篠原勝之
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篠原 勝之（しのはら かつゆき、1942年4月15日 - ）は、日本の芸術家、タレント。自らを「ゲージツ家」と称している。愛称は「クマさん」。
北海道札幌市生まれ、室蘭市育ち。血液型B型。北海道室蘭栄高等学校卒業、武蔵野美術大学中退。クマスファクトリー所属。
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[編集] 略歴
生まれてすぐジフテリアにかかり嗅覚と左耳の聴覚を失った[1]。
1973年から1979年まで唐十郎主宰「状況劇場」の美術を担当。細密な鉛筆画を下書きとしたB全ポスターは現在も人気が高い。
嵐山光三郎、赤瀬川原平、南伸坊、糸井重里、村松友視らと親しくなり、彼らの本を「面白エッセイ」として次々に刊行していた情報センター出版局から、1981年に『人生はデーヤモンド』を刊行。独特の文体とキャラクターで人気を博す。
溶接オブジェを得意とし「鉄のゲージツ家」として紹介されることが多いが、ガラスや銅版画での作品も発表している。日頃から自分の作品を「芸術」ではなく「ゲージツ」と言っている。
スキンヘッドに着流し姿がトレードマーク。愛称の「クマさん」は、本名よりもこちらの名前のほうが浸透している。ビートたけしやタモリと親しく、彼らの番組にしばしば登場する。ビートたけしのことを「ビートの旦那」と呼ぶ、数少ない人物でもある。
前妻との間に1男1女をもうけている[1]。
[編集] 著書
[編集] 単著
- かげ 篠原勝之作画 すばる書房, 1976.12 (すばるの絵本)
- ルビーの目 篠原勝之作画、 絵本館, 1980.4
- 人生はデーヤモンド 情報センター出版局, 1981.9
- 嵐の中をアカ犬が走る 冬樹社, 1983.2
- デーヤモンド・ヘッド 新潮社, 1984.12
- 放屁庵退屈日記 角川書店, 1985.10
- クマさんタコを喰らう 青山書房, 1986.3
- ケンカ道 その“究極の秘技”を探る 祥伝社, 1987.12
- アイアンチャイルド ネスコ, 1989.3
- 毛の生えたレンアイ ベストセラーズ, 1992.11
- クマさんのゲージツ日誌 毎日新聞社, 1994.5
- 天外天風 ゲ－ジツ無頼帖・内モンゴル熱風篇 マガジンハウス, 1994.3
- クマさんのやっぱり役に立たない人生相談 サンドケー出版局, 1995.10
- Kuma's iron circus スコラ, 1995.5
- 鉄のおもいで 講談社, 1997.7
- Kuma's KUMAのほとんど総て 平凡社, 2000.9
- 蔓草のコクピット 文藝春秋, 2001.6
[編集] 共著
- かものおかあさんとりくのたび シートン作 篠原勝之絵 学習研究社, 1969
- ざしきわらし 吉田タキノ作、篠原勝之絵 理論社, 1970
- のこぎりざめととんかちざめ ショボー作 篠原勝之絵 学習研究社, 1970
- 海辺のマーチ 中野みち子作 篠原勝之絵 理論社, 1971
- 八月がくるたびに おおえひで作、篠原勝之絵 理論社, 1971)
- 真夏の旗 三木卓作 あかね書房, 篠原勝之絵 1971
- 鋼鉄都市 アイザック・アシモフ作, 篠原勝之絵 あかね書房, 1971
- まほうのゆび ロアルド・ダール作, 篠原勝之絵 あかね書房, 1971
- 月世界の核爆発 パトリック・ムーア作, 篠原勝之絵 あかね書房, 1972
- 日本海の詩 鶴見正夫少年詩集 鶴見正夫詩 篠原勝之絵 理論社, 1974
- 八月がくるたびに おおえひで作 篠原勝之絵 理論社, 1978.3
- クジラがクジラになったわけ テッド・ヒューズ作 篠原勝之絵 旺文社, 1979.7
- いばらひめ グリム作 篠原勝之絵 小学館, 1979.11
- 糸姫 唐十郎作 篠原勝之画 青林堂, 1983.7
- Kの食卓 デーヤモンドスーパーメニュー 篠原勝之文 長友啓典画 角川書店, 1986.8
[編集] 現在の出演番組
[編集] 主な出演作品
[編集] テレビ番組
[編集] CM
[編集] DVD
- 『KUMA・トマム 篠原勝之のゲージツとトマムの幻想世界』（2006年9月7日）シンフォレスト
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
- TBS「いのちの響」
[編集] 外部リンク
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