表現者 (雑誌)
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『表現者』（ひょうげんしゃ）は、株式会社イプシロン出版企画が発行する隔月刊の文芸・オピニオン雑誌である。月刊誌『発言者』の後継誌として2005年6月発刊。真正保守思想を掲げる雑誌である。
毎年＜「表現者」賞＞を公募している（後述）。偶数月の16日頃発売。一冊1000円（消費税込）。
目次 |
[編集] 常連執筆者／連載
- 西部邁 - 憶い出の人々（1号～）、保守思想の辞典（1号～15号）
- 寺田博 - 時代小説の楽しみ（1号～）
- 富岡幸一郎
- 佐伯啓思
- 東谷暁 - 通俗国民経済論（1号～）
- 宮本光晴 - 現代ビジネス文明批判（1号～）
- 安岡直 - 理性と現実（1号～14号、16号～）
- 城戸朱理 - 日本人の眼（1号～）
- 原洋之介 - アジアとの交わりを顧みて（1号～）
- 中野剛志 - 理論と実践の間（1号～）
- 兵頭二十八 - 近代未満の軍人たち（1号～）
- 新保祐司 - 終末時計の針の下に（12号～）
- 佐藤洋二郎 - 東京（15号～）
- 正津勉 - 詩人の死（1号～）
- 宮里立士 - 琉球文藝考（1号～）
- 小林雅一 - 新世界事象（2号～6号、8号～15号）
- 前田雅之 - 古典学徒のやぶにらみ（3号～）
- 西村幸祐 - 幻の黄金時代（10号～）
- 杉原志啓 - さあ、面白い歴史物語を読もう（10号～）
- 石平 - 他者としての日本と中国（13号～）
- 寺脇研 - 55歳、はじめて「アメリカ」を知る（14号～）
- 新田一郎 - 閑窓相撲雑話（15号～）
- 内藤陽介 - 切手の中の日本と韓国（15号～）
[編集] 号変わり執筆
[編集] 過去の連載
- 柳沢賢一郎 - 阿呆の見た近代文明（1号～6号／第一回タイトルは「経済遠望」）
- 佐藤洋二郎 - 「スタイル」をめぐって（1号～5号、7号～14号）
- 高澤秀次 - 吉本隆明論（1号～12号）
- 新保祐司 - シベリウス（1号～5号）、テレビを見るヒント（6号～11号）
- 中沢けい - 「道具と仕事と眼」（1号～5号、7号～9号、11号）
- 保阪正康 - 田中角栄論（1号～4号、6号～9号）
- （号変わり執筆） - 表現の現在（1号～6号）
- 植草一秀 - 日本経済の深層（7号～8号）
[編集] 編集部
- 編集委員
- 富岡幸一郎（代表）
- 前田雅之（4号から）
- 宮本光晴（13号から）
- 佐藤洋二郎（14号から）
- 西村幸祐（14号から）
- 顧問
- 西部邁
- 佐伯啓思
[編集] 過去の編集委員
- 高澤秀次（12号まで）
- 東谷暁 （13号まで）
[編集] 刊行協力会
- 代表幹事
- 幹事
[編集] 「表現者」賞
2005年12月より、毎年＜「表現者」賞＞を公募している。受賞作は本誌に全文が掲載される。選考委員は榊原英資、寺島実郎、西部邁、富岡幸一郎。
内容は「政治、外交、社会、経済、文化等の各テーマあるいは各領域の横断的な思考による評論文」。枚数は400字詰め原稿用紙30枚程度。3月31日に募集を締め切り、総評・受賞作は7月号に掲載される。賞金は受賞作（一篇）30万円、佳作（二篇）10万円。他、奨励作が数篇選出される。
[編集] 第一回
- 受賞作 - 多言語社会の中の日本語と日本人―台湾の言語状況から問う （金子昭）
- 佳作 - （該当作なし）
- 奨励作 - デモスを恐れる勿れ（上橋泉）、大転落（神谷光信）、村上春樹にみる近代日本のクロニクル（藤井聡）
[編集] 第二回
- 受賞作 - （該当作なし）
- 佳作 - 「叙述の危機」をめぐって―保守主義の現代的可能性（前田亮介）
- 奨励作 - 〝アプレ・ゲール〟へのレクイエム―「平和」と「民主主義」をめぐる福田恆存の箴言（岡本英敏）
[編集] 別冊
『表現者』2005年12月号別冊として、『酒場の真剣話』が刊行された。西部邁と宮崎学による共著。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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