郭錠煥
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郭錠煥(カク・チョンファン 곽정환 1936年 - )は韓国人(男性)。「世界基督教統一神霊協会」(統一教会)の古参幹部。「世界平和教授アカデミー」設立会長(1973年)、韓国鮮文大学および米国ブリッジポート大学理事長、韓国日刊紙『 世界日報(セゲイルボ)』発行人、「国際救援友好財団」(IRFF、1975年より)主宰などを歴任[1]。現在、「UPI通信」会長、米紙『ワシントン・タイムズ』会長、世界平和超宗教超国家連合(IIFWP)世界会長、「世界平和統一家庭連合」世界会長、「平和統一家庭堂」総裁[2]、「城南一和天馬」のオーナー、財団法人「鮮文平和サッカー財団」理事長、「ピースカップ」組織委員長、「韓国プロサッカー連盟」会長を務める。
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[編集] 概要
統一教会)の古参幹部であり、統一教会におけるナンバー2と見られている[3]。娘が統一教会教祖の後継者と見られている文鮮明の3男、文顕進(ムン・ヒョンジン)に嫁いでいる。
[編集] 略歴
- 2002年9月26日 「UPI通信」新会長に任命される。
- 2003年「世界文化体育大典2003」の大会組織委員長を務める[3]。
- 2003年8月11日~15日、韓国ソウルのヒルトンホテルで開催された「世界平和超宗教超国家連合(IIFWP)が主催する「世界指導者サミット」で基調講演を行う(12日)。
- 2005年1月11日 「韓国プロサッカー連盟会」の会長(任期2年)に選出される[3]。
- 2007年1月1日 韓国で行われた統一教会の行事、「第 40 回真の神の日敬礼式及び記念礼拝」で司会を務める[1]。
[編集] 参考文献
- 田井友季子 『神の代辯者』(世界日報社 1995年2月5日) ISBN 4882010550:第2章「文鮮明師と予言」、第3章「新しい教え」で著者田井友季子と対談している。
[編集] 脚注
- ^ 座談会 「北東アジアの平和と『在日』の役割」(世界日報 平成16年9月30日)
- ^ 〈速報〉統一教会、全選挙区で立候補へ(有田芳生の酔醒漫録)
- ^ a b c 株式会社エスパルへの抗議書(霊感商法の実態)
世界基督教統一神霊協会(統一教会・統一協会) 【表】 【ノート】 【履歴】 |
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歴史 | 世界基督教統一神霊協会の年表 | ||
教祖と家族 | 文鮮明 韓鶴子 文孝進 文顕進 文國進 | ||
幹部 | 朴普煕 郭錠煥 久保木修己 大塚克己 川瀬カヨ | ||
経典・教義 | 『原理講論』 反共主義 世界基督教統一神霊協会の関連用語 再臨 メシア 救世主 | ||
活動 | 合同結婚式 純潔運動 日韓トンネル ピースカップコリア インテリジェント・デザイン 国家秘密に係るスパイ行為等の防止に関する法律案(スパイ防止法) 『インチョン!』 『暗号名 黒猫を追え!』 『新千年紀宣言』 | ||
関連団体 | 統一教会関連の企業と団体 国際勝共連合 原理研究会 天宙平和連合 世界平和女性連合 世界平和教授アカデミー 天地正教 国際救援友好協会 サービスフォーピース リトルエンジェルス SHINZEN 野の花会 日韓トンネル研究会 鮮文大学校 ブリッジポート大学 城南一和天馬 | ||
関連企業 | 一和 ハッピーワールド メッコール 世界日報 (日本) 世界日報 (韓国) ワシントン・タイムズ UPI通信社 平和自動車 一心病院 | ||
問題 | 霊感商法 カルト セクト 洗脳 マインド・コントロール 青春を返せ裁判 血分け | ||
信者 シンパ |
桜田淳子 徳田敦子 川瀬カヨ 松下正寿 福田信之 笹川良一 岸信介 安倍晋太郎 中曽根康弘 渡辺久義 ロナルド・ウィルソン・レーガン ジョージ・H・W・ブッシュ | ||
元信者 | 洪蘭淑 山崎浩子 飯星景子 副島嘉和 音無美紀子 仲正昌樹 | ||
批判者 | 浅見定雄 有田芳生 紀藤正樹 山口貴士 中村敦夫 飯干晃一 リチャード・コシミズ 石井紘基 「全国霊感商法対策弁護士連絡会」 | ||
公式ウェブサイト | http://www.uc-japan.org/index.aspx |