赤い衝撃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドラマ | |
---|---|
Portal: テレビ Portal: ドラマ |
|
ドラマ一覧 日本のドラマ |
|
カテゴリ | |
テレビドラマ | |
プロジェクト | |
テレビドラマ | |
赤い衝撃(あかいしょうげき)は、1976年11月5日~1977年5月27日に放送されたテレビドラマ。赤いシリーズ第4弾。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] ストーリー
日本陸上界から期待されていた選手・大山友子。彼女は刑事・新田秀夫に淡く儚い恋心を抱いていた。しかし、秀夫が犯人逮捕の際に放った銃弾を誤って受け、下半身不随になってしまう。一方、同じく刑事の秀夫の父・雄作は、友子の義父で実業家の大山豪介の過去の悪行を追っていた…。
[編集] 詳細
赤いシリーズで、山口百恵が初めて主演することになったドラマである。それまで主演を務めてきた宇津井健が初めて退き(初回と後半に特別出演を果たしている)、山口百恵と三浦友和の主演作として、純愛、サスペンス、ドラマを成立させ、その人気をさらに強く決定づけた。
ふたりを取り巻く個性派キャスト陣の演技も大いに評判を呼び、初放映時は最高視聴率32.6%を記録した。ほんの僅かなシーンではあるが、柳生博、鈴木ヒロミツ、園佳也子、赤木春恵、十勝花子、野村昭子、夏夕介、岡まゆみ、清水章吾等も出演している。
日本航空の全面協力もあり、『赤い疑惑』同様、当時の日航の国内線の就航地(福岡経由の阿蘇・沖縄)でのロケがある。同様に、山口百恵が機内で倒れ、機内での緊急手術が行われる緊迫シーンが用意されている(下記参照)。ドラマに出てくる機体はDC-10だが、撮影にはセット(客室乗務員の訓練用の施設)が使われ、コクピットはボーイング747のコクピットになっている。
「着陸のショックで友子は死ぬ」という江崎の判断で、大阪国際空港へ緊急着陸しようとしていた沖縄発のDC-10が、ギリギリのところでゴーアラウンド(着陸やり直し)を行う。その後、燃料が尽きる30分前まで羽田空港周辺を旋回、その間に同乗していたユタカが、羽田空港のオペレーションセンターにいる江崎からの指示を仰ぎながら、友子の背中の神経に刺さっていたネジを取り出す・・・。
[編集] キャスト
- 大山友子:山口百恵
- 新田秀夫:三浦友和
- 大山豪介:中条静夫
- 大山鈴代:草笛光子
- 大山豊:中島久之
- 大山政子:原知佐子
- 新田雄作:田村高廣
- 新田の妻・文子:南田洋子
- 警視庁捜査二課長・水谷刑事(新田の上司):名古屋章
- 矢野ジロー:谷隼人
- 脳外科医・江崎ナツキ:宇津井健(特別出演)
- 大山の秘書・北川:長門裕之
- マロン製菓の令嬢・大杉ミサコ:木内みどり
- 鈴代の父・神田兵吉:大坂志郎
- ナレーション:中江真司
[編集] サブタイトル
- 青春をつらぬいた銃声一発
- かたき同士の家族
- 走れない娘の前に死が…
- 恋人よ足を返してください
- 母の告白
- 今夜限りお別れします
- 母の離婚
- 誰もとめられぬ僕たちの家出
- 助けて!火が私を燃やす
- 親が反対しても結婚します
- 阿蘇に煙る父母の秘密
- それは言えない!幻の父
- 私の父は誰ですか
- かたきの娘は嫁に出来ない
- 死を前にした愛の美しさ
- 父の蒸発
- 母の殺人
- 結婚するなら母は死にます
- さよなら私は海へ消えます
- 涙の恋、 珊瑚礁の海に散る
- 幻のお父さん!私の命を助けて下さい
- 私のすべてを捧げます
- 涙いっぱいの贈り物
- お願い私を一人にしないで
- 私の出生の秘密が今…
- 娘は悲し、父二人の争い
- 母と娘のさすらいの旅
- 流せ熱い涙、心ゆくまで
- 愛よ、走れ
[編集] 主題歌
[編集] 赤い衝撃リメイク
ホリプロダクション創立45周年、山口百恵引退25周年を記念した「伝説の赤いシリーズリメイク」第3弾として企画。主演は深田恭子の予定だった。
しかし、既にリメイクされた石原さとみの『赤い疑惑』や、綾瀬はるかの『赤い運命』が低視聴率だったため、急遽企画を変更。『赤い奇跡』という新作で挑むことになった。このことに対してホリプロは「(深田の)イメージが陸上選手に合わなかったため」とコメントしている。
TBS系 金曜21時台 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
赤い衝撃
|