横浜市立大学
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横浜市立大学
大学設置 | 1949年 |
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創立 | 1882年 |
学校種別 | 公立 |
設置者 | 公立大学法人横浜市立大学 |
本部所在地 | 神奈川県横浜市金沢区瀬戸22番2号 |
キャンパス | 金沢八景(横浜市金沢区) 福浦(横浜市金沢区) 鶴見(横浜市鶴見区) |
学部 | 国際総合科学部 医学部 |
研究科 | 国際総合科学研究科 医学研究科 |
ウェブサイト | 横浜市立大学公式サイト |
横浜市立大学(よこはましりつだいがく、英称:Yokohama City University)は、神奈川県横浜市金沢区瀬戸22番2号に本部を置く日本の公立大学である。1949年に設置された。大学の略称は横市(よこいち)、市大(しだい)、浜大(はまだい)、英略・YCU等。
目次 |
[編集] 概観
[編集] 大学全体
横浜市立大学は、横浜市立横浜商業学校(Y校)専修科を母体として設立された横浜市立横浜商業専門学校(Y専)、私塾鎌倉アカデミア、横浜医科大学を母体として、1949年の学制改革に伴い新制大学として誕生した。
現在の校名は、学制改革による大学昇格時に決定した名称である。官立の新制大学(前身は旧制横浜経済専門学校・旧制横浜工業専門学校・神奈川師範学校・神奈川青年師範学校)、横浜市立の新制大学(前身は旧制横浜市立経済専門学校)、旧制横浜専門学校の3校がともに「横浜大学」を名称として申請したため、協議を行うこととなった。その結果、各校がともに譲歩し「横浜大学」の名を使用しないことを決定した。その際、官立の新制大学は「横浜国立大学」、横浜市立の新制大学は「横浜市立大学」、旧制横浜専門学校は「神奈川大学」を使用することとされ、現在の大学名が決定された。
[編集] 教育および研究
2005年4月に商学部・国際文化学部・理学部の3学部を統合し国際総合科学部を設置、看護短期大学を医学部へ統合するなどの大幅な改組を行った。
国際総合科学部は国際総合科学科という学科一つのみで構成され、その中に国際教養学系・理学系・経営科学系の三学系を設置し各学科には二つのコースが設けられている。プラクティカルなリベラルアーツ(実践教養)を理念としている。
国際的に通用する人材を育てることを目標とし、英語教育を重視している。3年次に進級するにはTOEFL PBT500点程度以上の成績が無ければならない。英語教育は週三日必修となっている。
[編集] 沿革
- 1882年 旧商学部の起源となる横浜商法学校(後の横浜商業学校)設立。
- 1928年 横浜市立横浜商業学校(Y校)専修科を母体として横浜市立横浜商業専門学校(Y専)設立。
- 1949年 学制改革により横浜市立大学となる。
- 1952年 横浜市立医学専門学校を前身とする市立横浜医科大学と統合し、医学部・文理学部を設置。
- 1963年 国鉄鶴見事故で三枝博音学長が死去。大学葬が執り行われた。
- 1987年 福浦キャンパス設置。
- 1995年 文理学部を改組し、国際文化学部・理学部を設置。看護短期大学部を設置。
- 1997年 医学部附属高等看護学校廃止。
- 2005年 商学部・国際文化学部・理学部の3学部を統合し国際総合科学部、看護短期大学を医学部に統合し医学部看護学科を設置。公立大学法人に運営を移行。
[編集] 教育および研究
[編集] 組織
[編集] 学部
- 国際総合科学部
- 国際総合科学科
- 国際教養学系
- 人間科学コース
- 国際文化創造コース
- 理学系
- 基盤科学コース
- 環境生命コース
- 経営科学系
- 政策経営コース
- 国際経営コース
- 融合領域
- ヨコハマ起業戦略コース
- 国際教養学系
- 国際総合科学科
- 医学部
- 医学科(6年制)
- 看護学科
[編集] 大学院
- 国際総合科学研究科
- 医学研究科
[編集] 学生生活
学生の規律ある自治共同の生活を通して、その人間形成と厚生の充実を目的として、男子寮(夕照寮)と女子寮(萌生寮)を設置している。それぞれ、男子寮が約70名、女子寮が約30名生活している。
[編集] 大学関係者一覧
[編集] 公式サイト
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