石部トンネル
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石部トンネル（せきべトンネル）
- 国道150号にあるトンネルの名称。国道150号新日本坂トンネルを参照。
- JR東海道本線のトンネル。本項で説明。
石部トンネル（せきべトンネル）は、静岡県静岡市駿河区と焼津市にまたがる東海道本線のトンネルである。 神戸側の旧石部トンネル下り線坑口の一部が崩落して海岸に横たわる光景が、廃線跡探索を趣味とするファンにはあまりにも有名。
現在の石部トンネルは東京側坑口が開業時の石部トンネルのもので、神戸側坑口は改良工事によって石部トンネルと結合された、旧磯浜トンネルのものである。旧磯浜トンネルの東京側はゴミ処理場となっており、現在ではその姿を見ることはできない。東海道本線が日本坂トンネルを使用していた時代にも改良工事が計画されたが、戦争の激化で着手されなかった。改良工事が成ったのは戦後のことである。
[編集] 沿革
- 1889年（明治22年） - 焼津側の磯浜トンネルとともに開通。
- 1909年（明治42年） - 用宗駅開業。
- 1911年（明治44年） - 複線化。
- 1944年（昭和19年） - 東海道本線を日本坂トンネル（現在の東海道新幹線日本坂トンネル）に移設。
- 1948年（昭和23年） - アイオン台風により石部トンネルの一部が崩落。
- 1962年（昭和37年） - 磯浜トンネルと結合する改修の後、東海道本線を日本坂トンネルより移設。
