超執刀 カドゥケウス
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ジャンル | SF外科手術アクション |
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対応機種 | ニンテンドーDS |
開発元 | アトラス |
発売元 | アトラス |
人数 | 1人 |
メディア | DSカード |
発売日 | 2005年6月16日(日本版) 2005年10月11日(北米版) 2006年3月31日(欧州版) 2007年4月26日(ベスト版) |
価格 | 5,040円(日本版,税込) 2,980円(ベスト版) |
対象年齢 | CERO:12歳以上対象 ESRB:T(Teen) |
『超執刀 カドゥケウス』(Trauma Center: Under the Knife)は、株式会社アトラスが2005年6月16日に発売したニンテンドーDS用ソフトである。
2007年4月26日にアトラスベストコレクションで再販されている。
目次 |
[編集] 概要
ニンテンドーDSの特徴のひとつであるタッチパネルを最大限に生かし『SF外科アクション』という新たなジャンルを提案した。
プレイヤーは天才外科医・月森孝介となり、助手・利根川アンジュと共に謎の奇病ギルス (guilth) に侵された患者を救うべく立ち向かう。
一貫した物語を楽しむ為のシナリオが用意されており、一見するとアドベンチャーゲームのようだが、手術シーンではそのジャンル名の通りまさにアクションゲームである。かなり難度が高く、瞬時に的確な道具を選び、状況を見極めて効果的な処置を施さなければ目的の達成は難しい。
メーカーも予想外のヒットとなり、また再販が無い事から一時期は入手困難となっていたが、ベスト版として再販された。なお、ベスト版では難易度調整が追加されている他、パッケージのイラストも新たなものとなっている。
[編集] ストーリー
2018年、幾たびもの危機を乗り越えてきた人類の歴史に新たなる影が落ちる。
―――――死に至る奇病「ギルス(guilth)」。
その発生地、原因、有効な治療方法全てが不明である。その脅威に立ち向かうのが医療の裏の歴史を支え、あらゆる病の撲滅を目的とする世界組織「カドゥケウス」。主人公、月森孝介はカドゥケウスに身を寄せ、奇病と戦い、人々を救いながら医師として、そして人間として成長していく。
[編集] 登場人物
- 月森孝介(つきもり こうすけ)
- 本ゲームの主人公となる天才外科医。執刀中に超スピードで執刀を行える「超執刀」と呼ばれる神業を持つ。26歳。父親を病気で失っており、その事がきっかけで医師を目指す。謎の奇病「ギルス」に出会い、その事がきっかけで大きな流れに巻き込まれていく。ゲーム中では手術に失敗すると失踪してしまい、ゲームオーバーとなる。
- 利根川アンジュ(とねがわ あんじゅ)(声:中村サチコ)
- 特殊オペ看護士のライセンスを持つエリート看護士。月森の助手となる女性。21歳。医療に関する知識が豊富で優秀。登場時は月森を軽んじていたがストーリーが進むにつれ月森を認め信頼関係を築く。若さゆえに精神的に未熟な所もあるが、月森と共に医療活動に当たっていくうちに成長してゆく。
- 佐倉東吾(さくら とうご)
- 影を背負った若き外科医。カドゥケウス勤務2年目。月森の大学時代の同僚。彼の行動には謎が多く、良くない噂も付きまとっている。
- 明神さやか(みょうじん さやか)
- 男勝りな性格が災いして「鉄の女」と呼ばれている、カドゥケウスの常勤麻酔医。的確な判断力と冷静な行動でスタッフの信頼も厚い。
- 古村百恵(ふるむら ももえ)
- 序盤に月森に術式を教えてくれるベテラン看護助手。34歳。面倒見が良く慕われているが口うるさいことも。
- 新垣修也(あらがき しゅうや)
- クールなカドゥケウスの頭脳。25歳。カドゥケウスの病理研究室長を務める。様々な論文や研究を発表している。少々神経質。
- 沓掛真一(くつかけ しんいち)
- 月森の勤める北崎病院の外科部長兼、医局長。35歳。頼れる人間性と確かな腕で実質北崎病院のトップ。月森の研修医時代からの指導医。
- 北崎威一郎(きたざき いいちろう)
- 北崎病院院長。62歳。かつては日本を代表する名医であったが、ある出来事をきっかけにメスを置いてしまう。なお、同じアトラスのゲームである世界樹の迷宮に友情出演している。
[編集] 関連項目
- カドゥケウスZ 2つの超執刀(Wiiでのリメイク作品)
- カドゥケウス ニューブラッド(Wii版の続編で舞台が一新されている)
- 救急救命 カドゥケウス2(2008年08月07日発売予定のDS用ソフト。本作の3年後の物語)