遠藤胤統
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| 時代 | 江戸時代後期から明治時代 | |||
| 生誕 | 寛政5年11月22日（1793年12月24日） | |||
| 死没 | 明治3年9月25日（1870年10月19日） | |||
| 別名 | 直之進（幼名）、胤緒（別名） | |||
| 戒名 | 敬武徳院殿顕文素中大居士 | |||
| 墓所 | 東京都台東区西浅草の長敬寺 | |||
| 官位 | 従五位下、但馬守、従四位下、民部大輔 中務大輔 |
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| 幕府 | 江戸幕府若年寄 | |||
| 藩 | 近江三上藩主 | |||
| 氏族 | 戸田氏→美濃遠藤氏 | |||
| 父母 | 父：戸田氏教、母：猿田氏、養父：遠藤胤富 | |||
| 兄弟 | 戸田氏庸、本多助賢、遠藤胤統、戸田氏綏 | |||
| 妻 | 正室：遠藤胤富の娘・恭寿院 継室：藤堂高嶷の娘 側室：小谷氏、平松氏 |
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| 子 | 花風院、娘（最上義昶正室）、遠藤亀若（次男）、 遠藤胤城（三男）、唯楽院、欽哉、 娘（遠藤胤昌正室）、養子：遠藤胤昌 |
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遠藤 胤統（えんどう たねつね/たねのり）は、近江三上藩の第5代藩主。三上藩遠藤家10代。江戸幕府の若年寄である。
寛政5年（1793年）11月22日、美濃大垣藩の第7代藩主・戸田氏教の三男として江戸呉服橋の戸田屋敷で生まれる。三上藩の第4代藩主・遠藤胤富の養子となり、文化8年（1811年）6月23日に胤富が病で隠居したため、家督を継いで第5代藩主となり、12月11日に従五位下・但馬守に叙位・任官する。
文化9年（1812年）2月3日に江戸城田安門番に任じられ、4月17日に日光祭祀奉行に任じられる。その後も江戸城馬場先門番、大坂加番など諸役を歴任し、天保8年（1837年）の大塩平八郎の乱では鎮圧で功績を挙げた。
また江戸幕府の第12代将軍・徳川家慶から寵愛を受けて若年寄に任じられ、嘉永5年（1852年）12月25日、江戸城西の丸造営の功績を賞されて、2000石の加増を受けて1万2000石の大名となる。万延元年（1860年）4月15日には城主格に任じられた。幕末期の幕政にも参与し、徳川将軍家の諸大名との婚姻の事務関係の処理を務め、第14代将軍・徳川家茂と和宮の婚姻もまとめる功を挙げている。文久元年（1861年）4月16日に軍制用掛・陸海軍備向に任じられ、7月15日に従四位下に昇叙され、7月19日には民部大輔に遷任された。
文久3年（1863年）10月7日、老齢を理由に家督を三男の胤城に譲って隠居する。元治元年（1864年）12月19日には中務大輔に遷任する。明治3年（1870年）9月25日に死去。享年78。
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