鎮海市
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鎮海市 | |
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位置 | |
各種表記 | |
ハングル: | 진해시 |
韓国における漢字: | 鎭海市 |
片仮名転写: | チネ=シ |
ローマ字転写: | Jinhae-si |
情報 | |
国: | 大韓民国 |
面積: | 110.29km² |
総人口: | 151,178人(2004年) |
上位自治体: | 慶尚南道 |
下位行政区画: | 15洞 |
行政区域分類コード: | 38040 |
鎮海市の木: | ヒノキ |
鎮海市の花: | サクラ |
鎮海市の鳥: | カモメ |
自治体公式サイト: | 鎮海市 |
鎮海市(チンヘし)は大韓民国慶尚南道南海岸の港湾都市。北に慶尚南道庁所在地である昌原市と接する。慶尚南道内の市で唯一、合併都市(都市農村複合の市)ではない市である。
目次 |
[編集] 歴史
古代は伽耶のエリアで、新羅時代は熊只県、統一新羅と高麗時代は熊神県、李氏朝鮮時代に熊川県と呼ばれた。なお、朝鮮王朝時代に鎮海県(鎮海郡)が置かれたのは現在の馬山市の西部で、現在の鎮海市域ではない。
鎮海市薺徳洞槐井里には15世紀始めから1544年まで乃而浦倭館(薺浦倭館とも言う)が設置され、1494年には約2,500人もの日本人が居住する最大の日本人居留地となっていた。1544年以降、対日交易港は釜山一港に限定されている。
近代以降昌原郡の管轄下に置かれた地域である。朝鮮半島南部の要港として着目した日本によって町が造られ、市の中心部にあるロータリーをはじめ随所に往時の日本の都市計画の姿を偲ぶことができる。都市建設と同時に、旧日本軍のシンボルである桜が大量に植えられ「鎮海の桜」としても有名になった。港は日本海軍の軍港都市として発展した。1931年に昌原郡鎮海邑に昇格した。独立後は、1955年市制施行され、韓国最大の軍港都市となり海軍司令部や海軍士官学校が設置されている。毎年4月軍港祭が開かれ、桜並木が有名である。
昌原郡#歴史を参照
[編集] 姉妹都市
[編集] 交通
[編集] 外部リンク
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