沢入駅
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沢入駅（そうりえき）は、群馬県みどり市東町沢入962番地にあるわたらせ渓谷鐵道わたらせ渓谷線の駅である。
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[編集] 駅構造
- 相対式2面2線の地上駅。駅舎はログハウスで沢入簡易郵便局を併設。無人駅。列車交換が最終を除き、当駅か神戸駅で設定されている。そのため、栃木県日光市足尾町内（足尾駅）では、トロッコやイベント列車を除き、普通列車同士の交換は行われない。事実上当駅が最後の列車交換駅になっている。
- この付近に流れる渡良瀬川に「御影石」と呼ばれる石があり、国道が未整備だった頃は、足尾線の貨物を利用し、当駅を御影石の積載所としていた。現ホームの足尾側に、もう1本ホーム跡と思われる石積みがある。
[編集] 利用状況
朝夕の通学（地元中学生も利用する）の他は、地元の住民が数名利用。袈裟丸山へのアクセス駅だが、登山口まで遠い為、登山目的で利用する人は少ない。そのかわり、列車同士の交換をする時、下り列車で5分の待ち合わせがある時には、下りホームにある紫陽花などの花を見ることができ、途中の旅の駅として楽しめる。
[編集] 日本一（国鉄）だった最急曲線「坂東カーブ」
沢入駅から原向駅までの区間は、同鉄道の中でも急勾配区間に当たる。特に落石に注意する場所が数か所あり、国鉄時代でも台風や大雨が降ると落石があり、運転を見合わせることがあった。その中の場所に、坂東カーブがある。この坂東とは、群馬県渋川市にある坂東と大きく関わりがあるとされている。この区間も、C12による重連運行が行われていた。自力加速が可能なディーゼルカーでさえも、全力力走にしても足尾方面の場合４０ｋｍ/ｈが限界である。逆に桐生行きは勾配を下るため惰性走行でもかなりの速度が出るために、坂東カーブ入口手前に、速度照査式のATSが設置されている。
[編集] 駅周辺
[編集] 歴史
- 1912年（大正元年）12月31日 足尾鉄道の駅として開業。当時の読みは「そおり」。
- 1918年（大正7年）6月1日 国有化され、足尾線の駅となる。
- 1987年（昭和62年）4月1日 国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 1989年（平成元年）3月29日 JR足尾線の第三セクター鉄道化により、わたらせ渓谷鐵道の駅となる。同時に読みを「そうり」に変更。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
| わたらせ渓谷鐵道わたらせ渓谷線 |
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