福岡県立三池高等学校

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福岡県立三池高等学校（ふくおかけんりつみいけこうとうがっこう）は、福岡県大牟田市にある男女共学の県立高等学校である。

目次 1 概要 2 歴史 3 年間行事 4 校訓 5 校歌 6 学区 7 交通 8 その他 9 著名な卒業生 10 関連項目 11 外部リンク

[編集] 概要

全日制普通科。2～3年に一度の割合で東京大学合格者を出し、京都大学合格者は毎年輩出している。その他、九州大などの国公立大学に半数近くが進学する。またディベートにも力を入れていて、ディベート甲子園九州大会に毎年出場、全国大会にも数回出場している。

2006年には全国高等学校クイズ選手権に福岡県代表として参加した。

[編集] 歴史

大牟田地方には明治初期に福岡県立橘中学校があったが、その廃校後は中学校はなく、中学校への進学希望者は八女中学校か中学伝習館への進学を余儀なくされていた。このような事情のもと、銀水村の村長・千田誠一の銀水村への中学校誘致への積極的な働きかけのもと実現した。

この三池中学校は1917年、上官町の第五大牟田尋常小学校の仮校舎で授業が開始された。一年後三池郡銀水村草木に新築校舎を作り移った。県立三池中学は戦後の学制改革で1948年に三池高校となった。

[編集] 年間行事

• 4月 - 入学式、規律と友情の体験学習（諫早）
• 5月 - 九大見学（2年
• 6月 - 大運動会
• 7月 - 校内体育大会、スピーチコンテスト
• 8月 - 夏期セミナー、マナー講座（2年）
• 9月 - 総合文化発表会
• 10月 - 中学生体験入学、公開授業
• 12月 - 人権講演会、冬季課外
• 1月 - スキー合宿研修、冬季課外
• 2月 - 創立記念日講座、ディベート大会、マラソン大会（1,2年）
• 3月 - 卒業証書授与式、柔剣道・球技・ダンス大会

[編集] 校訓

• 進取 前途の困難を排し、何事にも自分で進んで取り組むという開拓精神や積極性を示す。
• 至誠 天地自然万物に対する感謝の念をもって、物事に接するという思いやりや真心を示す。
• 自治 自らの主体性を高め、責任感と義務感を持つという自律の精神を意味する

[編集] 校歌

• 作詞：頓田元穂
• 作曲：横田三郎

[編集] 学区

福岡県第11・12学区。

• 大牟田市
• みやま市
• 柳川市
• 大川市
• 久留米市のうち三潴・城島中学校の校区（旧三潴町・城島町）
• 三潴郡大木町

かつては第12学区（大牟田市および当時の三池郡高田町）に含まれていたが、2003年度より第11学区と第12学区が統合されたため通学区域が拡大した。

[編集] 交通

• JR鹿児島本線銀水駅
• 西鉄天神大牟田線西鉄銀水駅
• 西鉄バス大牟田草木バス停

[編集] その他

• 体育祭の号令はドイツ語であり、旧制中学の名残がある。

[編集] 著名な卒業生

• 上田清司（元衆議院議員、現埼玉県知事）
• 田島誠司（マツダロータリーエンジン開発チーフエンジニア）
• 毛利恒之（脚本家）
• 鳥井守幸（元サンデー毎日編集長、帝京平成大学教授）
• 龍隆行（元プロ野球選手）
• 港健二郎（映画監督・脚本家）
• 福井健夫（郷土史家）
• 檀克義（ローランド会長）
• 中村和彦（映画監督・脚本家）
• 杉内えりか
• 松尾浩也（法学者、東京大学名誉教授）
• 桑原潤（元ヤクルト社長・ヤクルトスワローズオーナー）
• 徳永富士夫 （一橋大学総務部企画課長、元文部官僚）
• 尾形圭士郎（漫画家）
• 萩森千聖 (少女漫画家)

[編集] 関連項目

• 福岡県高等学校一覧

[編集] 外部リンク

• 福岡県立三池高等学校