熊本市動植物園
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情報 | ||||
正式名称 | ||||
愛称 | ||||
前身 | ||||
専門分野 | 総合 | |||
事業主体 | 熊本市 | |||
管理運営 | 熊本市 | |||
開園 | {{{開園}}} | |||
所在地 | 〒862-0911 熊本県熊本市健軍5丁目14-2 |
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電話 | 096-368-4416(動物ゾーン) 096-368-5615(植物ゾーン) |
熊本市動植物園 (くまもとしどうしょくぶつえん)は、熊本県熊本市健軍5丁目14番2号にある、熊本市営の動物園・植物園。遊園地を併設している。
目次 |
[編集] 概要
植物園や遊園地を併設する憩いの場となっている。
昭和33年までは水前寺にあった。昭和の初め、各地の動物園の成功により熊本市でも設置の気運が高まったため、水前寺成趣園との相乗効果や、水前寺まで運行していた熊本市電の利用促進を兼ねて水前寺成趣園の東側に開園した。
戦後の復興や高度成長に伴うレクリエーション形態の変化に伴い、手狭になった敷地からの移転が検討され、江津湖と一体となった「水辺動物園構想」により現在地へ移転した。
[編集] 施設情報
[編集] 動植物園共通
- 住所:熊本県熊本市健軍5丁目14番2号
- 開園時間:9時-17時(入園は16時30分まで)
- 休園日
- 月曜日(祝日または第4月曜日の場合は開園し、次の平日が休園)
- 年末年始(12月30日-1月1日)
- 入場料
- 大人・高校生:300円
- 小・中学生:100円
- 乳幼児:無料
- 団体(30名以上)の場合は2割引
[編集] 動物ゾーン
- 鳥類
- オウム科
- モモイロインコ
- キバタン
- インコ科
- セキセイインコ
- ルリコンゴウインコ
- アカコンゴウインコ
- ベニコンゴウインコ
- ヤマブキボタンインコ
- カモ科
- コクチョウ
- コブハクチョウ
- クロエリハクチョウ
- カナダガン
- エジプトガン
- ホオジロオナガガモ
- アメリカオシ
- オシドリ
- インドガン
- キジ科
- ニホンキジ
- ニジキジ
- ハッカン
- ミヤマハッカン
- サンケイ
- オナガキジ
- キンケイ
- キンイロキンケイ
- ギンケイ
- アオミミキジ
- インドクジャク
- シロクジャク
- ホロホロチョウ
- ベニジュケイ
- コノハドリ科
- ルリコノハドリ
- シジュウカラ科
- シジュウカラ
- ダチョウ科
- ダチョウ
- ヒクイドリ科
- ヒクイドリ
- ツル科
- タンチョウ
- シロエリオオヅル
- ホオジロカンムリヅル
- ハト科
- キンバト
- キンミノバト
- ムネアカカンムリバト
- オオギバト
- フクロウ科
- フクロウ
- メンフクロウ科
- メンフクロウ
- フラミンゴ科
- チリーフラミンゴ
- ベニイロフラミンゴ
- サイチョウ科
- カササギサイチョウ
- サギ科
- アオサギ
- ペリカン科
- モモイロペリカン
- ペンギン科
- フンボルトペンギン
- ハヤブサ科
- ハヤブサ
- オウム科
- 哺乳類
- アシカ科
- オタリア
- クマ科
- コディアックグマ
- エゾヒグマ
- ホッキョクグマ
- ウマグマ
- アライグマ科
- アライグマ
- ネコ科
- ライオン
- クロジャガー
- アムールトラ
- カピバラ科
- カピバラ
- ウマ科
- ポニー
- ミゼットポニー
- グラントシマウマ
- サイ科
- シロサイ
- カバ科
- カバ
- ラクダ科
- フタコブラクダ
- ラマ
- シカ科
- シロダマジカ
- シフゾウ
- ニホンジカ
- キリン科
- マサイキリン
- ウシ科
- シロオリックス
- トカラヤギ
- ミミナガヤギ
- サフォーク
- クスクス科
- ブチクスクス
- カンガルー科
- アカカンガルー
- オオコウモリ科
- ルーセットフルーツコウモリ
- キツネザル科
- ワオキツネザル
- エリマキキツネザル
- オマキザル科
- リスザル
- クロクモザル
- オナガザル科
- パタスザル
- ニホンザル
- マントヒヒ
- マンドリル
- シシオザル
- キンシコウ
- ショウジョウ科
- チンパンジー
- ゾウ科
- アフリカゾウ
- アシカ科
- 爬虫類
- リクガメ科
- ムツアシガメ
- ヌマガメ科
- クサガメ
- アカミミガメ
- ニホンイシガメ
- ニシキヘビ科
- アミメニシキヘビ
- イグアナ科
- グリーンイグアナ
- アリゲーター科
- メガネカイマン
- リクガメ科
[編集] 遊園地ゾーン
- 観覧車
- チェーンタワー
- ティカップ
- メリーゴーランド
- 新幹線
- 子供列車
- モノレール
- ミラーハウス
- バイキング
- ドルフィンパラダイス
- ディスク・オー
[編集] 植物ゾーン
[編集] 交通アクセス
[編集] 歴史
- 1928年(昭和3年) - 建設承認、各地の動物園を視察
- 1929年(昭和4年)7月 - 水前寺成趣園の東側に開園。敷地面積9,900m²
- 1931年(昭和6年) - 園地を2,000m²拡張
- 1943年(昭和18年) - 第二次世界大戦の戦況悪化に伴い、空襲時に猛獣が脱出する恐れがあったために、猛獣に該当する動物を殺処分した。猛獣処分は1944年まで続き、ゾウのエリーなども電死させられた。
- 1945年(昭和20年)3月 - 閉園
- 1947年(昭和22年)10月 - 開園
- 1958年(昭和33年) - 熊本市東部地区開発既成会発足、江津湖周辺を観光地として整備する構想
- 1963年(昭和38年) - 移転候補地の検討、江津湖畔への移転を決定
- 1966年(昭和41年) - 水辺動物園建設準備室設置
- 1969年(昭和44年)2月28日 - 閉園(水前寺)
- 1969年(昭和44年)4月1日 - 開園(水辺動物園)。敷地面積102,000m²
- 1986年(昭和61年) - 緑と水の祭典第4回全国都市緑化くまもとフェア「グリーンピック'86」開催。熊本動物園は「アニマル広場」として会場の一部となる。
- 時期不詳 - 植物園が加わる
- 時期不詳 - 熊本動物園から熊本市動植物園に改称
[編集] 参考資料
- 「熊本動物園60周年記念 動物園ものがたり」熊本動物園 1989