カモメ
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?カモメ | ||||||||||||||||||||||||
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カモメ |
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Larus canus Linnaeus, 1758 |
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和名 | ||||||||||||||||||||||||
カモメ | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Common Gull |
カモメ(鴎・鷗 〔英名:Seagull〕 学名:Larus canus)とは、カモメ科の中型のカモメ種をさす。本記事ではこの種に関してを記述する。
なお、日常語では「カモメ」はカモメ科の鳥の総称としても使われる。主として沿岸海域に住み、飛翔力が強く、雑食性で海面や海岸で魚や動物の死骸、海藻などを食べる。全世界に約45種。日本産のカモメにはユリカモメ、オオセグロカモメ、セグロカモメ、シロカモメ、ワシカモメ、ウミネコなどがある。
神奈川県の県鳥。
目次 |
[編集] 形態
全長約43cm、翼幅120cm。体は白色、背と翼は青灰色。幼鳥には褐色の斑点がある
[編集] 分布
夏にカムチャッカ、シベリア、カナダなどのユーラシア大陸北部、および北米大陸北西部の海岸で繁殖。冬には日本に現れ、全国の海上に群生。渡り鳥であり、冬季には南部へ移動する。
[編集] 生態
海岸や港湾、河口、河川などに生息する。よく空を飛び、水面に浮かぶが、水中にはあまり入らない。集団で生活し、その白い色とさっぱりした姿から好意的に見られることが多い。しかし性質的には結構荒々しく、凶悪なところがある。肉食性が強く、魚の他に他の鳥類の雛なども獲物として狙う場合があるほか、残飯あさりなども得意である。他の水鳥の獲物をさらうなどの行動も見られる。
海沿いの観光地では、観光客が与えるスナック菓子(かっぱえびせん等)で半ば餌付けされていることが珍しくなく、カモメがフェリーを追いかける様子を見かけることができる。ただし、スナック菓子の油脂や塩分は鳥類にとってよいものではないので、むやみやたらと与えるのは好ましくない。
[編集] Sibley分類体系上の位置
シブリー・アールキスト鳥類分類 |
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[編集] 地方公共団体の鳥
[編集] 画像
民家の庭にいるカモメ |
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[編集] 関連項目
- 日本の野鳥一覧
- かもめのジョナサン
- かもめ (列車)
- チャイカ - ロシア語等でカモメのこと
- 千葉ロッテマリーンズ - シンボルマークでこれを使用
- ロッテ・ジャイアンツ - 同様にシンボルマークで使用
- 横浜F・マリノス - マスコットキャラクターのモチーフとなっている
- ガルウイングドア - 自動車の両ドアを開けた状態が、かもめが羽ばたいている姿に似ていることからこう名付けられた
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