長島町 (三重県)
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長島町(ながしまちょう)は、三重県の北勢部、木曽三川河口部にかつて存在していた町。2004年12月6日に桑名市・多度町と合併し新しい桑名市となり廃止した。
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[編集] 地理
[編集] 自然
木曽三川河口部に位置し、町全域が平坦低湿で、堤防に囲まれた輪中といわれる地形である。1995年全国水の郷百選選定地。
[編集] 隣接していた自治体
[編集] 歴史
戦国時代には一向宗の東海地方の拠点となったが、織田信長により滅ぼされた(長島一向一揆)。
[編集] 沿革
- 1954年(昭和29年)10月23日 町制施行し長島町が成立。
- 1955年(昭和30年)4月1日 長島町と楠村が合併して長島町となった。
- 1956年(昭和31年)9月30日 伊曽島村を編入する。
- 2004年(平成16年)12月6日 桑名市・多度町と合併し新しい桑名市となった。
[編集] 行政
- 町長:平野久克(廃止前日現在)
[編集] 友好姉妹都市
[編集] 学校
- 長島中学校
- 長島中部小学校
- 長島北部小学校
- 伊曽島小学校
[編集] 交通
[編集] 鉄道
[編集] 道路
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集] 名所・旧跡
[編集] 観光スポット
- 長島温泉・ナガシマスパーランド・ジャズドリーム長島
- なばなの里
- 長島スポーツランド
- 長良川河口堰・アクアプラザながら
- 国営木曽三川公園カルチャービレッジ・輪中の郷
- 千本桜通り
[編集] 祭事・催事
- 三町石取祭(7月)
[編集] その他
- 揖斐川以西の三重県で話される言葉のイントネーションは基本的に京阪式アクセント(関西弁)だが、揖斐川対岸の長島弁(長島町の言葉)は尾張弁(名古屋弁)に近い。桑名市街(東海道五十三次伊勢国桑名宿)から揖斐川に架かる橋を長島側に渡るとアクセントが大きく変化する。
- アクセントなどの「文化圏」と行政区分は必ずしも一致しないが、一般に伊勢国に属するとされる長島(長島町、長島藩など)は、かつては尾張国に属していたとする説もある[要出典]。木曽三川に水害があるたびにその流れが変更され、以前は尾張側に属するとされていた長島が後に伊勢国と認識され、そのまま定着したと考える説もあるようである[要出典]。
[編集] 関連項目
- 三重県の廃止市町村一覧
- 水の郷百選
- 長島町が「歴史ある水郷のまち」で入選。