西武グループ
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右側・西武鉄道本社ビル（所沢市・くすのき台）
西武グループ（せいぶグループ）とは、西武ホールディングスを持株会社とし、西武鉄道及びプリンスホテルを中心とする企業グループである。
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[編集] 概要
堤康次郎が創業した西武グループが前身。康次郎の死後、三男・堤義明が西武鉄道グループを引き継いだ。一方、西武百貨店を引き継いだ次男・堤清二は同社を核として西武流通グループ（後のセゾングループ）を形成した。
「西武グループ」という呼び名は、鉄道・流通両グループ形成前のグループの名称、又はその後の西武鉄道グループとセゾングループの両グループの総称としても使われているが、現在は「西武ホールディングスを中心としたグループ」の意味で使うことが多い。
コーポレート・スローガンは「でかける人を、ほほえむ人へ。」。
[編集] 主要グループ企業
西武グループは、下記の企業を含め100社[1]により構成されている。
| 事業名称 | 設立 | 業態 |
|---|---|---|
| 西武ホールディングス | 2006年 | グループの持株会社 |
| 西武鉄道 | 1894年 | 鉄道事業者 |
| 近江鉄道 | 1896年 | 鉄道事業者 |
| 伊豆箱根鉄道 | 1916年 | 鉄道事業者 |
| 豊島園 | 1926年 | 遊園地運営 |
| 伊豆箱根バス | 1928年 | バス事業会社 |
| 西武バス | 1932年 | バス事業会社 |
| 西武建設 | 1941年 | 建設会社 |
| 西武運輸 | 1944年 | 運送会社 |
| プリンスホテル | 1956年 | ホテル・レジャー事業会社 |
| 西武ハイヤー | 1967年 | タクシー・ハイヤー事業会社 |
| 西武商事※ | 1974年 | 商業施設運営 |
| 埼玉西武ライオンズ | 1979年 | プロ野球興行運営会社 |
| 横浜・八景島シーパラダイス | 1993年 | 複合型遊園地運営 |
| 西武車両 | 1996年 | 車両保守整備会社 |
| 西武不動産 | 1998年 | 不動産事業会社 |
| 西武不動産流通 | 2005年 | 不動産事業会社 |
※埼玉県狭山市に本社を置く清涼飲料水の卸売・販売等を行っている自動販売機オペレーターの同名の他社企業があるが、そちらは西武グループとは無関係。⇒参照
[編集] 過去の主要グループ企業・事業
- 西武軌道荻窪線
- 西武大宮線
- 岳南鉄道
- 西武バス
- 江戸川乗合自動車商会／ダット自動車
- 中野乗合自動車
- 青梅自動車
- 伊豆下田バス
- 初島航路・大島航路
- 浜名湖観光汽船
- 箱根早雲山自動車道路
- 帝都百貨店・武蔵野食糧
- バーガーキング
- 過去に存在したプリンスホテルの施設
- ホテル松濤
- 新宿園孔雀館・白鳥座・庭園劇場
- 池袋マンモスプール
- 日向ゴルフコース・宮崎小林ゴルフコース・鹿屋ゴルフコース
- マケナゴルフコース
- 福井和泉スキー場・伊吹山スキー場
- 初島キャンプ場
- 大洋球団
- 朝日工業
- 東京護謨・愛知ゴム工業
- 西武ポリマ化成・丸東産業
- 分譲に付随する水道事業
- 国分寺・国立
- 高田農商銀行
- 日本開発
- コクド原宿本社ビル
- 西武アラスカ、インク
[編集] SEIBUプリンスカード
2006年9月には新生西武グループの象徴として旧セゾングループのクレディセゾンとともにPASMO対応のクレジットカード「SEIBUプリンスカード」の発行を開始した。このカードのイメージキャラクターに傘下プリンスホテル所属のフィギュアスケート選手荒川静香を起用している。
このカードは、西武グループのぺぺ（西武新宿・本川越・飯能・入間・軽井沢）や、ステーションビル（狭山・武蔵関）にある店舗で提示すると、105円につき1ポイントが加算される。そして、各ぺぺ（軽井沢は除く）・西武狭山ステーションビルの地下1階にある、食鮮市で毎週土曜日に利用すれば、ポイントは2倍である。また、食鮮市では、「エコ・スタンプカード」というものがあり、このカードにスタンプが、20個そろえば、プリンスカードに、20ポイント加算される。そして、毎月25日には、ぺぺ全館ポイント2倍である。
そのほかに、BIG BOX 高田馬場、プリンスホテル、西武不動産、一部の駅売店で利用できる。また、西武園ゆうえんちや豊島園で提示すれば入場料が割引される。
