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長嶋 健吾(ながしま けんご、1975年9月27日 - )は、日本のプロボクサー。元日本・東洋太平洋スーパーフェザー級、元日本ライト級チャンピオン。WBC世界スーパーフェザー級2位。所属ジムの会長が父親という親子鷹で話題になった。エイティーン古河ジム所属。群馬県出身。建吾とファイトネームを変えた。群馬県立板倉高等学校、法政大学中退。
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[編集] 来歴
- 小学5年生から父である長嶋清エイティーン古河ジム会長の影響で、ボクシングを始める。サウスポースタイルで、高校2年生から大学1年生まで国体で三連覇を果たす。そのまま大学を中退。アマ戦跡90戦80勝10敗。
- 1995年6月3日、6回戦でプロデビューし、6R判定勝ちを収める。
- 1998年6月8日、OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級チャンピオン三谷大和に判定勝ちし、同王座を獲得。以後平仲信敏、渡辺雄二らを退け3度防衛し、1999年6月16日に返上。
- 2002年1月19日、日本スーパーフェザー級チャンピオンキンジ天野に判定勝ちし、同王座を獲得。世界挑戦のため、日本王座を返上。
- 2002年8月24日、WBC世界スーパーフェザー級王座決定戦でシリモンコン・シンワンチャーに2RKOで敗れ、世界王座獲得に失敗。
- 2003年10月4日、元日本ライト、スーパーライト級王者リック吉村とサバイバルマッチを行い、10R判定勝ち。リックはこの試合を最後に引退。
- 2004年11月20日、日本ライト級チャンピオン嶋田雄大に判定負け。日本王座獲得に失敗。
- 2006年4月10日、日本ライト級チャンピオン伊藤俊介に判定勝ちし、同王座を獲得。日本王座の2階級制覇を達成する。
- 2006年9月9日、元日本王者の久保田和樹を相手に初防衛戦を行い、最大9点差が付く大差で初防衛に成功。
- 2006年12月3日、ノンタイトル戦を五十嵐圭を相手に10R判定で勝利。
- 2007年4月21日、日本ライト級1位の石井一太郎を相手に防衛戦を行い、10R判定勝ち。日本ライト級タイトル2度目の防衛に成功。
- 2007年10月20日、同級1位のリッキー☆ツカモトを相手に防衛戦を行い、10R判定勝ち。その後12月5日返上。
- 2008年3月15日、世界前哨戦として元東洋太平洋スーパーバンタム級王者、WBOアジアパシフィックスーパーフェザー級王者のジムレックス・ハカとの一戦に10R判定勝ちを収めた。
[編集] 通算成績
- プロ通算: 37戦32勝(15KO)3敗2分
- アマ通算: 90戦80勝10敗
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
前王者 三谷大和 |
第30代東洋太平洋スーパーフェザー級王者 1998年6月8日 - 2006年6月16日 |
次王者 タイガー・アリ |
前王者 キンジ天野 |
第38代日本スーパーフェザー級王者 2002年1月19日 - 7月3日 |
次王者 |
前王者 |
第38代日本スーパーフェザー級王者 2006年4月10日 - 2007年12月5日 |
次王者 |