桜井長一郎
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桜井 長一郎（さくらい ちょういちろう、1917年（大正6年）10月31日 - 1999年（平成11年）3月4日）は、日本の声帯模写芸人。東京都出身。元・東京演芸協会会長。
「声のスタイルブック」と称してモダンな語り口の漫談を交えながら、政治家、映画スター、楽器、動物まで、幅広いレパートリーの物真似を披露し人気を博した。琴の音を真似る最中に客に向かって言う「上見てたってダメですよ、あたしが口でやってるんだから」のフレーズがお馴染み。
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[編集] 来歴
素人時代より物真似を得意とし、1948年（昭和23年）にNHKの「素人のど自慢演芸会」に出場して優勝。1952年（昭和27年）に30才を越えてから芸の世界に入る。 1999年（平成11年）3月4日、東京都八王子市の自宅でくも膜下出血により死去。朝、妻が起こしにいくと眠ったまま亡くなっていたという。享年81。
[編集] エピソード
舞台で琴の音色を真似ている最中、あまりにもそっくりだったため客席のお婆さんが隠したスピーカーから本物の琴の音を流してると思い込み、スピーカーを探して舞台の天井を覗き込んだ。その様子を見た舞台上の桜井が「上見たって何もないですよ」と声をかけたのが大ウケとなり、以来これをお馴染みのギャグとした。
[編集] レパートリー
「長谷川一夫」「勝新太郎」「山本富士子」「浦辺粂子」「田中角栄」「浅沼稲次郎」「三船敏郎」「阪東妻三郎」「田村正和」他
[編集] 受賞歴
1948年（昭和23年）NHK「第1回素人のど自慢演芸会」演芸部門コンクール 優勝（素人時代）
[編集] 著書
花王名人劇場選書「おのおのがた 声帯模写30年」（レオ企画）1984年（昭和59年）11月出版 ISBN 9784897560458
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