秋山エリカ
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秋山 エリカ(あきやま エリカ、1964年12月31日-)は、東京女子体育大学准教授、体操コーチ、日本の元新体操選手。福岡県出身。中村学園女子高等学校→ 東京女子体育大学卒業。
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[編集] 略歴
- 幼いころは病弱だったが、バレエに親しむ。
- 中村学園高校在学中、器械体操から新体操に転向。はじめはミスが多かったものの、東京女子体育大学に進学したころから、頭角を現しはじめる。
- 様々な工夫を施した演技構成・種具操作と、特に肩の関節の柔らかさを駆使した独創的な動きに定評があった。特にフープの首キャッチ、フープの蹴り上げ、リボンの蹴り上げなどは彼女のオリジナルである。
- ロサンゼルス・ソウル両オリンピックに出場し、1984年から1989年まで全日本選手権で6連覇を達成する。
- 1989年の世界選手権では、予選で上位国の選手が2人ずつに絞られた効果もあったが、堂々の8位入賞を果たした。ソ連・ブルガリアといった新体操強国が参加した世界選手権としては、日本人最高順位である。翌1990年に現役を引退した。
- 現在は海外でのコーチ研修などを経て、後進の指導にあたっている。多彩な工夫を盛り込んだ秋山の指導により、世界の舞台に立っている選手も多い。
- また、テレビ放送の解説者や講演会の講師、東京女子体育大学准教授としても活躍している。現役時代から演技にこだわりを持ち、妥協を許さないことでも知られている。
[編集] 主な試合結果
- 1983年 世界選手権大会(ストラスブール)日本代表(個人総合27位)。
- 1984年 ロサンゼルスオリンピック出場(個人総合13位)。(56.050)
- 1985年 世界選手権大会(バリャドリッド)日本代表(個人総合30位)。
- 1987年 世界選手権大会(バルナ)日本代表(個人総合16位)
- 1988年 ソウルオリンピック出場(個人総合15位)。(58.050) 。
- 1989年 世界選手権大会(サラエボ)日本代表(個人総合8位入賞)。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 浅井慎平撮影「'84ブラザーカップ新体操写真集~Passion flowers」日本文化出版(1984/07)
- 加茂佳子・後藤忠弘・山田真一(写真)「スポーツのみかた1新体操」保育社カラーブックス(1984/08)